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    “素”の二人をお届け!構成・出演、向井康二&室龍太!『ムロムカイ』2025年1月・2月東京と大阪で上演決定!!

    2025年1月より、構成・出演を向井康二と室龍太が務める『ムロムカイ』の上演が決定した。
    関西ジュニア時代より切磋琢磨し、今なお親交が深い二人。日頃から、向井が室と「いつか二人で舞台をやりたい!」と話していたことから企画が実現する。約1年前に実際に公演が決まった時は、向井も室も「マジか!!」とビックリしつつも、早速、舞台のイメージや構成を考え始めた。

    気になる内容は、彼ら二人の日常に近いようなお芝居がベースになる。二人のセリフはほぼノンフィクション!彼らが日常でどのような会話をしているのか?! “素”の二人をお届けします!!

    ★向井康二 コメント
    僕らの日常を覗いているような舞台をつくります!ノンフィクションではなく、ミドルフィクション?くらい、普段の僕たちをお届けします!舞台ですが、予習とかもせずにフラッと来ていただけるとうれしいです。二人の空気感でお客さんと楽しい空間に出来ればと思いますので、ぜひお越しください。

    ★室龍太 コメント
    これまでの舞台では康二が観にきてくれる時に限ってセリフを噛んでしまうのですが、今回は康二と一緒に出演するので噛まないようにがんばります(笑)。関西ジュニアのときから一緒に活動してきた僕らですから、各々が得たものをこの舞台の端々に感じていただけたらいいなと思います。そして何よりも楽しんで笑って帰ってもらえたらいいなと思ってます。

    『ムロムカイ』
    構成・出演:向井康二 室龍太

    東京公演:2025年1月27日(月)~2月11日(火祝)東京グローブ座
    大阪公演:2025年2月15日(土)~2月24日(月)サンケイホールブリーゼ
    URL: https://www.tglobe.net/page/muromukai

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    トニー・レオン、東京国際映画祭は「全面的な視野を持っている映画祭!」 橋本愛は「1本1本、大事な記憶を残していきたい」と意気込み! コンペティション部門審査委員記者会見

    第37回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員記者会見が、10月29日、東京・TOHOシネマズシャンテにて行われ、審査委員長を務めるトニー・レオン(俳優)をはじめ、審査委員を務めるエニェディ・イルディコー(映画監督)、橋本愛(俳優)、キアラ・マストロヤンニ(俳優)、ジョニー・トー(映画監督/プロデューサー)が登壇した。

    映画祭のメイン部門となるコンペティション部門では、110の国と地域から集まった2,023本の応募作品から、厳正な審査を経た15本の作品が期間中に上映される。

    トニーは「おはようございます」と日本語で挨拶し、「また東京にやって来ることができて、とても嬉しいです。審査委員長を務めるのは非常に名誉なことです。たくさんいい映画が集まっていると思います」と、ニッコリ。

    15本の作品中、中国、台湾、香港の中国語映画が5本含まれていることに、「実はまだコンペティション作品を観ていないのですが・・・」と前置きをしつつ、「中国語映画だけではなく、アジア映画は非常にハイクオリティな作品が多い。香港映画、台湾映画、韓国映画、日本映画・・・など、毎年たくさんの素晴らしい作品を観ることができます。今年も楽しみです。どの作品も良い成績を収めることを願っています」と期待を込める。

    また、東京国際映画祭の特徴と意義を問われると、「東京国際映画祭は全面的な視野を持っている映画祭だと思っています。新進監督のプロモーションをはじめ、いろいろなカテゴリーに分けて紹介している。今年はウィメンズ・エンパワーメント部門、新人監督を育てる部門もあります。それと同時に偉大な過去の映画人を振り返る企画もあり、今だけではなく、過去を知る機会を提供することになっていて、とても素晴らしいと思います」と言及した。

    同じ質問に、エニェディは「映画祭というものは、映画人の味方。我々作ってきた 作品が、映画祭などによってその注目を浴びたり観ていただくことができるし、隠された宝石を発見することもできます」と言い、「東京国際映画祭は、映画に対して非常に大胆で、また勇敢な選択をされている映画祭だと思っています。ブラボー!と賛辞を送りたい」と述べる。

