池田千尋監督「子供や大人は関係なく、一緒に映画を作ることで互いが成長する時間になる」プロと小学生で作る しずおかキネマ組『好きだから、いなくなる』上映! 「第1回しずおか映画祭」DAY2
「第1回しずおか映画祭」のDAY2が、5月24日、静岡市の映画館で行われ、静岡東宝会館にて、しずおかキネマ組『好きだから、いなくなる。』が上映され、池田千尋監督、プロデューサーを務めた佐津川愛美、俳優の森優作が登壇した。
磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」を、2026年5月23日(土)・24日(日)に静岡県静岡市で開催。
磯村が「映画を身近に感じて欲しい」という映画への熱い思いと郷土愛が発端となり、2024年11月に静岡県沼津市にてプレ開催として行われた「しずおか映画祭」。大盛況の内に行われた映画祭から約1年半。本年より「旅する映画祭」をテーマに、静岡県内の各地で「しずおか映画祭」を毎年開催することとなった。Astageでは、そんな記念すべき「第1回しずおか映画祭」の模様をお届けする。
前日に1日目を終え、磯村は「昨日は、多くの方が映画祭を楽しんでくださったようでうれしいです」と挨拶し、「今後もこの企画は続けていきたいと思いますので、どうぞ『しずおかキネマ組』を応援してください」と紹介した。
静岡のどこかでまかれた小さな「キネマのたね」が、誰かの一歩や、次の物語へとつながっていくことを願い、3月20日~22日の3日間、小学生を対象とした映画作りのワークショップを開催。本ワークショップは、静岡市出身の俳優、佐津川愛美が代表を務める「映画と仲間ファミリー」プロデュース。監督は、袋井市出身の映画監督、池田千尋が務め進められた。
今回、しずおかキネマ組として『好きだから、いなくなる』というタイトルで、静岡県の沼津、静岡、浜松の3か所でプロと小学生で撮影を実施。完成作品の初のお披露目となった。
池田監督は、「同じ脚本で3日間連続、違う場所、違う人と一緒に撮るっていうのは私も初めてのトライで、一体どうなるんだろうと思っていましたが、とっても楽しかったです」と感慨深げ。
佐津川は「本当にみんなが頑張ってくれたことをスクリーンで観てもらえて、嬉しい気持ちでいっぱいでした。みんな(子供たちは)初めての経験がいっぱいあったと思いますが、初めて会ったみんなと一つの物語を作ってくれて、すごいなって思いました。ありがとうございます」と思いの丈を口にした。
森も「めっちゃ楽しかったです」とニッコリ。「いま観ながら走馬灯のようにいろいろ思い出しました。子供たちと一緒に映画を作ることって、大人たちにとっても特殊な体験になりますので」と続けた。
また、小中学生や若者向けの映画制作ワークショップ「映画をつくろう!」を、出身地である静岡県袋井市(月見の里学遊館)で2012年から毎年開催している池田監督。今回は「しずおかキネマ組」として参加したが、「自分が監督する作品を作ることですが、いつもと違う視点に立たせていただきました。いつも思うのですが、結局大人が子供に教える場ではなく、最終的には子供から大人が教わる場になっていくんです。大人とか子供とか、映画を作るところでは関係ない、一緒に映画を作るということが、お互いが成長する時間になるです」と力説。
佐津川も「プロの現場をみんなに体験してもらうっていうコンセプトで企画したのですが、本当に池田組のスタッフをみんな(子供たち)がやってくれました。そんなみんながすごいです」と、参加した子供たちを称え、「とにかく、池田監督はじめ、いろんな部署のプロの皆さまが子供たちと真剣に向き合ってくださったからこそ出来たと思っています。森さんもあの三日間、1つの脚本でそれぞれの地域でキャラクター性を変えて演じるのは本当に大変だったと思います。それだけではなく、森さんは初めて会った沼津のみんな、静岡のみんな、浜松のみんなと一から一生懸命全部作り上げてくださって、本当に感謝しかないです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。
