CROSS GENE　「CROSS SHOW “ZEDD”」　ライブレポート

in ASIA, Report(ASIA) · 2014/10/14

日本・中国・韓国の3ヵ国のメンバーからなるアジアグルーバルユニットCROSS GENEが、初主演映画『ZEDD』をモチーフにした「CROSS SHOW “ZEDD”」を10月12、13日にAiiA Theater Tokyoにて開催した。

オールL.Aロケを敢行し、世界のトップクリエーターたちが集結したCROSS GENE初主演映画『ZEDD』。その映画から派生したスピンオフは、『ZEDD』の世界観をそのまま舞台で表現。映画同様に様々な言語のセリフが飛び交い、メンバーも同じ衣装と役柄で迫真の演技を披露した。また、「水曜どうでしょう」の名物ディレクターとしてお馴染みの藤村忠寿の登場は“笑い”のスパイスとなり、映画本編とは違った味わいを生み出し、観客を大いに楽しませた。

デビュー曲「La-Di Da-Di」からスタートした後半のライブは、「本当に久しぶりに会えて嬉しい！」と再会を喜ぶ言葉通りにパフォーマンス中もファンとのコミュニケーションが続き、お互いの呼吸を合わせながらステージを作り上げていった。そして、「Amazing –Bad Lady–」では韓国活動時の応援コールが会場に響き渡り、これにメンバーが驚きの声を上げる場面もあった。

アンコールを含め13曲を披露し、最後の挨拶に立ったメンバーは、「映画から始まりましたが、僕たちにしか出来ない“音楽、エンターテインメントは世界を超える”ということを伝えたくて挑戦しました。みなさんにうまく伝わったかどうか分かりませんが、伝わったと信じています（TAKUYA）」「辛いこと、大変なこと、幸せなこと、全ての経験から生まれるのが未来。日本のファンから頂いた手紙でCROSS GENEの歌が力になり、助けになったと知り、僕たちがいつも願っていた“心に届く音楽”が出来たと本当に嬉しかったです。皆さんと一緒に未来を歩いて行けたらいいなと思います。これからも頑張りますので、応援してください（SHIN）」とメッセージを伝えて幕を閉じた。

映画、演劇とライブを融合させたエンターテインメントの新しいスタイルを見せたCROSS GENE。早くも次のステージに向かうべく、2015年1月14日に新曲「Future」のリリースが決定した。新年に届くCROSS GENEの“未来”に期待したい。

CROSS SHOW “ZEDD”　セットリスト

・La-Di Da-Di
・Dirty Pop
・On THE FLOOR
・My Love Song
・Solar
・For This Love
・Amazing –Bad Lady–
・CRAZY
・Sky High
・Page Of Love
・Billion Dolla
EC
・New Days
・Shooting Star