    橋本は、2021年と2022年にアンバサダーを務めてきたが、今年初めて審査委員に抜てきされ、「こんな重要な役目を、このような錚々たる皆様と共に務めさせていただくことを、心から光栄に思いますし、震えるほど緊張もしています」とマイクを握りしめる。
    本映画祭について、「世界のクリエイターの方々の作品が選出されていて、映画によってある種の世界地図が浮かび上がるような印象を持ちました」と言い、「日本で俳優をやっていて、映画を作る仕事をしている中で、常に成長の余地を感じ危機感を持っています。この映画祭であらためてアジア映画に触れることで、自分たちの存在地を見つめ直すこともできる。いま、アジア映画を知ることが大事なのかなと思っています」と、自らも刺激を受けていることを吐露した。

    年に何度も日本を訪れるというジョニーは「(今回の来日は)トニーもいて、色々美味しいものを教えてもらいました(笑)」と笑顔を見せながらも、「期間中は美味しいものばかりではなく、素晴らしい映画を発見してアジア映画のために貢献もしたいですね」と意欲を見せた。

    普段の映画の観方と、審査員としての観方は違うか?という質問に、ジョニーは「あまり大きな違いはない。いつも先入観を持たずに直感で観るようにしている。すると意外な発見や喜びもあるんです」と語る。キアラは「審査員であることで、映画の作り手への責任が伴う」としながら、「感じ方、感覚としては同じ体験になると思います」と答え、エニェディは、「映画という芸術作品に対して、自分たちの直感と知性を用いて観るのですが、その勘は文化によって育てることができる。さまざまな視点が生まれてくるので、映画の教養や教育はとても大切。ここにいる私たちは、それを持っていると思います」と審査員としての立場で語っていた。

    橋本は、「映画を直感的に受け取るところは変わらないと思いますが、いつもの観る感覚とは少し違って、ボーっと観られないです(笑)。少し論理的な視点を持って緊張感を保ったまま15作品を見届けたい。1本1本、大事な記憶を残していきたいです」と気を引き締めていた。

    トニーは「私にとって、自分で(楽しんで)観るのと、審査員として映画を観るのは、まったく違いますね」とキッパリ。「小さい頃から今も、1週間に4~5回は映画館で映画を観て楽しんでいます。でも今回は審査委員長として観るわけですから、議論をしなければならない。素晴らしい審査員の皆さんと比べて、私は少し勉強不足かもしれないので、あまり間違ったことは言わないように、一生懸命に観ます(笑)」と意気込んでいた。

    ◆第37回東京国際映画祭 コンペティション部門作品
    『アディオス・アミーゴ』(コロンビア / 監督:イバン・D・ガオナ)
    『小さな私』(中国 / 監督:ヤン・リーナー)
    『死体を埋めろ』(ブラジル / 監督:マルコ・ドゥトラ)
    『士官候補生』(カザフスタン / 監督:アディルハン・イェルジャノフ)
    『娘の娘』(台湾 / 監督:ホアン・シー)
    『英国人の手紙』(ポルトガル / 監督:セルジオ・グラシアーノ)
    『彼のイメージ』(フランス / 監督:ティエリー・ド・ペレッティ)
    『雨の中の慾情(日本、台湾 / 監督:片山慎三)
    『わが友アンドレ』(中国 / 監督:ドン・ズージェン)
    『お父さん』(香港 / 監督:フィリップ・ユン)
    『大丈夫と約束して』(スロバキア、チェコ / 監督:カタリナ・グラマトヴァ)
    『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(日本 / 監督:大九明子)
    『敵』(日本 / 監督:吉田大八)
    『トラフィック』(ルーマニア、ベルギー、オランダ / 監督:テオドラ・アナ・ミハイ)
    『チャオ・イェンの思い』(中国 / 監督:ミディ・ジー)

    【第37回東京国際映画祭】
    開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
    会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
    公式サイト:www.tiff-jp.net …

  • ベンゾー

    映画『正体』横浜流星が魅せる“5つの顔” 姿を変え日本中を逃亡する鏑木慶一を捉えた場面写真解禁!!