佐津川の言葉に、森は「俳優部の子たちだけじゃなくて、他の部署の子たちも、子供の持っているエネルギーって混じりけがないからダイレクトなんです。なので、演じる演じないとかではなく、そのエネルギーをバッと感じて、また次の都市に行く感じでした。大変だった部分もありましたが、終わってみたら子供たちの純粋なエネルギーに浄化された気持ちにさせてもらました。とても素敵な機会になりました」と充実感を滲ませた。
佐津川は、「ありがとう2000」という子供向け映画ワークショップの企画を実施しているが、 “子供たちに映画の現場を体験してほしい”と思った理由や、今後どのようにその思いが広がっていけばいいかを問われると、「私自身が中学生からこの俳優のお仕事を始めて、映画の現場に初めて行ったのが中学3年生の時でした。自分が親以外の大人と初めて接した現場で、その大人の皆さんが自分の部署のお仕事をとにかく一生懸命やっていた姿がカッコよくて、“私はこの映画の現場に携わっていきたい”と、自分の夢が明確になった原点でした。自分の10周年というタイミングで池田監督と再会させていただいた時に、この映画の現場をみんなに知ってもらえたらな、子供たちの未来に繋がるようなことができればいいなと思って企画させてもらいました」と経緯を明かし、「今回も、しずおか映画祭でプロデュースさせていただくことになりました。『ありがとう2000』の時のご縁もそのまま繋がらせていただいて、池田さん、スタッフの皆さん、森さんも、皆さんが見守ってくれてる中で、こうやって上映までできて、とても胸がいっぱいです」と、感無量の面持ちだった。
佐津川の想いと自身の想いが重なった池田監督は、地元の静岡で子供たちと映画を撮るということに、「私は袋井に住んでいる時に“何もないところ”と感じていて、映画などの文化がなかったんです。だからそこに、いや袋井だって静岡だって映画はこんなに盛んだよ!と、住んでいる子たちが自慢できるといいな・・・とすごく感じています」と語った。
さらに、この脚本で静岡版とは別にフランス版も制作されたことが発表され、この場で上映。池田監督は「私の脚本を元に、フランスという文化の中で、フランスの皆さんが撮ってくださって。こんな風に物語が変わるんだなという面白さと、子供たちのメイキングのインタビューも面白かったですね。きっと今回このワークショップに参加したみんなも(日本の子供たちと)同じようなこと思ったと感じました。子供たちの顔つきや目つき、話してることは変わらない。日本とフランスは共通していると思いました」と感想を述べた。
森は「(作品のテイストが)あまりにも違うからびっくりしました。すごいな、いろんな(文化や思考の)違いもあるんだろうなと。でも、やっぱり子供たちの表情や撮った作品はとても素敵でした。面白いですよね、国によって文化が違うから捉え方が違うんです」と、新鮮な驚きも感じていた。
イベントでは、子供たちからの質疑応答コーナーも行われ、実際に映画作りに参加したからこその質問が挙がる。森の演じ分けについて、さらには各地のロケーションとの違いについての問いなど、池田監督や佐津川も子供たちの着眼点に驚いていた。
最後に、また子供たちが映画作りに参加することを願ってイベントを終了した。
映画祭の概要
■タイトル:第1回しずおか映画祭
■開催日時:
・2026年5月23 …
Aぇ! group末澤誠也のサプライズ登壇に会場歓喜! 末澤「富士山が凄く近くて感動した」に、磯村勇斗「地元の人は富士山で驚かないよ」静岡ロケ地の思い出話も!映画『mentor』のスペシャルトークステージ 「第1回しずおか映画祭」DAY1
「第1回しずおか映画祭」が、5月23日、静岡市・清水文化会館マリナートにて開幕し、映画『mentor』のPRトークステージが開催され、本作に出演の末澤誠也(Aぇ! group)がサプライズで登壇した。
磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」を、2026年5月23日(土)・24日(日)に静岡県静岡市で開催。
磯村が「映画を身近に感じて欲しい」という映画への熱い思いと郷土愛が発端となり、2024年11月に静岡県沼津市にてプレ開催された「しずおか映画祭」。それから約1年半、本年より「旅する映画祭」をテーマに、静岡県内の各地で「しずおか映画祭」を毎年開催することが決定。Astageでは、記念すべき「第1回しずおか映画祭」の模様を現地よりお届けする。
