7/15より上演!舞台『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』稽古場披露!
7月15日(水)より東京・東京建物 Brillia HALLにて開幕する、舞台『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』について、7月1日に稽古場取材会が行われ、小野塚勇人 笹森裕貴 彩風咲奈が登壇し挨拶。さらに公演中の5つの場面が披露された模様を動画でお届けする。本公演は8月には大阪・梅田芸術劇場メインホールと愛知・御園座でも上演される。
本作は、2026年にはドラマ放送開始から10周年を迎え、「HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY YEAR」として展開される記念プロジェクトの一環として上演されるもの。2024年に上演された戦国時代活劇「HiGH&LOW THE 戦国」をベースに、新たな視点で描かれる完全新作アナザーストーリー。ドラマ・映画・ライブ・音楽・コミックなど多彩なメディアミックスで展開し、シリーズ累計観客動員621万人、興行収入89億円を記録した『HiGH&LOW …
玉森裕太、「それぞれの考察で盛り上がってほしい」とアピール!もし明日、存在を忘れられたら?に「スーパー銭湯に行きたい」 野村周平とジャンボたかおからの際どいいじりに苦笑いも! ドラマ「マイ・フィクション」制作発表会見
ドラマ「マイ・フィクション」の制作発表会見が、7月1日、都内にて行われ、主演の玉森裕太をはじめ、共演の森川葵、宮澤エマ、野村周平、ジャンボたかお(レインボー)が登壇した。
完全オリジナル脚本で送る本作は、玉森演じる平和な町で平凡に暮らす男の身に起きた、「記憶」にまつわる不可思議な物語。記憶に隠された真実をめぐる、予測不能なサスペンス・ラブストーリーとなっている。老人ホームで介護士として働く伊川正樹を玉森裕太、正樹の妻・真弓を宮澤エマ、謎の男・津村を野村周平が演じる。
脚本を読んで、玉森は「最初に思ったのが、『なんだこれは!』というような感情を持ちました。でも、すごくやりがいがあるだろうなと思えたし、分からないことが本当にたくさんあってハテナが(頭の中を)飛んでいたので、その都度プロデューサーの方や監督に確認をしながら、日々撮影している感じです」と真摯と作品に向かい合っている様子。
森川は「私は翻弄というよりは、真っすぐ伊川のことを見つめる謎の女性を演じています。言えないことが多すぎて・・・今はそれくらいしかまだ言えないですね」と言葉を選びながら話した。
野村は「僕も言えないことが多いのですが、訳あり殺人犯を演じています。1話でいうと、僕が何かしでかしたという感じになっていますので、そこは追々分かっていくところです。1話だけ見ると、ターミネーターみたいな感じで演じました。謎が深まるばかりですね」とほくそ笑む。
宮澤は「私は結婚6年目で、物語の冒頭15分が本当に幸せな結婚生活を演じていて、見ていて自分でも恥ずかしいくらい幸せな生活を送っています。ただ物語が正樹の目線から描かれるので、ものすごいテンポで展開していくんです。彼の目から見るとこうなるということと、自分の役の真実はここだということをちゃんと捉えておく、ということは意識しています」と、役どころを述べた。
ジャンボたかおは、「僕が言えることで言えば、信じられないくらい体が大きいことですね。このドラマのために役作りで体重も増やしました。25キロくらい増やしました」としたり顔。すかさず、この日MCを務めた相方のレインボー池田が「皆さん信じないでください。ここ4年くらいあの体重です」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
本ドラマのために長かった髪を切って臨んだという野村は、「(髪が)けっこう長くて乳首の下くらいまでありました。せっかく伸ばしタノニ・・・と、切る時に泣きそうでしたけど、でも周りを見たらロン毛が増えてきたなと思って。僕の友達の中の話なんですけど。みんな小汚かったので、俺もこう見えてるのかなと思って切りたいなと思った時に、ちょうどこの作品のお話をいただいたので」とさっぱりとしてドラマに集中。
会見では、作品の内容になぞらえ、「もし明日一日だけ世界から存在を忘れられたら、どこに行って何をしたいですか?」という質問が。玉森は「スーパー銭湯に行きたいですね。今はあんまり自由に行けないですし、もし何も気にしなくていいんだったら入りたいです。リラックスしたいですね」と答える。