    横浜流星×吉岡里帆×森本慎太郎×山田杏奈×山田孝之
    極上の逃走サスペンス!

    主演:横浜流星が魅せる“5つの顔”
    姿を変え日本中を逃亡する鏑木の場面写真解禁‼

    『余命10年』(2022年公開)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在 アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。 日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地 で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして鏑木を追う刑事・又貫(山田孝之)・又貫は沙耶香らを取り調べるが、 それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。鏑木の正体とは?そして顔を変えながら日本 を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに涙があふれる――。

    主演:横浜流星が魅せる“5つの顔”
    姿を変え日本中を逃亡する鏑木慶一を捉えた場面写真が解禁!

    この度解禁となったのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも【本当の目的】を果たすため、脱走した指名手配犯・鏑木慶一(横浜流星)が持つ“5つの顔”を捉えた場面写真。

    鏑木を演じた横浜は、死刑囚「鏑木慶一」、和也(森本慎太郎)とともに工場で働き、ぼさぼさの髪と髭で顔を隠す日雇い労働者「ベンゾー」、フリーライターとして活動し、沙耶香(吉岡里帆)と出会う「那須」、まぶたを一重に変えて水産加工工場で勤務する「久間」、目元の印象を隠すためメガネをかけ、舞(山田杏奈)が働く介護施設に勤め、清潔感のある見た目の介護職員「桜井」の“5つの顔”を洗練された表現力で演じ分けている。姿を変えて日本中を逃亡する鏑木の目的とは一体…。
    数多くの作品で横浜とタッグを組み、ともに作品を作り上げてきた藤井道人監督は「流星は、人間になりきる力が圧倒的に高い。『正体』では彼の、まさに“七変化”が観られます」と太鼓判を押しており、3年越しの企画となった本作に序盤の脚本作りから参加した横浜は、潜伏する先々で別人になりすます「5つの顔を持つ逃亡犯」を見事に体現した。

    横浜の「演じる」ではなく「(役を)生きる」と表現している、その言葉通りに姿勢・仕草・声色・目線といった細やかな部分はもちろんのこと、纏う雰囲気までをも一変させることで観客の目をスクリーンにくぎ付けにして、手に汗握る極上の逃亡サスペンスが心を奪う映画『正体』は、11月29日(金)に全国公開。引き続き本作の続報にご期待ください!

    <STORY>
    信じる、君を。この世界を。
    “5つの顔”を持つ逃亡犯の【真相】に涙があふれる――

    日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに涙があふれる――。

    映画『正体』
    ■原作:染井為人『正体』(光文社文庫)
    ■出演:
    横浜流星
    吉岡里帆 森本慎太郎 山田杏奈
    前田公輝 田島亮 遠藤雄弥 宮﨑優 森田甘路
    西田尚美 山中崇 宇野祥平 駿河太郎 / 木野花 田中哲司 原日出子 松重豊
    山田孝之

    ■監督:藤井道人
    ■脚本:小寺和久、藤井道人
    ■配給:松竹
    ■公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie
    公式X: shotai_movie https://twitter.com/shotai_movie
    公式Instagram: shotai_movie https …

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    第37回東京国際映画祭 ついに開幕! 総勢228人の豪華ゲストが登場! レッドカーペット&オープニングセレモニー

    【第37回東京国際映画祭】
    ついに開幕!
    10月28日(月)日比谷にて第37回東京国際映画祭が開幕した。
    今年は、国内でも多くの映画人が登場し、海外からも多くのゲストを招き、世界的な国際交流の場として華やかな幕開けとなった。

    ©2024 TIFF
    東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から日比谷仲通りにかけて敷かれた162mのレッドカーペットには、トップバッターとしてオープニング作品の『十一人の賊軍』から白石和彌監督、山田孝之、仲野太賀ら10名が登場。