「第1回しずおか映画祭」初日のラストを飾ったのは、映画『mentor』のスペシャルトークステージ。 “人間描写の鬼”と評される吉田恵輔監督が脚本・監督を務め、「しずおか映画祭」の実行委員会代表を務める磯村勇斗と末澤誠也(Aぇ! group)がW主演で演じる本作は、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”の存在を描く、新感覚エンターテインメント。物語の鍵を握る重要な“メンター”役を、火傷の特殊メイクに3時間かけて臨んだ綾野剛が怪演する。
この日は、ロケ地として多くの撮影が行われた静岡での思い出を語った。まずは、磯村が「自分の地元の沼津市でもたくさん撮影が行われました。皆さんも知っていると思うところがあると思います!」と観客に呼びかける。そして、磯村がW主演を務める末澤誠也(Aぇ! group)をスペシャルゲストとして、ステージに呼び込むと、突然の登壇に、会場は驚きとともに大歓声に包まれた。
末澤は「出るまでめっちゃ緊張しました。映画祭の初日の最後が僕でいいんですか?」と恐縮しきり。末澤は磯村に「撮影でご一緒していた雰囲気とは違いますね。カッコいいです、代表!」と笑顔を向けると、「どこが?(カッコいいの?)」と苦笑いの磯村。「髪型とか(笑)」とボケる末澤に、磯村は「もっとあるだろ!」と笑い、和やかな雰囲気でトークがスタートした。
本作が初共演となった二人だが、絶妙な距離感が必要な難役に挑戦。互いの印象を訊かれた末澤は「(磯村さんのことは)もちろん存じあげていましたし、初対面の時に気さくに話しかけてくれたので、距離が近くなれそうだなと感じていました」と回顧。対して磯村は「お互い最初は読み合っていましたね。似ている空気は感じていたけど、どこまで深く掘っていけるのかというのは探り合っていたかも」と話す。
磯村が「絶対にふざけるキャラだと思った。子供っぽいところはありそうだなと・・・(笑)」と続けると、末澤も「撮影が進むにつれてふざけていましたね。2人のシーンは特に(笑)。色んな話ができました」と明かし、幼馴染という関係性も自然に構築できていった様子。
龍之介(磯村)と拓海(末澤)に大きく影響を与える、重要な”メンター”・埜本(のもと)を演じる綾野について、末澤は「綾野さんとご一緒させていただけるんだという気持ちが大きかったです。『緊張しなくていいからね!』と声を掛けてくれました。撮影の合間は筋トレの仕方を教えてもらって」と、綾野の人柄に触れつつ、「綾野さんは監督がOK出しても『別パターンもトライしたい』と言って、とてもストイックでした。すごく勉強させてもらいました」と刺激を受ける。
磯村は、綾野とはこれまで5作品の共演を果たしているが「僕は兄貴のような存在。久々の共演でしたが、綾野さんは普段から役者界の“mentor …
戸田恵梨香、磯村勇斗の行動力に「尊敬しかない!これからの映画界を担ってくださる、たくましい俳優さん」 故・原田眞人監督への想いも!「第1回しずおか映画祭」DAY1
「第1回しずおか映画祭」が、5月23日、静岡市・清水文化会館マリナートにて開幕し、映画『駆込み女と駆出し男』(2015)が上映され、本作に出演の戸田恵梨香が登壇した。
磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」を、2026年5月23日(土)・24日(日)に静岡県静岡市で開催。
磯村が「映画を身近に感じて欲しい」という映画への熱い思いと郷土愛が発端となり、2024年11月に静岡県沼津市にてプレ開催された「しずおか映画祭」。それから約1年半、本年より「旅する映画祭」をテーマに、静岡県内の各地で「しずおか映画祭」を毎年開催することが決定。Astageでは、そんな記念すべき「第1回しずおか映画祭」の模様を現地よりお届けする。
映画祭の第二部では、昨年逝去した原田眞人監督への感謝を込めた特別追悼上映として、映画『駆込み女と駆出し男』を上映。 上映後には、本作で“鉄練りじょご”を演じた戸田恵梨香が登場すると割れんばかりの拍手と歓声が送られた。
