EXILE SHOKICHI「今の若い子は凄いな･･･」EXILE AKIRA、登坂広臣も「刺激を受けている」最終審査は日本武道館で！『iCON Z ～Dreams For Children』囲み取材

今年8月よりスタートした、エントリー数48,000名のLDH史上最大のオーディション『iCON Z ～Dreams For Children』が三次審査に突入したことを受け、12月19日、総合プロデューサーのEXILE HIROと各プロジェクトのプロデューサーを務めるEXILE AKIRA、EXILE SHOKICHI、登坂広臣(三代目J SOUL BROTHERS)が囲み取材に応じ、今後のオーディションの展望について語った。

『iCON Z ～Dreams For Children』は、未来を担うZ世代の「Z」をキーワードに新しい世代の新しい才能が、新しい時代をつくりエンターテインメントの新たな未来を創造するための才能発掘＆プロデュースプロジェクト。総合プロデューサーのEXILE HIROを筆頭に、男性部門担当プロデューサーをEXILE AKIRAとEXILE SHOKICHI、女性グループ部門担当プロデューサーを登坂広臣が担当。

LDHは過去5度に渡り様々なオーディションを開催してきたが、今回のオーディションの特徴について、AKIRAは「今回はこれまで開催してきた中でも最大規模のオーディションですが、それぞれのクオリティ、表現力、将来性など、素晴らしい可能性に満ち溢れた方々ばかり。僕たちは“Love Dream Happiness”をテーマに掲げ、その人自身が作り出すドラマ、いい出会いから様々な化学反応でエンターテインメントを広げてきました。今回も僕らの予想していた以上のものを与えてもらえました。次はグループ審査になりますが、まだ見ぬ新境地にワクワクしています」と意気揚々と語る。

SHOKICHは「僕らの時代は、歌う人は歌だけ、ダンサーはダンスだけというように１つに絞ってオーディションを受けていましたが、今は総合力を持って挑戦していて、本当に驚きました。歌もラップもダンスも全部トライするという方が非常に多かった。ラップを自分で書いてきたり、ミュージカルティの表現をする方もいて、オリジナリティーが豊富で未来が楽しみになりました」と笑顔を見せる。

SHOKICHが「今の若い子って本当に凄いな･･･と」と思わずこぼし、会場の笑いを誘うと、AKIRAも「刺激を受けっぱなしですね。レベルが上がっている。様々なことまで今の若い子たちは汲み取っている」と述べ、オーディションの手応えは十分の様子。

登坂は「ガールズグループとしては明確なコンセプト、そしてオーディションのゴールとして決めているものがあります。グローバルに活躍できるチームを作っていきたい。そんなチーム編成を作成し、バックアップをしていきたいです」と明かし、「自分自身が審査を受ける側から審査をする側に変わり、立場が大きく変化したことはとても光栄であるし、人に夢を与えることにもつながるのかなと思いました。世界中のいろんなところでオーディションが開催されていますが、僕らはLDHの伝統を引き継ぎつつ、他のオーディションと違う自分たちのオリジナリティーや、新しい血を入れ込んで新しく生まれ変わっていく姿をお見せしていかなければいけないと思っています」と意気込みを見せた。

HIROは「LDHは2006年から定期的にオーディションを開催して、約13万人以上の方が参加していますので、オーディションはLDHにとって切っても切れない関係性があります。僕らもエンターテインメントの真ん中にいながら、若者たちの夢が叶う瞬間を目の当たりにしてきて、夢の持つ大切さや夢に向かって努力する姿勢を誰よりも感じている自信があるんです。本来は2020年に予定していたオーディションでしたが、こうやって開催できることを心から嬉しく思っています」と自らの想いを伝え、今回の開催をあらためて喜んだ。

続けて「今までは自分が中心となって開催していたプロジェクトを、今回からこの3人が中心となって進めているところが自分としては凄く大きな出来事です。メンバーの成長と共にLDHのオーディションスタイルも変わっていく。これから今活躍しているEXILE TRIBEメンバーがプロジェクトリーダーとなって若い子の才能を伸ばしていくような仕組みをこの『iCON Z』で作っていければいいと強く思っています」とLDHとしての展望も吐露。

さらに、「オーディションの最終イベントは日本武道館で開催する予定です。これまでもLDHのターニングポイントとなるイベントは武道館で行っていたので、自分たちに大きな意味があるんです。できれば有観客で」と、オーディションの最終日は日本武道館で開催されることも発表された。

また、記者から「GENERATHONSの数原さんが『サングラスで肌が黒くて、俺がLDH！』みたいなことを聞いたんですが･･･」とLDHのスタイルについて言及すると、その言葉に大うけする登壇者たち。「あれはバラエティー用（の発言）ですよ(笑)。レモンサワーと色黒、髭っていうのがね」と笑うHIRO。「BALLISTIK BOYZや、THE RAMPAGEなど若いメンバーも新しいことに挑戦しています。ルックスは関係ないし、LDHの信念“Love Dream Happiness”を持って真剣に向き合ってくれる形を求めています」と説明した。

オーディションの今後は、1月～4月に合宿（審査を含む）を終え、5月に日本武道館での最終審査を予定している。