すると、ジャンボたかおが「スーパー銭湯に行って玉森さんが入ってきたとしたら、絶対に見ちゃいますもんね」と。野村も「そうだよね、玉森さんのたまもりさんを」と乗っかりふざける場面も。
森川は「私のことを知っている人はそんなにいないので、どこに行って何をしても別にバレるということがないので、どうしてもこれがやりたいというようなことはないですね」と話す。
宮澤も「私もバレることはないので、スーパー銭湯とか行きますよ(笑)」としつつ、「もし忘れられたら、他人として家族と会ってみたい。どういう態度をとるのか」といたずらな笑顔を見せる。
野村は「もう一回どこか違う事務所のオーディションとか受けてみたいですね。今の俺は果たして受かるのかと。今は色んな事務所の方も知ってくださっているので『ぜひぜひ』みたいな感じになるかもしれないですけど、もう一度アミューズのオーディションを受けてみて受かるかどうか。もし受からなかったら、ちょっとぶん殴るかな(笑)」と笑い飛ばした。
また、本ドラマの主題歌が、デビュー15周年を迎えるKis-My-Ft2の「My Affection」に決定。楽曲について、玉森は「真っすぐ気持ちを伝えている歌詞になっておりまして、テンポ感もすごく今の僕たちKis-My-Ft2が歌ってちょうどいいような世界観を醸し出せるようなメロディー、歌詞になっているかなと思います」と出来栄えに胸を張った。
そして、ドラマのテーマ「記憶」にちなみ、「今思い浮かぶ中で最高な思い出だった出来事は?」という質問も。玉森は「車に乗るシーンのところがあるんですけど、すごく緊迫した感じで『助けてください!』とお願いして車に乗り込むという動きがあるんです。ところが(その車が)助手席と後部座席が一枚ドアの自動扉だったんです。「助けてください」と言って「乗ってください」と言われてドアを開けた時に、すごくゆっくりピー、ピー、ピーって。すごい緊迫しているのにそこだけすごいのほほんとしちゃって、スピード感が出ないんですよね。凄く思い出に残っていて、面白かったなと思って」と笑顔でエピソードを披露した。
宮澤は「初日からかなりハードなメニューで。仲のいい夫婦を演じるのですが、膝まくらされて耳掃除をされるシーンがあって。前日に耳掃除専門店に行ってきれいにしてもらいました」と明かす。
さらに、「真実を見極めろ!マイフィクションは誰だ!」というドラマにちなんだ企画も。全員がフリップに現場で実際にあったエピソードをご紹介する中、1名だけ作り話を話すというもの。玉森は「うちの(キスマイの)メンバーの宮田さんが、朝の番組の時に、ふと足元を見たら、靴をまさかの左右逆に履いていまして。彼30代半ばですから間違えるわけないだろうなと思って聞いたら、滝汗が流れてきて『マジで間違えてました』と」と衝撃の話を述べる。
森川は「撮影中にお腹がぐー」、宮澤は「(たまごっちで)シッターさんに助けられている」、野村は「片道2時間のロケ地にバイクで来た」、ジャンボたかおは「神隠し」と書き、「スタッフさんがお弁当の“豚キムチ”を隠していたんです」と。
結果は野村が嘘をついており、「仕事でバイクなんて疲れるから行かないですよ」とまんまとみんなをだまし、ご満悦。
最後に、玉森が「間もなくこのドラマが皆さまの元に届くと思うと、どんな感情になるのかなと楽しみになります。それぞれに考察があってそこで盛り上がってくれたらすごく嬉しいですし、作品のテーマでもある愛だったり記憶というものを、それぞれの解釈でこのドラマに向き合っていただいて、この夏面白かったなと思えるドラマになってくれたら嬉しいなと思っておりますので、たくさん盛り上げてください」とメッセージを送り会見を締めくくった。
※写真を追加しました※
『マイ・フィクション』
第1話
伊川正樹(玉森裕太)は、事件件数ゼロ・連続1100日達成を誇る、平和すぎる町「森沼ネクスタウン」で暮らす平凡な男。老人ホームで介護士として働きながら、結婚6年目を迎えた愛妻の真弓(宮澤エマ)と、ペットの文鳥・ピョートルとともに幸せな毎日を送っている。ある日、謎の男・津村(野村周平)に遭遇した伊川は、突然の頭痛に襲われる。恐怖に駆られた伊川は津村から逃げようとするが、誤って川に転落。意識不明に陥る…。1週間後、ようやく目を覚ました伊川が自宅に戻ると、そこには自分になりすまして暮らす他人の姿が…!? 彼の身に一体何が起きたのか? 記憶に隠された真実をめぐる、予測不能なオリジナルサスペンス・ラブストーリーが開幕!
