8月1日(金)、韓国ドラマ『百年の花嫁』の記者会見がTBS 放送センター(赤坂)にて行われ、大財閥のツンデレ御曹司ガンジュ役を演じたドラマ初主演のイ・ホンギ(FTISLAND)と、ヒロインの兄役を演じたソンヒョクが登壇した。
――二人の役どころは?
イ・ホンギ:金持ちです(笑)。デパートの若い社長で、恋愛は1度もしたことがなく仕事ばかりしている冷たい男です。
ソンヒョク:僕が演じたチャン・イヒョンという役は、言ってみれば足長おじさんのような役です。そして愛する女性に何も見返りを望まない一途な愛を実現している役どころです。
――冷たいお金持ちの御曹司は、ホンギさんご自身との共通点はありましたか?
イ・ホンギ:ないっすね~(笑)。全くないです。金持ちでもないし、デパートも持っていないし、冷たくない。そして、恋愛はたくさんしましたし(笑)。似てるところはないです。
――では、自分とは真逆の役を演じるというのはいかがでしたか?
イ・ホンギ:最初は本当に難しかったです。でも、金持ちの役がやりたかった。どういう感じかなと思って(笑)。普段ホンギのを出せないのが大変でしたが、まわりにいるお金持ちの兄さんや、社長を見て勉強しました。初めて恋愛をする役なんですが、そういう気持ちを忘れていたらどうしようと思いましたが、現場では自然にできました。
――ソンヒョクさんは足長おじさんのような役ということでしたが、ご自身との共通点は?
ソンヒョク:似ているところはあったと思います。僕も性格的に、あまり気持ちを表に出すほうではなく、誰かのことを気遣ったりするのも裏でするほうなんです。ですので、普段も感情を隠していることが多くて、好き嫌いというのも特に誰かに言うわけではなく、親しい人だけに言う感じです。そういった点も似ているなと思いました。そんな、胸の内はあまり表に出さず裏で相手を気遣うという性格です。なので、僕って本当につまらない人間だなと思います(笑)。
――一人二役を演じたヒロインのヤン・ジンソンさんとの演技はいかがでしたか?
イ・ホンギ:ヤン・ジンソンさんは、役によって髪型やメイクが変わるんですよ。演技もそういうふうに変えてるから、本当に別人みたいでした。
ソンヒョク:もし自分があの役をやっていたら、本当に苦労していたと思います。一人二役というのは並大抵の苦労ではないと思います。でも、彼女は本当に頑張って、一生懸命演じていました。もし、僕があの役をやっていたら、あそこまではできなかったと思います。
――このドラマには、言い伝えや迷信がたくさん出てきますが、お二人は信じますか?
イ・ホンギ:いい話は信じます。悪い話は信じてないです。
ソンヒョク:僕も迷信はあまり信じていません。でも、いいことは信じますし、悪いことは信じたくないので、イ・ホンギさんと同じです。
――撮影現場の様子は?
ホンギ:監督がテンション高く、楽しい人。本来は、自分が現場を盛り上げ役なんですが、この現場は監督でした。
ソンヒョク:口数の少ないキャラクターでしたので、何かを話そうと思ってもなかなか口から出なかったり、楽しみたいと思っても、役柄上あまり楽しめませんでした。監督からも、じっとしていろ、黙っていろと感情を抑えるよう指示がありましたが、監督は、俳優にそう指示しながら、自分は楽しんでいるようでした。ホンギさんがおっしゃったように、監督が本当にテンションが高くて、本当に楽しい現場でした。
イ・ホンギ:監督は、男性には普通のハグなんですが、女性にはもっと強いハグで、チューとかもするんですよ。ハンパないです(笑)。
――ここは絶対に見てほしいというお気に入りのシーンは?
イ・ホンギ:最後に、ドゥリムに「俺と一緒に逃げよう」というシーンです。ガンジュがドゥリムを抱きしめて泣くシーンなんですが、感動的です。
ソンヒョク:最後にドゥリムに会いに行くシーンです。気持ちの整理をして彼女を見送るんですが、悲しい気持ちを隠して、あえて笑顔でドゥリムのことを見詰めています。自分で演じながらとても感動したシーンでした。
――ドラマには、カップルの二人がペアルックをするシーンが出てきますが、彼女からペアルックをして欲しいと言われたら応じますか?
