パルクールアスリートZEN
都市型スポーツ初のオンライン世界大会
「E-FISE」で決勝出場!!
世界の頂点を目指して準備！
都市型（アーバン）スポーツの国際大会「FISE（エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル）」のオンライン版「E-FISE」に参加中のZENが、パルクール男子フリースタイルの部で日本人としは唯一、決勝に進出した。
今大会は、新型コロナウイルスの影響で通常開催を断念した都市型スポーツの国際総合大会「FISE」が選手支援のために考えた企画であり、東京五輪で新採用されるスケートボードや自転車BMX、2024年パリオリンピックでの採用を期待されるパルクールやブレイキングを含む競技が7種目が対象だ。出場選手は各競技で定められた日程や条件に従って演技の映像をオンラインで投稿し、ファンの投票で優勝者を決める。
４月に予定していたFISE広島大会が中止となり5月に開催予定だったモンペリエ（フランス）大会が当面は5千人を超える集会を禁じる政府方針に従い、「E―FISEモンペリエ」として初のオンラインで実施する形となった。
オンラインによるパルクール競技会は映像でエントリー。順位は審査員の採点と視聴者の投票によってランキングされる。パルクール男子プロフェッショナル部門46名のエントリーの上位8名が決勝へ進出と狭き門の中、日本のパルクール第一人者のZENは5位の好成績で予選を通過。現地時間9月17日（木）からの決勝大会に挑む。
■ZENコメント
コロナ禍において医療現場で従事されている関係者の皆様に、心から敬意と感謝を申し上げます。また、これまでのようなスポーツ活動ができなくなっている現状の中、このような機会を提供してくださった大会関係者には心から感謝をお伝えします。このオンラインでの大会はスポーツの新しい楽しみ方になるのではないかと期待しています。コロナ禍で五輪種目の可能性があるパルクール競技のトップアスリートたちのパフォーマンスをヴァーチャル上で観戦・投票参加できますので、是非、ご家族やご友人と安全と健康を保ちながら、オンラインによるパルクール競技の世界大会を楽しんでいただけたら嬉しく思います！僕自身は、世界の頂点を目指して準備をしています。応援よろしくお願いします。
■パルクールとは
身の回りにある環境だけを使って移動の中で肉体と精神を鍛えていくムーブメントカルチャー。
ルーツはフランス。軍隊のトレーニングメゾットから派生しストリートの中で生まれた都市型スポーツ。時間帯、気候、ロケーションの一期一会を楽しむスポーツ。オリンピック競技とし採用されたBMXと同じアーバンスポーツに分類される。
■ZENプロフィール
15歳でパルクールと出会い、翌年に単身渡米。18歳で出場した日本初となる世界大会『RedBull Art of Motion Yokohama』でパフォーマンスが世界基準の中で高評価。19歳で日本初のプロパルクールアスリートになると、2015年にはアジア人で初の全米チャンピオンに輝き、パルクールシーンで日本の第一人者としての地位を築く。現在もプレイヤーとして世界で活躍する傍ら、パルクールカルチャー普及に関わるあらゆる活動に従事し、また、映像や写真、デザインなどを通し、自身のクリエイティブ活動を行っている。作品の多くは自身のパルクールやストリートでの体験をもとに生み出される。各国のトップパルクールアスリートで構成され、世界のパルクールシーンを引率し続けるインターナショナルチーム『TEAM FARANG』の一員として世界中で活動を続けている。2018年よりアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移したZENは、これまでのアスリート活動に加え、パルクールを通じたアートプロジェクトを本格始動。
2019年度Newsweek『世界が尊敬する日本人100』の1人に選出。
2020年Gucci House of Friends（パルクールプレイヤー初）。
国内外のパルクールシーンの活躍が高く評価され、現役アスリートでありながら世界体操連盟会長からの任命を受け、日本パルクール委員会委員長を務める。
■LDH JAPAN公式HP
https://www.ldh.co.jp/management/zen/
■大会名「E-FISE・FIG PARKOUR VIRTUAL COMPETITION FREESTYLE PRO」
■決勝日程
2020年9月17日（木）から9月20日（月）現地時間
※投票期間
■決勝順位発表
2020年9月２0日（月）現地時間
■視聴／投票は、大会公式サイトにアクセスしてください。
＜大会公式サイト＞
https://www.e-fise.com/en/montpellier/competition/parkour/
■アーバン（都市型）スポーツ
街中などでも楽しめ、若い世代を中心に人気の新興スポーツの総称。音楽やファッションと融合したスタイルが特徴で、ストリートから発展した種目もある。若者離れが進む五輪のテコ入れ策として国際オリンピック委員会（IOC）が注目。2020年東京五輪では自転車BMXフリースタイル・パーク、3人制バスケットボール、スケートボード、スポーツクライミングの4競技・種目が新たに追加された。