【放送日時】
ABCテレビ・テレビ朝日系24局
2026年7月5日(日)よる10時15分~11時09分
【出 演】
伊川正樹:玉森裕太
二宮由梨:森川葵
伊川真弓:宮澤エマ
多田義孝:ジャンボたかお(レインボー)
向井理恵:結城萌
辻元晴人:三浦獠太・香坂睦美:国仲涼子・藤谷治:佐戸井けん太
津村大輔:野村周平
ほか
【第1話あらすじ】
伊川正樹(玉森裕太)は、事件件数ゼロ・連続1100日達成を誇る、平和すぎる町「森沼ネクスタウン」に暮らす平凡な男。老人ホーム『はるなぎ園』で介護士として働きながら、結婚6年目を迎えた愛する妻・真弓(宮澤エマ)と、ペットの文鳥・ピョートルとともに、絵に描いたような幸せな毎日を送っている。職場の人間関係もご近所さんとの折り合いもよく、満たされた伊川の日々には不安のかけらもない。
そんな伊川家に、ある朝、悲劇が訪れる。鳥籠の中でピョートルが息絶えていたのだ。その日、悲しみを抱えたまま出勤した伊川は、町が月に一度無料で行う定期検診を『はるなぎ園』で受ける。定時まで仕事もこなし、いつものように帰路につこうとしたそのとき、園を出た伊川の前に見知らぬ男・津村大輔(野村周平)が現れる。目が合った瞬間、伊川は激しい頭痛に襲われる。自分の身に危険を感じた伊川は、津村から逃げるように走り出す。だが、再び頭痛に見舞われ、よろめいた拍子に川へ転落。そのまま意識を失ってしまう…。
1週間後、伊川は病院のベッドで目を覚ます。幸い大きな怪我はなかったものの、スマホも身分を証明するものも、何もかも無くしてしまっていた。妻の真弓に無事を知らせようと急いで家に向かう伊川。しかし、辿り着いた我が家で待っていたのは、受け入れ難い現実だった――そこは、自分ではない別の人物が“伊川正樹”として生活を送り、職場の人間や妻の真弓すら、自分のことを忘れた世界だったのだ…!?
【スタッフ】
脚本:山岡潤平
音楽:池田善哉
演出:有働佳史
チーフプロデューサー:辻知奈美
プロデューサー:藤田洋平/小森千裕(ABC テレビ)
山本喜彦/森一季(MMJ)
制作協力:MMJ
制作著作:ABCテレビ
©️ ABCテレビ
rakuten_design=”slide”;rakuten_affiliateId …
開幕!ミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究Reprise
ミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究Repriseが6月27日(土)に開幕した。
本作は、2016年から「ジャンプSQ.」(集英社刊)で大好評連載中の漫画『憂国のモリアーティ』連載10周年を記念した公演。
2019年5月に上演された第1作から大きな感動と熱狂を巻き起こし、「Op.1」から「Op.2大英帝国の醜聞」、「Op.3ホワイトチャペルの亡霊」、「Op.4犯人は二人」、「Op.5最後の事件」、さらにミュージカル『憂国のモリアーティ』コンサート、「大英帝国の醜聞 Reprise」と上演されてきた人気作だ。
描かれるのは、19世紀末、栄華を極める大英帝国ロンドンを舞台に、腐敗した階級制度を“犯罪”という手段をもって打ち破ろうと暗躍する“犯罪卿”ジェームズ・モリアーティと、その謎を追い求める“名探偵”シャーロック・ホームズという宿命の二人の戦い。手に汗握る頭脳戦とスリリングなアクション、そしてミュージカルとしてピアノとヴァイオリンの生演奏にのせて、熱い思いが歌い上げられるのも見どころだ。
今回のミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究 Repriseは、モリアーティとホームズの出会いから初めての対決を描くシリーズの原点「始まりの物語」。
ジェームズ・モリアーティとシャーロック・ホームズは、鈴木勝吾と平野良が演じ、その他のメインキャストをWキャストの2チーム体制で上演する。
【ゲネプロ】
Op.チーム
ウィリアム(鈴木勝吾)シャーロック(平野良)
ルイス(山本一慶)ウィリアム(鈴木勝吾) アルバート(久保田秀敏)
