東京アニメアワードフェスティバルから火がつき、世界各地の映画祭で快挙を続けてきた台湾発の長編アニメーションン映画『幸福路(こうふくろ)のチー』が、11月29日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町他で公開となる。
オリジナル版では、人気女優グイ・ルンメイ(桂綸鎂)が主人公チーの声を担当したことも話題となった本作。
日本語吹替版では、
主人公チーの声の出演には、『冴えない彼女の育てかた』の加藤恵役や『マクロスΔ』のカナメ・バッカニア役で人気の声優、安野希世乃(やすのきよの)。
『ファインディング・ニモ』でも声優を務めた映画コメンテーターLiLiCoが映画のキーマンとなるチーの祖母役。
チーの親友ベティ役を、『ガールズ&パンツァー』ローズヒップ役や『ちえりとチェリー』のちえり役の高森奈津美(たかもりなつみ)。
テーマ曲「幸福路上/On Happiness Road」は、安室奈美恵のラストライブにも出演した台湾の歌姫ジョリン・ツァイ(蔡依林)。
日本語吹替版 ダイジェスト映像ではそのテーマ曲にのせて、大人になって故郷に帰ってきたチーの迷い、幼いチーとおばあちゃんの絆、年老いた両親とのシーンが綴られ、4分間の映像で何度も涙がこみ上げてくる。
編集を手掛けたのは、日本語吹替版の演出をした中村誠監督(『ちえりとチェリー』『チェブラーシカ』)。
先日来日していたソン・シンイン監督もこのダイジェスト版を観て号泣するなど、大人が泣けるアニメーション『幸福路のチー』を象徴するダイジェスト版となっている。
※『幸福路のチー』日本語吹替版 ダイジェスト映像
▼Crest公式Youtubeチャンネル(現在限定公開)
橋から見る夕暮れ、
懐かしい匂い、
幸福路で出会ったのは 忘れていたあの日のワタシ―。
アメリカで暮らすチーの元に、台湾の祖母が亡くなったと連絡が入る。久しぶりに帰ってきた故郷は
記憶とはずいぶん違っている。運河は整備され、遠くには高層ビルが立ち並ぶ。同級生に出会っても、
相手はチーのことが分からない。私はそんなに変わってしまったの?
チーは幸福路に引っ越してきた幼い日を出発点に、これまでの人生をたどりはじめる――。
『幸福路のチー』
11/29(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町他
国際映画祭を席巻してきた台湾発の傑作アニメ―ション、いよいよ日本公開。
【『幸福路のチー』公式サイト http://onhappinessroad.net/】