“最もジーンズが似合う有名人”を決定する「第38回ベストジーニスト2021」の発表式が、11月25日、東京・品川インターシティホールにて開催され、『一般選出部門』に永瀬廉（King & Prince）と新木優子が選ばれた。
ベストジーニストとは、ジーンズの良さを多くの方々に知っていただこうという趣旨で日本ジーンズ協議会が行っている、部門ごとに毎年1回選出・表彰するアワード。
「ベストジーニスト」には、『一般選出部門』・『協議会選出部門』・『次世代部門』の3つの部門があり、全国一般消費者からの一般投票により男女1名ずつが選ばれる『一般選出部門』と、本協議会が推薦・選出する『協議会選出部門』、『次世代部門』の3つの部門で表彰を行っており、1984年からはじまり今年で38回目を迎える。
『一般選出部門』でベストジーニストに選ばれた永瀬は「このような素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しいです。デニムジーンズ好きの僕としては、人生の中で一番嬉しい瞬間です。光栄です。高校生のころから見ていた賞。いつか獲りたいと思っていたので凄く嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
新木も受賞の喜びを口にしながら「ファッションが好きになったころからジーンズは私の１つの相棒のような存在で、いつも色々な場所に取り入れて楽しませていただいていました」と、これまでのデニムとの歴史を振り返りつつ、「これからもファッションとして取り入れて楽しみたいなと思います」とコメント。
今年度より新たにノミネート形式の投票方法が導入された『一般選出部門』。一般の方からの投票で選ばれたということで、「私服の写真を載せたりできないので、僕がジーンズ好きだっていうのは文字情報でしかなかった。ファンの方々の協力してくださってこの賞をいただけたと思っています」とファンに感謝。さらに「僕の野望でもあるんですが、顔の方（ViVi国宝級イケメン）で殿堂入りさせていただいているので、“殿堂入りアイドル”を目指したい。今後もデニムを履き続けて、たくさんの方から納得していただけるように来年も再来年も（ベストジーニスト賞を）頑張りたいと思っております」と意欲を見せる。
また、歴代の授賞者に事務所の先輩たちの名が連ねられていることに、「本当に名誉ある賞なので、それに恥じぬようにこれからも愛し続けていきたいです」と目を輝かせた。
この日は、それぞれ個性をいかしたジーンズコーデで登場した受賞者たち。ポイントを聞かれると、永瀬は「僕はその日によって何回も着替えたりするので、例えば着替えてからご飯に行ったりもするので、折り返しの白色が清潔感が出ていると思います」と吐露。
新木は「以前、海外に行ったときに買ったお気に入りです。ちょっと個性的なシャツを組み合わせて、裾がブーツカットになっているのでブーツを合わせてみました」と説明し、そのスタイルの良さを引き立たせていた。
また、『協議会選出部門』では東野幸治と林原めぐみ、『協議会選出 グローバル特別賞』に堀米雄斗が受賞。Yutubeでジーンズの魅力を広めている東野はいつになく饒舌にジーンズ愛を披露。林原は普段は捨ててしまう切り捨てられた裾部分をリメイクしたジーンズをキュートに履きこなしていた。
さらに、「脱スーツ・デー」を設け、ジーンズやスニーカーでの勤務を推奨したとして、『協議会選出 特別貢献賞』に伊藤忠商事株式会社が選出され、代表取締役社長COOの石井敬太氏が登壇し、『協議会選出 グローバル特別賞』を受賞した東京オリンピックのスケートボーダー金メダリスト堀米は、アメリカに在住のためビデオメッセージでオリンピックの思い出と受賞の喜びを伝えた。
また、ノミネート者であった松本潤は辞退の申し出があり対象外となった。