モラン(佐々木崇) フレッド(宮島優心)
ジョン(鎌苅健太) シャーロック(平野良)
ハドソン(七木奏音)
レストレード(髙木俊)
エンダース(小南光司)
Repriseチーム
ウィリアム(鈴木勝吾)
シャーロック(平野良)
ルイス(百名ヒロキ)ウィリアム(鈴木勝吾) アルバート(泰江和明)
フレッド(新谷聖司)ウィリアム(鈴木勝吾)モラン(佐々木崇)
ジョン(橋本真一)
レストレード(伊藤裕一)
エンダース(内藤光佑)
原作連載10周年記念公演
ミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究 Reprise
2026年6 …
スーパー歌舞伎『もののけ姫』勢揃いビジュアル解禁‼️
2026年7月3日(金)~8月23日(日)に東京・新橋演舞場にて上演されるスーパー歌舞伎『もののけ姫』について、出演者10名が勢揃いした集合ビジュアルが解禁された。
勢揃いした出演者10名は、アシタカ(市川團子)とサン(中村壱太郎)を中心に、左側には乙事主(市川中車)・モロの君(市川笑三郎)・猩々の翁(市川 寿猿)の森に棲む神々たち。右側にはエボシ御前(中村時蔵)を筆頭にジコ坊(市川猿弥)・ヒイさま(市川笑也)・甲六(市川青虎)そして ゴンザ(市川門之助)といったエミシの村やタタラ場に生きる人間たち。
キャラクターたちの個性と、壮大な世界観が感じられるビジュアルとなった。
スーパー歌舞伎『もののけ姫』
2026年7月3日(金)~8月23日(日)新橋演舞場
原作/宮﨑 駿
オリジナル音楽/久石 譲
脚本/丹羽圭子 戸部和久
演出/横内謙介
協力/スタジオジブリ
出演
アシタカ 市川團子
サン 中村壱太郎
エボシ御前 中村時蔵
ジコ坊 市川猿弥
モロの君 市川笑三郎
甲六 市川青虎
猩々の翁 市川寿猿
ヒイさま/トキ 市川笑也
ゴンザ 市川門之助
乙事主 市川中車
◆公式HP: https://mononoke-kabuki.jp/
rakuten_design=”slide”;rakuten_affiliateId=”0e09566e.a7cca049.0e095670.5c333ff9″;rakuten_items=”ctsmatch”;rakuten_genreId=”0″;rakuten_size=”600×200″;rakuten_target=”_blank”;rakuten_theme=”gray”;rakuten_border=”off”;rakuten_auto_mode=”on”;rakuten_genre_title=”off”;rakuten_recommend=”on …
山時聡真、ストレートプレイ初挑戦に期待と覚悟! 「より厚みのある役者になっていきたい」 舞台『オーファンズ』インタビュー!
1983年シカゴのステッペンウルフ・シアターで初演されて以来、オフブロードウェイ、ウエストエンドはもちろん、日本でも度々上演されてきたライル・ケスラーの傑作『オーファンズ』。
廃屋のような家で、愛を求める孤独な三人の魂が出会う・・・
三人の孤児の男たちの閉ざされた心が共鳴し生まれる愛と葛藤の物語。翻訳を小田島恒志、演出を荒井遼が手がけ、切なく、力強く描き出す。
愛情深いが凶暴な兄のトリート役を演じるのは、映画、ドラマなどで活躍し注目を集めている山時聡真。翻訳劇ストレートプレイ初出演となる彼に、本作の魅力と、舞台へ向ける意気込みを語ってもらった。
― 今回はこれまで出演されてきた作品とはまた違う、重厚な舞台ですが、オファーを受けたときのお気持ちと、脚本を読んだ印象をお聞かせいただけますか?
ちょうどドラマの撮影中にお話をいただいて、「この後は舞台だ。これは覚悟を持って臨まないといけないな」と思いました。僕は体を使った芝居がまだまだ課題だと考えていたので、そういう体の使い方を習得するきっかけにもなるのではないか、ここからまた一回り違った俳優になることができるかもしれない!という期待と覚悟が入り混じった気持ちでした。
― “体の芝居”とは、全身を使って表現するということですか?