イ・ホンギ:まだ、1回もしたことはないです。結構、いろんな恋愛はしましたが、カップルルックやカップルリングは、恥ずかしくてないです。イベントとかもやってあげたことがないです。友だちは結構やってるんですが、それも恥ずかしくてやったことはないです。機会があればやってみますね(笑)。
ソンヒョク:僕も同じように恋愛はたくさんしてきましたし、いろんな女性に会ってきましたが、やはりペアルックは一度もないです。でも、彼女が望むのであれば、愛していれば着たいと思います。
――ヒロインは料理が得意という設定でしたが、お二人が好きな日本料理と韓国料理は?
イ・ホンギ:知ってますよね?(笑)日本の食べ物の中で、やっぱり一番は「一蘭」ですね。さっきも食べてきました。最近、友達の紹介で、大阪ですき焼きを食べました。焼き方が今まで食べたものと違い、それが本来のすき焼きだと言われました。醤油を入れないすき焼きでした。東京にはないと言われましたが、本当においしかったです。韓国料理は全部好きです。食べ物が本当に好きで、今、太ってますけど・・・(笑)日本でも韓国でも、嫌いな食べ物はないです。
ソンヒョク:日本食で好きなのは、やはり僕もラーメンです。それから寿司も大好きです。韓国料理の中では好き嫌いはありません。特にお肉が好きです。実は母が鴨肉のお店をやっていので、鴨肉も好きです。
イ・ホンギ:宣伝しないんですか? お店の場所とか言ったほうがいいんじゃないですか? 絶対言ったほうがいいですよ。
ソンヒョク:場所はソウルの蚕室、ロッテワールドの横あたりにあります「チョソン鴨肉の店」という名前です。僕は日本に来て何をしているんでしょう(笑)。
――最後に日本のファンの方々にメッセージをお願いします。
ソンヒョク:(日本語で)ファンのみなさん、これからも応援よろしくお願いします。
イ・ホンギ:面白いテーマで、見どころはたくさんあります。そして、ホンギが出ます。笑ったり泣いたりの感情的なシーンもあり、素晴らしい世界観のドラマだと思います。お化けも出るし(笑)。だから、ぜひ楽しみにしてください。
■イ・ホンギ
1990年3月2日生まれ。子役の経験を経て、’07 年にロックバンドFTISLAND のボーカルとしてデビュー。’09 年「美男<イケメン>ですね」のジェルミ役で大きな人気を獲得。出演作はほかに「のり子、ソウルへ行く!」(’11 年)、映画「フェニックス~約束の歌~」(’13 年)など。本作品ではこれまでのイメージと違う傲慢なオレ様役を演じ、役者としての新境地を開いた。
■ソンヒョク
1984 年3 月2 日生まれ。’05 年ドラマ「サマービーチ~海辺へ行こう~」でデビュー。ドラマ「来た!チャン・ボリ」(’14 年) 、映画『良い友達』(原題) (’13 年)などに出演。
『百年の花嫁』
【STORY】
田舎娘が一夜にして、魔法をかけられたシンデレラのようにセレブなお姫様に!
祖母を支えるために働く頑張り屋のドゥリム(ヤン・ジンソン)は、大財閥の御曹司ガンジュ(イ・ホンギ)との結婚を前に姿を消した大企業の娘、イギョン(ヤン・ジンソン=1人2役)と顔がそっくりだという理由で、身代わりを務めることに。祖母の入院費用のためと割り切った仕事だったが、ドゥリムは次第にガンジュのことが気になり始める。ガンジュもまた、気乗りのしない政略結婚だったが、心のやさしいイギョン(実はドゥリム)に惹かれ始める・・・。
【地上波放送】 TBS地上波 8月1日(金)より、深夜枠にて月曜、水曜、金曜の週3回放送が開始
【CS放送】 衛星劇場(毎週金曜日2話連続23:00~)にて放送中
【DVDセル・レンタル】
DVD&Blu-ray BOX1 2014年8月6日(水)
DVD&Blu-ray BOX2 2014年9月5日(金)
DVD 各¥19,800+税
Blu-ray 各¥21,800+税
発売元:TBS/TCエンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント
(C)AURA MEDIA/cinnecuuz/ACC 「百年の花嫁」日本語版製作委員会