熱烈な歓迎ぶりに戸田は、「こんなたくさんの声援をいただいて。本当に嬉しく思います。こんなにリアクションしてくださるお客さまってなかなかいない」と驚きつつも満面の笑みを浮かべると、磯村も「静岡の皆さんは本当に温かいんですよ」とほほ笑む。
この日が初対面となった戸田と磯村だが、戸田が「磯村さんがこのようなことをしてらっしゃるとは思ってなくて。これからの映画界を担ってくださる、たくましい俳優さんだなと思っています。頑張ってください」とエールを送ると、磯村も「戸田さんにそう言っていただいて、背中を押していただいている気分です“」と感激しきり。
磯村は、戸田について「僕は『デスノート』や『ライアーゲーム』の世代。役者を目指す前から見ていた方」とし、「原田眞人監督作品に出演されていたので、ぜひ映画祭に来ていただきたいと思って、お声がけさせていただきました」とゲストに迎えた理由を述べる。
戸田は磯村の印象について、「最近では、(『不適切にもほどがある!』の)ムッチ先輩の印象でしたね」と明かし、「独特な空気感を持っていらっしゃっていて、すごく惹きつけられる方」と話す。「これからお芝居でご一緒できる機会があったらいいですね」とニッコリ。
また、戸田は現在配信中のNetflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』で細木数子役を熱演。磯村が「戸田さんがどのように演じるのか本当に楽しみでした」と言い、「時代ごとに表現を変えている。晩年のシーンではオーラや貫禄があってまるで違った人物だった。本当にすごい役者さんだと思いました」と絶賛すると、戸田も「どうしたもんだろうと思いながら、一生懸命なりきりました」と悩みながらも、細木数子を演じた達成感を滲ませる。
そして、故・原田眞人監督について話が及ぶ。戸田は原田監督のお別れ会にも参列したそうで、「自分の心の支えというか、お芝居をしていく上で、原田さんに認められたい、褒めてもらいたいという気持ちがずっとありました。すごく大切なものを失ってしまった喪失感が大きいです。今回こういう形で原田さんを追悼できることを嬉しく思います」と故人を偲んだ。
そんな原田監督がメガホンを取った、映画『駆込み女と駆出し男』では、「原田さんの熱量が本当にすごくて。隣の部屋から怒鳴り声が聞こえてきたこともありました。それだけみんな真剣だったんです。“絶対にこの人と仕事がしたい”と思いました」と述べ、「脚本以上に監督自身に魅了されました」と言い切った。さらに、「原田さんは、全ての登場人物に愛情を注いでいる監督でした。だから多くの役者さんに愛されたんだと思います」とも。
また、本作のテーマにちなみ、映画業界における女性の働き方についても語られ、戸田は、「女性が諦めることなく働き続けられる環境になってほしい」と、自身が出産を経たことで仕事への向き合い方が変化したことを吐露。映画業界専用のベビーシッター制度や現場環境の変化にも触れながら「一人一人が認められ、光を見つめていける時代になってきたのは嬉しいことだと思います」と、さらなる環境の充実に期待した。
さらに、「20代、30代は目標に向かって突き進んできましたが、子どもを産んでから、自分の人生の一区切りを感じる瞬間が増えました。これから40代をどう生きていこうか、もう一度考えたいですね」と話す戸田。磯村は「戸田さんの言葉にはブレない芯がある」と称える。すると、戸田は「私は阪神・淡路大震災を経験して、“人はこんなにも簡単にいなくなってしまうんだ”ということを知りました・・・。だからこそ“生きてほしい”“好きだ”という気持ちが強いのかもしれません。そこから“諦めたくない”という熱が生まれるんです」と、自身の根底にある死生観についても語った。
これからの夢を訊かれると、「クリント・イーストウッドのように、年齢を重ねながら作品を作り続ける俳優になりたいですね」と答え、「80代の自分だからできる作品をやりたい。死ぬまでこの仕事を続けていきたいですね」と目を輝かす。