そうです。映像でのお芝居のときに、後で(映像を)見てみると棒立ちで喋っていたなと思うことがあって。昔(子役)の時のほうがもっと解放されていたような気がします。それが大人になっていくにつれて、だんだん萎んでしまっているような感覚があったので、改めて昔の子供心みたいなものを思い出していきたいと考えていました。
― 山時さんが演じられるトリートは、愛情深いけれど少し猟奇的な印象もあり、多面的な感情がたくさん出てくる難しい役どころです。役をどのように捉えて演じようと考えましたか?
トリートは弟への愛情が深いのはもちろん、弟を養っているような気持ちがあると思います。彼は子供なんですが、ある意味大人の部分もある。大人にならざるを得なかった子供なんだなと思いました。親がいないという環境もあり、自分が親の変わりにならないといけないという責任感もあるけれど、その愛の形が歪んでしまって。でも、トリートはそれが普通だと思っていたんです。でも、「違う愛の形もあったんだ」と気づく、少し孤独で寂しい男の子なのかもしれないと感じました。
― 強い愛ですね。それは弟に対する愛かもしれないし、もしくは自分に対する自己愛というものもあるかもしれない。愛が強いゆえに起こした行動や性格だと分析しますか?
愛が強いということもありますし、自分は弱いと分かっているから、ちょっと暴力的な行動をしてしまう。それで自分は強いと言い聞かせるということもあったかもしれません。
― 今回はストレートプレイが初めてということですが、セリフ量も多く、ほとんど出ずっぱりです。稽古はいかがですか? 大変ではないですか?
大変です(笑)。毎回叫んだり怒ったりしているので、とにかく喉のケアに気を遣っています。舞台では物語が進んでいきながら、徐々にその世界観が変わっていくのですが、自分の感情や性格もその流れの中で変えていかなければならないので、そこが凄く難しいです。映像作品ではカット割りで撮ることもあるので、その都度確認もできるし、やり直しもできますが、舞台ではそうはいかない。その中での感情の移り変わりや性格の変化をどうやって表現するか・・・常に考えています。
― 本番で声が出なくなると大変ですから、喉は十分ケアしてくださいね。
はい。とても熱量の高いお芝居をずっとし続けるので、毎日最高のコンディションで舞台に立てる体力も作らないと!とも感じています。
― 演出の荒井さんからは、どんな演出をされていますか? 何か要求がありましたか?
荒井さんから、僕がセリフを覚えるときに“節で覚えている”と指摘されたことがありました。まずは何も考えずにスラスラとセリフを言えるようになって、初めてここに立って言い方を決めたほうがいいと言われました。自分が最初に決めていたセリフの言い方から抜けないところもありましたが、一度全部自分のやってきたことを忘れて解放してみると、思ったよりそちらのほうがハマったりしました。荒井さんの言葉から気づきがたくさんあります。
― 頭で覚えるというより、全身で染み込ませる感じでしょうか?
そうですね。その場に立って会話が成り立っていないとおかしいので。「相手のセリフをちゃんと聞いてちゃんと答える。それをやるだけなんだよ。でもそれが一番難しいんだ」という話をされたのですが、自分でもちょっと忘れていた部分だなと思いました。
― それは映像作品で演技をするときにも通じることかもしれませんね。
セリフ量の多さや、1シーンをずっと続けている感覚なので、映像作品とは違うスタンスが舞台の難しいところだと感じています。
― 対する相手によっても、自分の感情も変わってくるかと思いますが、弟役の本島さんとは初共演とのこと。ご一緒されていかがですか?
僕たち、性格がすごく似ているんです。劇中のフィリップとトリートはそこまで性格が似ていないのですが、でも同じ血を分けた、同じ家庭で生まれた兄弟なので、似ている部分があってよかったなと思いました。そこは兄弟らしさを生み出せるのかもしれないという期待もあります。純政くんは本当に切り替えが凄いです。稽古が終わり一緒に帰っているときとは目つきも違いますし。遊び心があって、お芝居でもいろんなことをするんです。台本に書いていないアドリブとか。彼から毎日刺激を受けていますし、「純政くんがこれだけいろんなこと挑戦しているんだったら僕もやらなければ」と思って、色々仕掛けてみたりしています。
― お互いにいい刺激を与え合っているのですね。
同じスタートラインに立っている感じがします。同士ですね。分からないところも相談し合って、お互いに切磋琢磨しながら、稽古に励んでいます。
― そしてもう一人、ハロルド役の村井良大さんも心強い存在かと。村井さんから刺激を受けたりアドバイスをもらったりしていますか?
