ジェリー・イェンファンミーティング 2014 in Tokyo （9月26日昼　日比谷公会堂）

in Report(ASIA) · 2014/10/16

ファンの「ジェリー」という呼び声に応えて客席脇の扉からジェリーが登場。大歓声の中、客席に間を通ってステージに上がり、司会の赤平大さん、通訳のサミュエル周さんとジェリーにも、ファンにもお馴染みの2人がジェリーのそばに立ってファンミーティングが始まった。

ジェリーは、平日にもかかわらずやって来てくれたファンに「今日はみなさん、仕事ないでしょ？」と友達のように話しかける。この日の夜公演だけでなく、大阪公演も見に行くというファンが大勢いることを知ったジェリーは感動して涙するふりを見せてファンを喜ばせた。

「僕の心の中ではファンを友達だと思っています。CDを出して歌うのは僕にとっては仕事だけど仕事じゃない。以前も皆さんが集まってくれて歌ったことがありますが、友達にカラオケを歌って聞かせているような気持ちだった」と今回のCD発売について語ったジェリー。さらにヴァネスの結婚式で僕はワン・リーホン（王力宏）の向いの席で、リーホンがパーティの間中、奥さんを抱きしめているのを見て「正直言うと感じることがいっぱいでした」とも。赤平さんが「結婚式はいつにしますか？」と尋ねると「あー、すごく（結婚）したいですよ～」としみじみとつぶやいたジェリーだった。

ドラマ「恋恋不忘」と映画『ルパン三世』についても秘話を披露。ドラマ「恋恋不忘」を「道明寺に子供が生まれて家庭を作ったバージョンですね」と解説し、映画『ルパン三世』では英語や日本語の台詞に苦労したと言う。「移動する車の中で懸命に日本語の台詞を覚えても、現場に着くと全部英語に変わってびっくり」ということもあったそうだ。

トークの次はファンがステージにあがって、ジェリーがジェスチャーし、ファンが当てるという「ジェスチャーゲーム」コーナー。ジェリーが体を張って見せるジェスチャーに、会場全体がやんややんやの大盛り上がり。ジェリーと一緒になって遊んだ貴重な時間となった。

再び日本語曲の話題となり、ついにその曲「To be with you」が流れた。ファンから「生歌が聞きたい」という声が上がると、茶目っ気いっぱいに「まもなく聴けるよ。明日サプライズあるかも」と答えて笑った。そして一旦舞台を下りたジェリーは「愛さずにはいられない」を日本語で歌って再登場。「日本でのコンサートをするためのウォーミングアップのミニコンサートです」と「恋恋不忘」の主題歌、懐かしい「一公尺」、ヒップホップ調の「記憶拼圖」を披露。客席は興奮の渦となった。