10年間いつも一緒にいてくれたファンへの感謝の気持ちを込めて、2014年11月19日、20日に日本武道館で『2014 JAPAN LIVE“RyuSiwon”』が開催された。
2005年に日本武道館から始まったJAPAN LIVE TOURの10年の歴史、10年間の気持ちを伝えたいと出発の地である日本武道館で開催されたJAPAN LIVE。
リュ・シウォンのカラーであるオレンジではなく、今回は本人の希望で赤いペンライトで統一された開場は2階席の奥までびっしり。開演前から拍手と歓声、ペンライトで今か今かと待ちきれない様子のファンたちの熱気溢れる中、純白のスリーピースで登場すると静かに歌い始めた。2曲目の『愛してる』では感極まって言葉に詰まり、涙を流すリュ・シウォン。「2005年を思い出しながら、またこの2年間の辛い時期を思い、こうやって皆さんの姿を見たら、うまく言えないけれど、涙が出てきました。それほどに皆さんの感情が感じられ、急に込み上げてきたのだと思います」と、自分でも涙が溢れてきたことに驚いているようだった。
次々に歌いながら、曲が終わり、リュ・シウォンが話を始めると、すぐに「オッパー!オッパー!」と客席のあちらこちらから声が掛かる。「10年経って、まだオッパですか?僕より年下の人は?」と聞くと「はーい!」と沢山のファンたちから返事があり、その答えに対してすぐに「嘘つきですね(笑)」と返すなどファンたちとの掛け合いも楽しんでいた。
純白のスリーピースから、ブラックとゴールドの騎士風の衣裳、最後には白いパンツに赤いジャケットと清潔感のある生き生きとしたスタイルでアンコールを行い、「今日、明日とこのコンサートをきっかけにこれから40代のかっこいいリュ・シウォンをみせるべく活動していきたいです。10年前、皆さんに10年後にまたこの武道館でと約束し、こうして皆さんと会うことができ、言葉では言いあらわせない感慨深い気持ちです。この2年以上活動できずにいた僕を信じてくれて、期待してくれて、愛してくれて心から感謝しています。」と話すと会場からは割れんばかりの拍手が起こった。
今回のコンサートでは10年間の中で出したアルバム・シングルとすべての中から、彼自身が好きな曲を皆さんに紹介したい、歌いたいと選曲した曲で構成された。
恒例のように長時間に及ぶコンサートは今回も3時間半に及び、バラードからミディアムテンポ、ダンスミュージックまで全35曲を歌い上げた。
リュ・シウォン オフィシャルファンクラブ
http://www.ryusiwon.jp/