村井さんはとても優しい方です。本読みのときからハロルドの作り込みが凄いです。『オーファンズ』の世界観は、ハロルドの存在があってこそだと思いました。立ち稽古のときに「本を持っていてもいいですか?」「セリフがまだ完璧に入っていなくても大丈夫でしょうか?」と、初歩的な相談をしたのですが、村井さんは「自分のペースでやればいいし、本番までに(セリフが)入っていればいいんだから」と言ってくださって。絶対に相手が台本持っていないほうがやりやすいと思うし、セリフを覚えていてくれたほうがいいはず。でも全然否定せずに「マイペースで」と言ってくださったのも凄く嬉しかったです。村井さんはいつも荒井さんと話し合っていて、舞台上の机や瓶の位置も一緒に決めていたり、自分の役のことだけでなく舞台全体を見渡せていて、自分にはとても真似できないなと思いました。本当に尊敬します。
― そんな素敵な先輩の姿を身近で見ることができて、勉強になりますね。
そこが今回の物語の関係性に似ているところでもあります。ハロルドがトリートとフィリップに教育をするみたいなところが、似ています。
― また、演じるうえで目の前にお客さんがいるというのはなかなか刺激的なことだと思いますが?
やっぱり緊張するだろうとは思います。僕は意外と人前に立つのが苦手なので、恥ずかしさみたいなものもあるかも。カメラの前は大丈夫ですが、その周りにスタッフさんがいらっしゃるのは恥ずかしかったりします。だから最初はすごく緊張しながら舞台に立つか、顔を赤くしながら演じているかも(笑)。でも同じ空気を吸いながら、同じ空間にいるその熱量をそのままお客さまに直接届けるというのはなかなかない機会ですし、自分のお芝居を生で全部お見せするので、本当に頑張らないといけないなと思っています。
― 観客の皆さんも、どんなものを浴びせてくるんだろうという気持ちだと思うので、一緒に舞台を作っている感じになるのかと。今はまだ恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、本番の幕が上がったらそんな気持ちはきっとなくなると思いますよ。
そうなれば嬉しいです。演出で客席を通ったりもします。お客さまとそこまで距離が近いというのはなかなかない。1メートルぐらいの距離だと思うので。匂いとかも気になって(笑)。浮浪者の格好なので、すごいいい匂いがしたらおかしいですし、そういうことを考えるのも楽しいです。
― 今回の舞台は俳優としての糧になると思いますか?
もちろんです! 1つのシーンを何週間もかけてより良いものを探していき、それをお客さまに披露するという一連の流れこそが、すごくいい経験にはなると思います。映像作品でも、これまで以上に1シーン1シーンに熱を込められるようになる気がします。より厚みが出てくる自分に期待しています。
これまで演じていて「もうちょっとできたのに」とか、「こういうアイデアもあったな」と感じることが何回もありました。それは自分の努力不足だった。今回の舞台でたくさん考えたこと、感じたこと、その経験をこれからも活かせたらいいなと思っています。
― 改めて、舞台『オーファンズ』の魅力は何だと思いますか?
最初は不思議な兄弟の話で始まるので、「なんか不思議な世界に迷い込んだな」という感覚になると思います。そこからハロルドがやってきて・・・。みんなが孤独で、みんなが不器用なんです。それでも一番求めているのは愛だったり、家族の存在。それがとても人間らしくて、誰もが一度は持ったことのある感情や、共感できる部分があるはず。そこがこの作品の魅力だと僕は思います。
― 家族の愛といってもいろんな形があると思いますが、山時さんご自身のご家族はいかがですか?
僕は十分すぎるほどの愛情を注がれています(笑)。昔から「愛されているな」と感じながら生きています。でもその愛に気づけるかどうかですよね。昔は「うるさいな」と思っていたことも、後で「親の言う通りだな・・・」と気づくこともある。家族の愛にはその場で気づいて感謝するようにしたいです。今は実家暮らしなのでより感じています。母は僕が朝早い時は本当にヒヤヒヤしているらしくて。僕はちゃんと起きているのですが、「起きた?」「起きてるよ」って。そのたびに僕に合わせて起きてくれて優しい母です。
― そんなふうに息子に思ってもらえるお母さんはとても幸せだと思いますよ。
本当ですか? 僕もなかなか感謝を伝える機会はないんですが、誕生日とか成人式とか、人生の節目では言うようにしています。
― ところで、映画、ドラマ、そして舞台など、とてもお忙しい山時さんですが、ご自身の癒やしは何かありますか?
