第4回「SUITS OF THE YEAR 2021」の授賞式が、11月9日、東京・大手町三井ホールにて行われ、TOKIO(城島茂、国分太一、松岡昌宏)が出席した。
日本経済新聞社 デジタル事業 メディアビジネスユニット「NIKKEI STYLE Men’s Fashion」と株式会社Begin「MEN’S EX」が共催する「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰するアワード「SUITS OF THE YEAR 2021(スーツオブザイヤー)」では、毎年その時代にあったコンセプトを元に、ビジネス、芸術・文化、エンターテインメントなど様々な分野で活躍する人を複数部門で選出し表彰。
第4回となる今年は、『ビジネスパーソンの生き方においてONとOFFがシームレスになった時代だからこそ、スーツはやっぱりかっこいい!!』”をテーマに、【ビジネス部門】【イノベーション部門】【スポーツ部門】【アート&カルチャー部門】の4部門から受賞者を表彰した。
【アート&カルチャー部門】には、TOKIO(城島茂、国分太一、松岡昌宏)が受賞。【スポーツ部門】には、東京五輪で見事銀メダルを獲得した女子バスケットボールで、キャプテンを務めた髙田真希選手が受賞した。(髙田選手はZOOMで参加)
TOKIOの3人は、それぞれの個性を生かしたスーツと時計を身に着けレットカーペットを闊歩して登場。今年4月に株式会社TOKIOを新設し、新たな一歩を踏み出した彼ら。東日本震災の復興支援だけでなく、日本のいいところを日本人に伝えるべく、社会貢献や様々な形でモノ作りを積極的に発信。エンターテイメントの枠を広げつつ、その活動に大いに期待がかかると評価された。
城島は「こんなステキな賞をいただきまして、本当にありがとうございます。光栄です。これからも3人で頑張っていけたらいいなと思っています」と喜びを口にした。
スーツで決めたリーダー・城島について、松岡は「大人の感じもしますし、社長の風格も出てきたんじゃないかなと思います」と称えつつ、「若干、スーツを着て緊張していますね」と笑った。
国分は「10代の頃に出会った社長ですが、当時は2着で7,000円のスーツを着ていました。それが今ではオーダーで。とてもステキです」と城島を見つめる。その言葉を受け、城島は国分と松岡に「二人にそれぞれ似合っていて、惚れ直しました」と笑顔で返していた。
トークコーナーでは、授賞者たちがそれぞれの思いや信念などを話し盛り上がる。「経営者として心がけていることは?」と聞かれた城島は「健康第一ですね。アラフィフなので(笑)、そのことを念頭に置いています」と答えた。
メディアを通して自分たちの活動が披露されていることに、国分は「SDGsがクローズアップされるずっと前から活動し、いろんな人に出会い、知らなかったことをTVなどを通して見せることができました。自分たちができることを探して発信していくことが大切だと思っています」とコメント。
城島は「いろんな方から知恵と技を教えていただきました。それを次の世代につなげていくことが永遠のテーマ。日々勉強ですね」と気を引き締める。松岡は「メディアを通して自分たちが体験したことをリアルに伝えてきました。体力が続く限りやっていきたいですね」と意気込んだ。
高田からTOKIOに「チームとして関係を築いていく上で大切にしていることは何ですか?」と問われると、国分は「コミュニケーションは大事。5人でやっている時から個性を尊重することは変わっていません。バスケットボールでも、色々なプレイヤーがいると思います。僕らはその個性をリスペクトしている。形は変化してもそこは変わらずこれからも大切にしていきたい」と、お互いの信頼関係を吐露。
続けて「役割分担は?」と聞かれ、城島は「私は決算書に目を通すだけです(笑)」と苦笑いしながらも、「街を歩いても色々な企業さんの看板が目について、こんなにも皆さんが日本経済を支えているのかなと思うと、本当に頭が下がる思いです。3人で大変です」と真摯に答え、社長としての本音もチラリ。
さらにこれからのチャレンジについて、国分は「自分たちはこの芸能界でしか生きてきていない状況で会社を立ち上げ、今まで僕らが経験してきたことをどうやって社会に恩返しができるかを考えています。その中で自分たち3人ではできないこと、これからまだ見たことない景色を見るためには、協業することで何か新しい自分たちが見れるんじゃないかと。そこで自分たちも輝きたいと思っています。失敗することもあるかもしれませんが、楽しんでやることが大切だと思っています」と意気揚々に展望を語った。
第4回「SUITS OF THE YEAR 2021」受賞者には、【ビジネス部門】株式会社ロッテホールディングス 代表取締役社長 玉塚元一氏、【ビジネス部門】株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲充氏、【イノベーション部門】株式会社DOYA 代表取締役社長 銅冶勇人氏も受賞。
また、Instagram配信の副音声ゲストとして、お笑いコンビの和牛が登場し、イベントを盛り上げた。