三代目 J SOUL BROTHERS EXHIBITION 「JSB3 CLASS」が12月7日(土)〜2025年3月16日(日)の期間、六本木ミュージアムにて開催される。一般公開に先立ち、12月6日に同所にてメディア向けの内覧会が開催され、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーが登壇し、見どころを語った。
EXHIBITIONでは、14年間の活動を“旅”をテーマにMATE(ファンネーム)とともに過去から現在、そして未来へと続く軌跡をたどり、衣装やCDジャケット、ここでしか見ることのできないアルバムやツアーのロゴデザイン案など、クリエイティブ制作の裏側も展示。また、鑑賞者を取り囲む200度を超える巨大スクリーンでは、メンバー7人でのグループトークや、テーマごと選抜されたメンバーでの対談など色んなメンバーの組み合わせでのトークセッションを公開のほか、メンバー7人が完全プロデュースしたソロブースも出現する。
会見前には全員で会場を実際に見て回ったとのこと。小林直己は「今回は“旅”をテーマにした展覧会です。今ここにいる“DEPARTURES”から出発していただき、三代目 J SOUL BROTHERSの過去、そして未来を旅できるようなものになっています。デビューシングルから現在配信アルバムまで全て展示しているので、“懐かしいな”“こういうのもやったね”と話しながら観れました。本当に(会場を)まわっているだけで旅ができるような内容になっています」とアピール。
その後、それぞれが自身のブースについてパネル写真を持って説明。NAOTOは、「THIS IS MY HISTORY」と題し、ダンスをテーマにしたVR展示を楽しめるブースに。本人の代名詞であるダンスをテーマに、普段より近い距離でお客様を魅了する。NAOTOは「以前からVRで発表してみたかったんです。ブース内にVR機を設置しており、そこに僕が現れてダンスをするんです」と話すと、ØMIが「15年隣で踊っていても、このアングルでみたことない。NAOTOさんがどんな顔をしてるのか、覗きこんじゃいましたよ。ファンの人もそうやって見ると思う」と、踊るNAOTOを下から覗きこんで見たことを明かした。
小林のブースのタイトルは『My Time Our Time』。テーマは己の脳内で。小林直己が見ている世界へ誘う・・・というものだ。3台の大型ビジョンとともに、「これまで見せてきた部分とまだ見せてない部分、休日の様子」を40枚を超える写真で紹介。ギターや撮影で使用した刀も展示していることを伝えると、NAOTOが思わず「波田陽区さんじゃん!」とツッコミを入れ、会場に笑いが広がる一幕も。
ELLYは『NEO TOKYO GAMECENTER』をタイトルに、「オリジナルフォトスポットで“旅”の思い出を」をテーマに展開。ブースの中央にプリクラのような撮影装置を設置。ELLYは「プリクラで思い出を残せます。さっきもメンバーで撮ったんですよ」と笑顔を見せ、なんと7人でプリクラを撮ったのは初めてだそうで、会場にはその写真も飾られるとのこと。他にもアーケードゲーム風の映像やELLYの私物なども展示され、「中にはØMIの昔のサインもあるよ」と話していた。
山下のブースタイトルは『ROPPONGI BASE』。所ジョージの“世田谷ベース“を彷彿するように、山下健二郎の理想のガレージを再現。今回のために山下自身がDIY家具を製作したり、レトロなピンボールゲームもある。あと、展示物の中でもひと際目を引くのが山下私物の自慢のバイク。「ガソリンも抜いたので3か月は乗れません」と言う山下は「ピンボールゲームは実際に遊べます。あと展示の終了後にはDIYした株を抽選でプレゼントします!」と宣言。ELLYが「バイクもプレゼントしまーす」とジョークを飛ばすと、今市も「展示が終わったら?」と乗っかり、山下は大慌て。「せめてオークション・・・」と苦笑いしながら、「バイクは触らないでください!」と注意喚起していた。
岩田はタイトルを『白の部屋』とし、表現者・岩田剛典が創るアートでお客様に圧倒的インパクトを与える。真っ白な部屋には、岩田が初めて3Dプリンターで作った岩田の巨大石膏像を設置し、ブース内にはいくつかの額縁が飾られている。岩田の「0から作って楽しんでもらう」という趣旨のもと、「1期目は真っ白なキャンバス、2期目は・・・というように展示中に僕が会場に足を運んで、少しずつ描いていきます」とのことで、最終日までの変化の様子も楽しめる内容となっている。フォトスポットもいくつかあり、「さっきまで微調整をしてベストなポジションで撮っていただけるようにしました」とこだわりを見せる。さらに、岩田は「さっき(内覧時に)、メンバーが『石膏像の額に“肉”って描く』って言っていて」と伝え、「落書きはNGですね」とNAOTO。どうやら岩田以外のメンバーが展示室に手を加えることは禁止となったようだ。