    ©2024 TIFF
    その後、フェスティバル・ナビゲーターの菊地凛子が登場すると会場からは歓声が上がった。そのほか『外道の歌』の亀梨和也、『雪の花 -ともに在りて-』の松坂桃李、『劇場版ドクターX』の米倉涼子、『ルート29』の綾瀬はるか、『オラン・イカン』のディーン・フジオカ、『サンセット・サンライズ』の菅田将暉、『Spirit World』の堺正章、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の河合優実、エシカル・フィルム賞審査委員長の齊藤工、海外から『チャオ・イェンの思い』のチャオ・リーイン、『娘の娘』のシルヴィア・チャンら豪華ゲストが煌びやかな衣装で観客を魅了し、終盤には今年度のコンペティション部門審査委員長であるトニー・レオンが登場し、会場のボルテージも最高潮に達した。

    ©2024 TIFF
    国内外からは228名の豪華ゲストがカーペットを彩り、国内外のマスコミと多くの観客による熱気に包まれ、大いに盛り上がりを見せるレッドカーペットとなった。

    ©2024 TIFF

    ©2024 TIFF
    レッドカーペットイベントのあとには、東京宝塚劇場にてオープニングセレモニーが行われた。
    オープニングアクトとしてVirtual Singerの花譜-KAF-が登場し、スペシャルパフォーマンスでドラマーの大井一彌、琴アーティイストのLEO、ダンサーの池田美佳、鈴木陽平、歌手・ヴァイオリニストのサラ・オレインと一緒に演奏、部門紹介のMCも務めた。武藤容治経済産業省経済産業大臣の祝辞と石破茂首相のビデオコメントが届けられた。
    その後今年のナビゲーターの菊地凛子が登場し、菊地は映画と映画祭の素晴らしさについて熱く語った。さらに、今年の審査委員が紹介され、コンペティション部門の審査委員長であるトニー・レオンは、「審査委員チームの一員になることができ光栄です、ベストを尽くします」と審査に対しての思いを語った。

    ©2024 TIFF
    オープニング作品の『十一人の賊軍』からは、監督の白石和彌、山田孝之ら総勢8人が登場。山田は「時代劇ではありますが、”生きる”ための行動や考え方は現代でも同じ。色んな人(キャラクター)から考えることができると思う」と、映画の見どころについて明かした。最後はチェアマンの安藤裕康による開催宣言で締めくくり、会場には大きな拍手が鳴り響き、イベントは終了した。

    ◆オープニングセレモニーでの各コメント(抜粋)
    ★第37 …

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    北村匠海監督の演出は「生きて」次回作も執筆中!? 萩原利久「全然知らない匠海を突き付けられた」 映画『世界征服やめた』ワールドプレミア上映イベント

    映画『世界征服やめた』のワールドプレミア上映イベントが、10月27日、東京・ナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われ、監督を務めた北村匠海と、俳優の萩原利久、藤堂日向が登壇した。

    米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024 秋の国際短編映画祭」(SSFF & ASIA 2024)にて、上映された『世界征服やめた』は、北村匠海の初監督したショートフィルム。
    俳優でありアーティスト、⾃ら楽曲制作を⼿掛ける他、写真家としても活動しマルチな才能を発揮する北村が、ポエトリーラッパー不可思議/wonderboyの楽曲、「世界征服やめた」に強く影響を受け、楽曲からインスパイアされて⾃ら脚本を書き下ろし映画化。

    映画監督として初めて舞台挨拶に臨んだ北村は、「緊張すると思ったけれど、すべてが初めての彼(藤堂)がいるので、緊張する間もなく彼を慰めて今ここにいます」と笑顔を見せた。

    それでも脚本執筆には苦労もあったようで、「2021年3月から始めたのですが、役者としてたくさん脚本を読んできたのに、自分が書くとなるとすごく難しい。自分で喋りながら書いていました」と吐露。「(楽曲の)『世界征服やめた』は高校生の時に出会って、漠然と『不可思議/wonderboy』さんからいただいたものを形にしなければと勝手に責任感を背負って、逃げてはダメだと思いながら向き合っていました。僕自身これまで映画と音楽に救われることがたくさんあったので、今回はそれが複合的に作品になったんだと思います。『不可思議/wonderboy』さんから頂いた感情を具現化することは、楽しくかつ難産でした」と述懐。

