岡田健史、20歳のバースデーをファン4,000人とお祝い！ ドラマ「中学聖日記」は僕の人生の分岐点！

俳優の岡田健史が、自身の20歳の誕生日となる5月12日に、東京・ベルサール汐留にて初のファンミーティングを開催。イベントの前に記者会見を開いた。

2018年にTBS系ドラマ「中学聖日記」で、有村架純の相手役・黒岩晶を演じ、その真っ直ぐな瞳と新人離れした演技力で大きな関心を集めた岡田健史。ドラマ放送終了後には“黒岩くんロス”を嘆く声が止まらず、その人気は止まるところを知らない。6月12日に発売されるファースト写真集「鼓動」は発売前から重版が決定し、この日開催された初のファンミーティングには、応募者が殺到し参加者の倍率は10倍にも上がった。

記者から「20歳の決意表明を博多弁で」のリクエストに応え「20歳になって責任感も増えてくると思いますし、初心を忘れず気を引き締めて再スタートをしていこうと思っとうよ」と言ってはにかんだ岡田。

大注目となったドラマ「中学聖日記」について、「10代最後の年に、役者としても自分自身にとっても分岐点となる貴重な時間を過ごすことができました。19歳は激動の1年でした。生活スタイルはもちろん、体も、精神的に感じることが忙しい1年でした」と振り返り、「やはりドラマ（中学聖日記）が一番の思い出になっています」と述べる。

昨年デビューし、役者としての人生を歩み始めたばかり。これまで11年間野球とともに過ごしてきた彼だが、「（役者としての経験で）野球も、作品作りもいろんな人がその組織に携わっている。その中で自分がどんなことができるのか、どちらもアプローチとプロセスが同じなんだと気づいたことがこの1年の成長だと思います」と真摯に語り、「僕の基盤は”野球“です。僕のこれまでの人生の時間を多く占めていた野球で学んだことをこれからも生かしていきたい。これまで出会った方に改めて感謝したいです」と思いの丈を伝えた。

これからどんな俳優になっていくのか、その可能性は未知数。「やっぱり男なので、カーアクションやガンアクションもやってみたいですけれど、30代、40代、50代になって、岡田健史でなければ演じられない、唯一無二の俳優になれたら」と目を輝かせつつ、「ただ今は、自分を知るためにも、いただいた役を全力でやるしかないと思っています」とキッパリ。

誕生日はいつも家族で祝ってもらっていたとのこと。「いつもケーキでお祝いしてもらっていました。好きなケーキはフルーツタルトです」とキュートな笑顔を見せる場面も。

この日、行われるファンミーティングには4,000人が参加。「20歳の誕生日を迎えた瞬間はファンミ―ティングの準備をしながら、イベントのことを考えていました。20歳の最初の日にファンの皆さんとお会いできることは本当に光栄です」とニッコリ。

6月12日には初の写真集が発売されるが「その時、その瞬間を撮ってもらいました。17歳、19歳、23歳の３つの年齢を演じ分けて撮影しました。何歳とは書いていなので、イメージしながら見て楽しんでいただけたら」とコメント。すでに重版が決定していることについて「（数字が）伸びていくことは大切なことだと思いますが、まずは、写真集発売が実現できたことだけでも幸せです」と、素直な気持ちを伝えていた。

この日はちょうど、「母の日」。「昨日、福岡に帰って始球式をやらせていただいて、そのときのユニフォームをプレゼントし、実家で母には二十歳になっての区切りの思いというか『これからもよろしく』ということを伝えました」と語る。

会見には多くの報道陣から質問が投げかけられたが、一人ひとりにしっかり体を向け、真っ直ぐ目を向けて丁寧に答えていた。会見会場に入るとき、出ていくときもキチンと頭を下げ、その礼儀正しさに報道陣も感心しきり。
俳優として大きなスタートを切った岡田健史。今後の活躍にますます期待がますますかかる。

【岡田健史 プロフィール】
1999年5月12日生まれ。
2018年にTBSドラマ「中学聖日記」でオーディションを経て主人公の黒岩晶に抜擢され、俳優デビューを果たす。同ドラマで、『週刊ザテレビジョン』主催の第99回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。以降、ドラマ・CMなどで活躍中。人気・実力ともに注目されている。