今市のブースタイトル:『Resonance of Red』。テーマは音楽。「楽曲制作の裏側をお楽しみいただきたい」という思いから作られており、テーマカラーは自身のメンバーカラーの赤色に。今市が自宅で使用しているヴィンテージのピアノのほか、海外アーティストからプレゼントされたギター、レコーディング時にメモした楽譜、ライブで着用したジュエリーなどが展示されている。その中でも、「昔書いた歌詞カードのメモに『旨い』と『巧い』が書いてあって、その時はどちらの漢字が(“うまい”の意味として)あっているのかわからなかったんだけど、『旨い』ほうに丸がしてありました」と告白。みんなが「そっちの漢字?」と驚くも、その真意は本人にもわからないそうだ。
ØMIはタイトルを『Moonlit Room』とし、「月に照らされた空間で、ØMIからの手紙を受け取ってください」という気持ちを込めた。15分かけて月が満ち欠けをし、月の大きさによって光の明るさも変化する。また壁をブラックライトで照らすと、ØMIが書いた歌詞や、自身に刻んだタトゥーの意味を記した画も浮かんでくる。「今回のためにもう一度書いた歌詞もある。メッセージソングとして」と話す。また、ØMIがデザインした“香り”にも注目したい。
一番最後に発表したØMIは「みんなのを見たら、もうちょっとやったほうがよかったかな・・・と思った」と少し不安げ。すると、今市が「削ぎ落されていてØMIらしいですね」と太鼓判を押していた。
この日初めて互いのブースを見たというメンバーたち。NAOTOは「(それぞれのブースの様子を)いま知ったけど、知らなくて良かったよね」と個性豊かな7人が集まったことに満足気。今市が「個性爆発してますね」と言えば、ØMIも「あまりにも(内容が)バラバラだった・・・(笑)」と驚いていた。
最後にメンバーを代表してNAOTOが「僕らが15年間、MATEの皆さんと一緒に歩んできた旅のような時間、15年の軌跡を思い出しながら、1回振り返っていただき、そしてこれからの旅も一緒にしていきましょうというメッセージが込められています。ぜひ楽しんでいただけたら」と伝え、記者会見を締めくくった。
★会場の様子も一部写真で紹介!!
◆三代目 J SOUL BROTHERS EXHIBITION 「JSB3 CLASS」
期間:2024年12月7日(土)~ 2025年3月16日(日)※12/31~1/2は休館日
会場:六本木ミュージアム
入場料(税込):プレミアムチケット5,500円(ラウンジ入場権利・パスポート・パスポートケース・巾着・ピンズ・カード付)
パスポート付チケット 大人3,300円(パスポート・パスポートケース付)
パスポート付チケット 小人2,200円(パスポート・パスポートケース付)
通常チケット 大人2,200円
通常チケット 小人1,100円
※「小人」は小学生が対象のチケットとなります。
※未就学児無料
※「プレミアムチケット」は大人・小人、同一料金となります。
※「プレミアムチケット」に付くパスポートおよびパスポートケースは「パスポート付チケット」と同様の特典となります。
主催:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
協力:株式会社LDH JAPAN
技術協力:株式会社ニコンクリエイツ
制作協力:株式会社木村鋳造所、DCM DIY place
<公式サイト>
https://jsb3class.jp/
<Instagram>
https://www.instagram.com/jsb3_class/
◆展示物の入れ替わり制
[第1期]2024.12.7 sat – 2025.1.10 fri
[第2期]2025.1.11 sat – 2025.2.14 fri
[第3期]2025.2.15 sat – 2025.3.16 sun
■入れ替わる展示物…衣装展示、メンバーのトークセッション映像など
◆ticketbook一般発売(先着)
2024年11月16日(土)10:00~(※12月ご来場分)
https://e-ticketbook.com/3jsb-class/2410-tb/
※開催期間12/7~3/16まで同じURLとなります。