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第6回クォータースターコンテスト(QSC6)グランプリは山西竜矢(劇団子供鉅人)「さよならみどり」に決定

15分・編集NGの【演劇×動画】を競う クォータースターコンテスト(QSC6)、第6回グランプリは山西竜矢(劇団子供鉅人)「さよならみどり」に決定した。

QSC6 グランプリを受賞した山西竜也 写真撮影=鏡田伸幸
グランプリを受賞した山西竜也 写真撮影=鏡田伸幸

「第6回クォータースターコンテスト(略称:QSC)」の結果発表&授賞式が、12月9日(土)に都内で行われた。
グランプリ作品は、山西竜矢(劇団子供鉅人)の「さよならみどり」に決定。また、準グランプリに当たる優秀作品賞は、中野劇団の「隣人が」、前田斜めの「僕は風になって君の家に入り込むから窓は開けておいてくれ。もし開いていなかったら上空で待機して君が家から出てきた瞬間に吹くよ。」に決定した。

QSC6-flyer

今回の審査員は鴻上尚史(作家・演出家)、行定 勲(映画監督)、福原充則(脚本・演出家)、桑原裕子(俳優・脚本・演出家)の4名。各審査員が自分の中での順位を1位から3位まで決め、3位→1ポイント、2位→2ポイント、1位→3ポイントを加点していくという方式で審査を行い、結果は以下のとおり。

山西竜矢(劇団子供鉅人)「さよならみどり」=7ポイント(福原1位、行定2位、桑原3位、鴻上3位)
中野劇団「隣人が」=5ポイント(桑原2位、鴻上2位、行定3位)
前田斜め「僕は風になって君の家に入り込むから窓は開けておいてくれ。もし開いていなかったら上空で待機して君が家から出てきた瞬間に吹くよ。」=5ポイント(桑原1位、福原2位)

コマエンジェル「夢の妖精」=3ポイント(鴻上1位)
廃墟文藝部「モノカキ」=3ポイント(行定1位)
大浜 直樹・LIVES「遭遇」=1ポイント(福原3位)
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グランプリを獲得した「さよならみどり」について福原氏は「ダントツで1位だと僕は思いました。」とコメント。
また桑原氏は「画面に登場するみどりちゃんが、謝りたくなるくらいかわいい」と、みどりを演じた 葉丸あすか(柿喰う客)を高く評価された。
優秀作品賞を受賞した「隣人が」について行定氏は「役者たちのキャラクターが絶妙」と評価。鴻上氏も「この劇団は女優さんが達者」と俳優の良さを評価する声が目立っていました。同じく優秀作品賞を受賞した「僕は風になって~」について福原氏は「映っている人物が魅力的でエネルギーがある」と評価。また桑原氏は「どんどん惹き付けられて、強烈なインパクトを残した」と高く評価された。

※4人の審査員のコメント動画を含んだ、結果発表放送のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
結果発表の記事 → http://entre-news.jp/2017/12/46246.html
結果発表放送のアーカイブ → https://www.youtube.com/watch?v=zrkUhgEaPS4

また、各社から提供して頂いた賞の受賞結果は以下の通り。
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げきぴあ賞=くちびるの会「ポスト、夢みる」
彩高堂賞=山西竜矢(劇団子供鉅人)「さよならみどり」
観劇三昧賞=ハセガワアユム(MU)「YoutuberのSaeComが渋谷のハロウィンではしゃいでると親戚のおじさんと未知との遭遇」
BITE賞=24EP「泳ぐ女」
Next賞=ハセガワアユム(MU)「YoutuberのSaeComが渋谷のハロウィンではしゃいでると親戚のおじさんと未知との遭遇」
イーオシバイ賞=Takashi Yamamoto「世襲ヒーロー『タナトスマン』」
浅草九劇賞=該当者なし
ナビロフト賞=該当者なし