4月8日、ソウルの九老区新道林(シンドリム)にあるD-CUBE ART CENTERにてミュージカル[三銃士]のプレスコールが開催され、ダルタニャン役のKAI、パク・ヒョンシク(ZE:A)、シヌゥ(B1A4)、サンドゥル(B1A4)をはじめカン・テウル、パク・ウンソク、パク・ソンファン、チョ・ガンヒョンら主要キャストたちが会場を訪れた。
約1時間にわたって各俳優たちによるミュージカルの舞台を鑑賞。さらに積極的なキスシーンが次々と演じられる部分もみられた。
公演後、まずはMCの進行で各俳優たちに『三銃士の魅力』について質問すると、ミラディ役のイ・チョンファは「とても楽しくて暖かくて幸せな作品。ミラディとしては復讐のために寂しい立場ですが、楽しさとエネルギッシュさ、そして正義は生きていると観客の皆さんも感じることができる作品です」と答えた。パク・ヒョンシクは「家族全員が楽しめるミュージカルです。子供たちを連れてきて正義が何かを伝えられるし、華麗で綺麗でかっこいいのでご両親にも楽しめるミュージカルです」と自身の考える魅力について伝えた。アトス役のパク・ウンソクは「愉快ながらも暖かく感動のある作品だと思います。皆さんにとても良いプレゼントになるし、息の詰まる剣のアクションが見所です」と話し、それぞれに『三銃士』の魅力を伝えた。
劇中、特に神経を使った部分についてシヌゥは「剣術の練習を沢山し、神経を使いました。朝から夜まで練習し、休み時間も練習をしました」と、練習に専念している様子を伝えた。アトス役のカン・テウルは「2016年の『三銃士』は、今までよりも出演者が若くなりました。今まで演じられた先輩演技者の方々が場を与えてくださり、今回覇気があり新鮮で情熱的な三銃士を演じているのではないかと思います」と今回の『三銃士』のキャストについても明かした。
事前にSNSでも練習室の風景を公開してきたという『三銃士』だが、面白い練習中のエピソードとしてサンドゥルは「エピソードというとダルタニャンがテストを受ける場面で、観客の額にキスをしなければならないのですが、練習室ではスタッフや関係者たちにお願いしていました(笑)」と裏話も明かした。
アトスがダルタニャンに対してテストをするために客席に下りていき、観客の額にキスをするパフォーマンスがよく知られている『三銃士』だが、「額のキスは本当にするのか?」という質問にシヌゥは「はい、します!」と答え「ファンの方が「どの位置に座ったらキスしてもらえるのか」と聞いてくることもありますが、くじ引きのようなもので決まっていません~」と話すとそれはダルタニャンをテストするアトスに権利があると語った。
エピソードを聞かれたアラミス役のチョ・ガンヒョンは「三銃士が軽快に楽しめる反面、練習はとても真剣にしました。練習室では明るく楽しい雰囲気ですが、いざ練習に入ると一つ一つに集中して練習をしたので、これといったエピソードはないですね」と伝えた。
またその他にも練習中に剣が相手の鼻の穴に入ってしまったエピソードが披露された。
KAIは「エピソードというか練習をソウル市内の某女子大でしたんです。とても大きな練習室だったので練習に行く前になぜかどきどきして、毎日トレーニング用の服だけを着て行ったんですが、休みの日には正装をして行きました(笑)用もなく外にで眺めていたり、女学生たちと休憩室で食事をしたり」と話して会場を沸かせた。パク・ソンファンは自身が演じるアラミスの曲を披露する場面も見られた。
今回一人でコンスタンス役を演じるチョ・ユニョンは、4人のダルタニャンに対し「それぞれダルタニャンの姿を持っています。少年のような純粋な姿を見せるKAIさん、ビジュアルだけでも一目ぼれしそうなヒョンシクさん、可愛くて忠直な内面を持つシヌゥさん、そして天真爛漫で明るくてそばにいるだけでも気持ちよいエネルギーがアップしそうなサンドゥルさん、皆さんとても魅力的で、それぞれの魅力を受け止めながら良い姿の反応を受けながら楽しく演じています」と話すと出演者たちから拍手を受ける様子も見られた。
B1A4のサンドゥルとシヌゥは、同じグループのメンバーで同じ役柄を演じることについての長所短所を聞かれ「長所が多いと思います。いつも一緒にいるし、長い間家族のように過ごしてきたので、役柄の分析に対してよく話し合えるし、練習室以外の場所でも話せます」とシヌゥが答え「正直に言うと、KAIさんやヒョンシクさんの場合はこの作品で顔を合わせたので直接尋ねるのが難しい場合があるようです。サンドゥルとはお互いに傷つかないので指摘もよくします」と気持ちを話した。サンドゥルは短所を指摘し「いつも一緒のB1A4からの僕一人だけの唯一の脱出口がミュージカルで、新しい人たちとの出会いがあって幸せだったんですが、毎日見ている人とこの場でも会わなければならないのでそれが短所だと思いますね(苦笑)」と明かすとパク・ヒョンシクが「お互い叩いたりしてますよ(笑)」と冗談を飛ばしながら「社交性のある仲間なのでみんな親しく過ごしていますね」と続けた。
現在新しい時代劇と共にミュージカルを消化しているパク・ヒョンシクは「ドラマの撮影で地方といったりきたりしていますが『三銃士』で以前ダルタニャンを演じたのでキャラクターに関する悩みは振り払いましたが、剣術が変わった部分があるので練習に励みたいです」と伝え、ドラマとミュージカルでよい姿を見せたいと豊富を語った。
KAIはダルタニャン役の3人のアイドルたちの長所について聞かれ「一つのミュージカルで同じ役柄を4人で演じる例はなかなかないことです。観客の皆さんに多様なダルタニャンをお見せできるという長所があります。それにお互い発見できなかった姿を見つけて話し合え、さらに多くのことを共有できるのもよい点です。私もまだ不足な面もあり、ミュージカルの経験が多いといえるほどの確信がないので不安もありますが、そういった全ての不安を洗い流し、サンドゥル、シヌゥ、ヒョンシクの3人がとてもスマートで、アイデアが溢れ、自信感や舞台を楽しもうとする能力がしっかり準備できているので、とてもフレッシュな力を受けています」と説明し絶賛した。
フレッシュなメンバーでこの春にお届けする2016年版のミュージカル『三銃士』は4月1日から6月26日までソウルのD-CUBE アートセンターで上演される。
公式HP:http://www.musicalthreemusketeers.com/