最後に、戸田は映画『駆込み女と駆出し男』について、「原田さんの愛情がたっぷり詰まった作品です。一人ひとりの登場人物がどうしたって好きになってしまう。この作品が皆さんの心にそっと寄り添ってくれるものになれば嬉しいです」とメッセージを送った。
その後、会場屋外で行われたレッドカーペットセレモニーに参加した戸田。
磯村とは今回初対面となったが、「本当にスマートな方で、人の芯の部分、本質の部分をすごく見てくださる方なんだなと感じましたし、愛情溢れる方で、素敵な方だなと感じました」と大絶賛。
磯村が自身でスポンサーを集めたり、役者としてだけでなく、裏方として映画祭を作り上げていることに、「私も何かやってみたいな、他の仕事をやってみたいなとなんとなく思っていたことも、実際には行動に移せてこられていないので、その行動力には本当に尊敬します。それを色々な方に声をかけて形にしていくという力強さが、本当にかっこいいですね。尊敬しかないです。これからも静岡を背負って、映画界を牽引していかれる方なんだろうなと、すごく感じました」と感動していた。
今回、映画祭に参加して「ごく幸せな時間でした。静岡の皆さんが、こんなに私を受け入れてくださって。本当に楽しそうで、お話しできてよかったなと思いますし、こういう形で原田監督に対しての思いや、静岡を思うことができて嬉しいです」とコメント。そして、「ますます静岡のことが好きになりましたし、温泉だけでなく色々な街に行ってみたいなと思いました」と笑顔を見せていた。
映画祭の概要
■タイトル:第1回しずおか映画祭
■開催日時:
・2026年5月23日(土)場所:静岡市清水文化会館(マリナート)
・2026年5月24日(日)場所:静岡市内の映画館
■企画:磯村勇斗
■主催:「しずおか映画祭」実行委員会(https://shizuokaeigasai.jp)
■後援:静岡県/静岡市/生活衛生同業組合 静岡県映画興行協会
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「第1回しずおか映画祭」ついに開幕!役所広司「10年、20年、50年とずっと続く映画祭に!」とエール! 磯村勇斗は映画祭への熱い想いを語る!
「第1回しずおか映画祭」が、5月23日、静岡市・清水文化会館マリナートにて開幕し、代表を務める磯村勇斗をはじめ、役所広司、戸田恵梨香、末澤誠也(Aぇ! group)ら豪華俳優陣が登壇した。
磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」を、2026年5月23日(土)・24日(日)に静岡県静岡市で開催。
磯村が「映画を身近に感じて欲しい」という映画への熱い思いと郷土愛が発端となり、2024年11月に静岡県沼津市にてプレ開催として行われた「しずおか映画祭」。大盛況の内に行われた映画祭から約1年半。本年より「旅する映画祭」をテーマに、静岡県内の各地で「しずおか映画祭」を毎年開催することとなった。そんな記念すべき「第1回しずおか映画祭」が5月23日、24日に静岡市で行われ、Astageではその様子をお届けする。
23日、磯村の開会宣言によりスタートした本映画祭。静岡市長の難波喬司もお祝いにかけつけ、「静岡市とカンヌは姉妹都市です。今回の開催を嬉しく思います」と話した。
そして、第76回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した映画『PERFECT DAYS』の上映が行われ、華やかに映画祭の幕開けを飾った。そして上映後には主演・役所広司が登壇し、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
役所は、満席の会場を見渡しながら「大谷翔平になったような気分ですね」と笑顔を見せ宇、「映画祭はお祭りですから。人がたくさん集まると盛り上がります。僕自身は盛り上げるのはそんなに得意じゃないんですけど、これから磯村くんが立ち上げた映画祭をずっと応援していきたいと思います。しずおか映画祭が10年、20年、50年とずっと続いていくことを願っています。これからもアジア、世界へと広がっていくよう頑張ってください。皆さんも一緒に頑張りましょう!僕も頑張ります!」とエールを送る。