友達と会うことが癒やしになっています。一人の時間も大切ですが、やっぱり友達と会うと一瞬でリフレッシュできます。友達としょうもないことで笑い合って、お腹抱えながらたわいもない話をしている時間も僕にとって大事です。友達と今だに「鬼ごっこ」とかしています。友達と「僕ら青春遅くない?」って。誰もサッカー部ではないのに、サッカーボールでパスし合ったり。これからみんなが社会人になっていったら、そんな時間も少なくなるかもしれないと考えると、よけいに今を大事にしたいなと思っています。
― それでは最後に上演を楽しみされている皆さんにメッセージをお願いします。
僕もそうだったのですが、「舞台」は少し難しい印象があるかもしれません。でも、この『オーファンズ』はとても物語に入り込みやすい作品です。「オーファンズ」という言葉は「孤児」という意味がありますが、根底にあるのは愛であり、舞台ではその世界に没入していくことができると思うので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。3人3様で、全員に注目できると思います。
【山時聡真(Soma Santoki)】
2005年6月6日生まれ、東京都出身。5歳から芸能活動をスタートし、2016年に映画『ゆずの葉ゆれて』で俳優デビュー。2023年、宮崎駿監督のジブリ最新作『君たちはどう生きるか』では主人公・眞人の声を担当。近年の主な出演作に、テレビドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(NTV)、『ちはやふるーめぐりー』(NTV)、『終幕のロンド〜もう二度と、会えないあなたに〜』(KTV/CX)、『時すでにおスシ!?』(TBS)など。映画『ラーゲリより愛を込めて』、『あのコはだぁれ?』のほか、主演を務めた『蔵のある街』、『90メートル』がある。
撮影:松林満美
<あらすじ>
廃屋のような閉ざされた家で暮らす孤児の兄弟。
愛情深いが凶暴な兄トリートと、ナイーブな弟フィリップ。
ある日トリートは、ハロルドという謎の男と街で出会い誘拐を目論む・・・・・・。
<公演概要>
『オーファンズ』
2026年6月28日(日)〜7月5日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
出演:山時聡真 本島純政 / 村井良大
作:ライル・ケスラー
翻訳:小田島恒志
演出:荒井遼
美術:池宮城直美
照明:稲田桂
音響:藤田赤目
衣裳:西原梨恵
アクション:渥美博
舞台監督 :倉科史典
制作:三村楽・小見山千里・吉越萌子
制作協力:MA パブリッシング
宣伝美術:藤尾勘太郎
助成:令和8 …
2026/06/29
舘ひろしが主演を務める、映画『…
開幕!ミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究Reprise
2026/07/01
スーパー歌舞伎『もののけ姫』勢揃いビジュアル解禁‼️
2026/06/30
ミュージカル『101ダルメシアンズ』全キャスト・公演詳細決定
2026/06/30
2026/06/08
2019年4月に結成され、20…
2026/06/30
1983年シカゴのステッペンウ…
2026/07/01
ドラマ「マイ・フィクション」の…
2026/05/16
2019年、長編映画デビュー作…
2026/06/21
幻冬舎とLDH JAPANがタ…
2026/06/21
中島颯太 直筆サイン入りチェキ…
7/15より上演!舞台『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』稽古場披露!
2026/07/01
開幕!ミュージカル『憂国のモリアーティ』緋色の研究Reprise
2026/07/01
スーパー歌舞伎『もののけ姫』勢揃いビジュアル解禁‼️
2026/06/30
ミュージカル『101ダルメシアンズ』全キャスト・公演詳細決定
2026/06/30
美しく儚く夢のような愛の物語!安田章大主演 舞台『髪結いの亭主』上演決定
2026/06/30
ポップカルチャーイベント”@JAM(アットジャム)”にモナキの出演が決定
2026/06/29
上田竜也主演!ラップを武器にした新たなミュージカル『三銃士:Reborn』上演!
2026/06/28