    プライベートでも親交がある萩原は「いつかの年末に、匠海の家でご飯を食べているときに、脚本を書き始めているとか、まだそこまで形になっていないけど・・・のような話をしてくれて。『難しい~』って言っていたのを覚えています。そこからだいぶ時間が経って、正式にオファーをいただいて・・・」と振り返りつつ、実際に台本を手にしたときは「びっくりしましたよ! もう来た!? こんなに早く形になるんだ!とも思った。僕は役者として彼に出会って、現場を一緒にして友達になって。あんなにいろんな匠海を見てきたはずなのに、全然知らない匠海をいきなり突きつけられるような・・・。“こんなもの、どこに閉まっていたんだろう?”と、脚本から感じた記憶があります」と、新しい北村の一面を発見し驚きを隠せない。

    さらに、「当て書きというか、僕ありきで書いていた部分も感じて。僕の腹の内側まで全部匠海に見られていたような感覚でした」と続けると、「すべて見てます(笑)」と北村。は萩原は「不思議だったのは、僕の役は北村匠海もできる、と思ったこと。共鳴している感じが(台本の)隅々から感じられました。その上で、自分色を表現したいと思ったので、自分が初見で感じたことを忘れないことを意識して臨みました」と真摯に語る。

    一方で、藤堂も「『日向で書きたいものがある』と言われて、オファーがきた時はびっくりしました。でも脚本を読んだ時に北村匠海らしさが出ていると思いました。言葉の一つひとつが温かいんです」と話す。

    そんな二人のキャスティングについて、北村は「日向が持っている役者をしたいという渇望を撮りたいと思っていた。そして、脚本を書き進めていくとキャラクターがどんどん北村匠海になっていくんです。そこで自分と同じ感覚が近い俳優は誰だろうと考えた時、利久しかいないと思った。正式にオファーしていない段階で、途中から2人に当て書きをしていましたね。2人が揃った段階で自分の仕事は終わっていると思っていました」と明かし、萩原と藤堂に絶対的な信頼感を寄せていた。

    “監督”としての北村について、萩原は「こんなにコミュニケーションが円滑にいったことはないほど」と、感覚が合っていたことを実感。「ただ、“余白”が長すぎる(笑)。ほぼ放置されてるんじゃないかというくらい無限にカメラが回っているから(笑)」とすると、北村は「スタッフもキャストも分かっている人が集まっているから」とニッコリ。

    萩原は「テストもせずに『(カメラを)回すから“この家で生きて”と言ってくるんです。歯ブラシがあったり、ソファーに座ったり、俺ガチでシャワーしてるんですよ(笑)」と回顧。藤堂も「監督は“生きて”という言葉を使うんです」と同調し「役者サイドの寄り添い方だった」と伝えた。

    役者に寄り添いつつ、撮影でもカメラを長く回したため、当初は30分だった予定が51分となった本作。北村は「2人の演技が良すぎてカットできなかった。好き放題やりました(笑)」と満足気。

    今後は「無限に肩書が増えそうなので、新たな北村匠海に出会ってみたい」と期待を込める萩原。北村は「エキストラの皆さんに芝居をつけたりする助監督もやってみたい」と目を輝かせ、次回作については「実はすでに(脚本を)書いているんです。実現するかは分からないけど、ライフワークとして続けていきたいです」と意欲を見せていた。

    映画『世界征服やめた』
    ■原案・主題歌:「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
    ■企画・脚本・監督:北村匠海
    ■出演:萩原利久|藤堂日向|井浦新(友情出演)
    ■製作・制作プロダクション:EAST FILM

    撮影協力:ニコンクリエイツ|制作協力:ニコン|企画協力:Creatainment Japan
    配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
    ©️『世界征服やめた』製作委員会

    ■公式HP: sekaiseifuku_movie …

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