静岡市とフランス・カンヌ市が姉妹都市であることにちなみ、カンヌゆかりの作品として『PERFECT DAYS』の上映が決定。静岡での上映ということで、「真っ先に『PERFECT DAYS』が浮かんだんです」と明かした磯村。そして自ら役所に出演オファー。快く承諾してくれた役所に「「第1回の門出をお祝いしてくださっているような気持ちです。本当にありがとうございました」と感謝すると、役所は「仕事場でいきなり不意を突かれて言われたので、即答するしかなかったんです」と明かし、笑いを誘いつつ、「ここは本当にカンヌ映画祭のメイン会場に似ているような雰囲気ですね。ここからいいスタートが切れたと思っています」と祝福の言葉を送った。
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日本文藝家協会創立百周年記念、文士劇『風と共に去りぬ』開幕!演出の五戸真理枝「言葉のエンターテイナーとしての本領をどんどん発揮」
日本文藝家協会創立百周年記念、文士劇『風と共に去りぬ』が、5月23日に、紀伊國屋ホールにて開幕。前日22日にはゲネプロが行われた。
本公演は23日2公演が行われ、24日13時公演が千秋楽となる。撮影:高橋 祐功
本作は、かつて文藝春秋が主催し、三島由紀夫や石原慎太郎、井上ひさしなど一世を風靡した作家による芝居『文士劇』が、日本文藝家協会の創立百周年記念し、2026年に復活したもの。
マーガレット・ミッチェル原作の『風と共に去りぬ』を、鴻巣友季子の訳、道又 力の脚本、五戸真理枝の演出で、阿部公彦、井沢元彦、岩井志麻子、荻野アンナ、岳 真也、川口則弘、河原啓子、佐伯順子、佐川光晴、笹 公人、島田雅彦、辛酸なめ子、蝉谷 めぐ実、谷口桂子、夏山かほる、林 真理子、三田誠広、宮尾壽里子、村上政彦、村山由佳、山内マリコ、綿矢 りさといった日本を代表する一流作家たちがすべての役を演じる。
セリフ量が多い主人公・スカーレット・オハラ役は蝉谷めぐ実、綿矢りさ、辛酸なめ子、村山由佳のクワトロキャスト、レット・バトラー役は島田雅彦、三田誠広のダブルキャストが演じる。ゲネプロでは、蝉谷めぐ実、綿矢りさ、村山由佳が順にスカーレットを演じ、レット役は島田が1幕を、三田が2幕を演じていた。
映画では228分という超大作だが、道又 力の脚本は、名作の名場面を核として人物像と物語を大切にしつつ、2幕・2時間半あまり(休憩15分)に凝縮。出演する作家には本物の俳優かと思える演技達者もいれば、アドリブ(?)やダジャレ連発もあり。さらに歌もダンスもありと、盛沢山な公演に、客席に幾度も笑いが巻き起こっていた。
しかし、大きなテーマを抱えた本作。結末には胸熱くさせられ、また深く考えさせられて、改めて演劇の面白さを感じ、個性あふれる作家たちに興味が増し「著作を読みたい!」という思いが強くなる公演となった。
■コメント
・林 真理子(日本文藝家協会理事長)
作家というのは本当にすごいものだとつくづく思った。ギリギリまで台本を離さず、不安そうにしていたものの、後半に入ると誰もが、自分の世界を作り出してしまう。上手い人はさらに上手くプロっぽくなり、棒読みの人は、不思議なユーモアを醸し出すようになる。
そもそも、作家はおしなべて芝居好きだ。毎日自分の頭の中で、誰かを作り出して誰かのセリフを作っている。そういう人たちが演じる芝居が面白くないはずはない。奇妙な魅力ある空間を、ぜひお楽しみくださいませ。
・三田誠広(文士劇実行委員長/レット・バトラーB役)
文士劇の責任者として理事長のご指名で文士劇の責任者ということになってしまった。会員のなかから出演者を募集し、理事や評議員の皆さんからの推薦も受け付けて、人数が揃ったところで稽古が始まった。ぼくは出演するつもりはなかったのだが、責任者として稽古に参加するうちに、演出家のご指示で後半のレット・バトラーを演じることになった。実は子どものころ児童劇団に所属していたので芝居の訓練は受けている。後期高齢者のバトラーで大丈夫かと思ったのだが、大詰めの台詞で「さすがに歳をとりすぎた」というのがあるので、いまは適役だと思っている。
・鴻巣友季子(文士劇広報委員長/マーガレット・ミッチェル役 [5/23夜、24昼公演])
このたび『風と共に去りぬ』が日本文藝家協会の百周年記念文士劇の演目となり、翻訳者としても大変うれしく思っております。
一夜で消えてしまう演劇舞台は「風に書いた詩」と表現されるそうですが、みんなで書いたこの詩は「風」に乗って次の百年まで疾んでゆくでしょう。
・五戸真理枝(演出)
昨年末からコツコツ稽古を重ねてきました。出演者の皆様は、物語と役をつかみ、余裕が出てきたのか、言葉のエンターテイナーとしての本領をどんどん発揮されています。真面目でありながらユーモア満載の『風と共に去りぬ』です。本番では、作家の皆さまに、演じることを名一杯楽しんでもらえればと思っております。
日本文藝家協会創立百周年記念なので、日本の文芸文学の道を切り開き、守り育ててきた先人に敬意を表して演出しました。
共に歩んできた年月に思いを馳せ、今ここに舞台を共にする喜びを感じていただければ幸いです。
・蝉谷めぐ実(スカーレット・オハラA役)
作家や書物に関わる方々が舞台に立つ姿を一番近くで見てみたい…!と、そんな浮ついた心から参加した文士劇でしたが、ご指名をいただいたのはまさかのスカーレット・オハラ役…!
稽古に入っても時折顔を出していたミーハー心ですが、今や神妙な面持ちで固唾を呑みながら、舞台に臨む私を見守ってくれております。
ここまできたからには、最後まで楽しみ、晴れやかに幕を下ろしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
・綿矢りさ(スカーレット・オハラB役)
私はもともと『風と共に去りぬ』の話がとても好きでした。しかし、今回舞台で主人公スカーレットの役を演じてみて、彼女の気性の激しさに参りました。このような性格だから、彼女の周りからは少しずつ人が離れ始め、そして風と共に去ってしまったのだと思いました。しかしたとえ孤独になっても、めげずに立ち上がる彼女の姿は、なぜか感動を誘います。生命力の輝きが、どれだけ人々を惹きつけるかを知りました。
・辛酸なめ子(スカーレット・オハラC役)
今回、舞台に出演させていただくことになり、稽古中「あれ、私、今何をやっているんだろう?」という思いがよぎるほど、別世界に来てしまったような感覚です。結局、演技らしい演技はできていませんが、自分の中の殻を少しだけ破ることができた気がします。スカーレットを現代になぞらえたら、キム・カーダシアンやカイリー・ジェンナーみたいな存在かもしれません。自由奔放でわがままで貪欲で商才と自己プロデュース力に長けている女性。現代のセレブの原型のようなスカーレットのエネルギーに少しでもあやかりたいです。
・村山由佳(スカーレット・オハラD役)
ひとりでいるのが好きな子どもで、自分でおはなしを作り、すべての役を演じる遊びがお気に入りでした。
作家になるのは当時からの夢でしたが、まさか同業の皆さんと一緒にお芝居までさせていただけるなんて!
……というのは昨日までの呑気な感慨です。紀伊國屋ホールの舞台をまのあたりにした瞬間、緊張で心臓が背中から飛び出しそうになりました。
演劇というものが演出の妙によって、そしてスタッフの方々の尽力によって生きもののように変化してゆく過程を見られたことはこの上ない喜びでした。あとはもう、人事を尽くして天命を待つのみ。
作家たちのお芝居が本屋さんの真上で行われるとは、なんと素敵なことでしょうか。
・島田雅彦(レット・バトラーA役)
演じるという行為は他者の思考や行動と自分のそれをシンクロさせることである。俳優も小説家も多かれ、少なかれ、他者に憑依し、その人格を宿すシャーマンのようなものである。複数人格を使い分け、肉づけをし、鮮やかな感情を吹き込むこの商売は、一度始めたら、やめられない。普段から小説を書いていない時は、頼まれもしないのに、TPOに応じて、さまざまな他者を演じている。ある時は教師、ある時は誘惑者、またある時は通行人 A という具合に。今回はひねくれたトリックスター、レット・バトラーになる。共演者には性格がそっくりといわれている。
日本文藝家協会創立百周年記念 文士劇『風と共に去りぬ』
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