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第29回東京国際映画祭:犬飼ら中学生役4人は、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)にドキドキ!? 映画『14の夜』舞台挨拶

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10月28日、第29回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門にて『14の夜』が上映され、キャストの犬飼直紀、青木 柚、中島来星、河口瑛将、 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎、光石研と監督の足立紳が舞台挨拶に登壇した。

本作は、1980年代の田舎町を舞台に、AV女優・よくしまる今日子が地元のレンタルビデオ店のサイン会にやってくると聞いて色めき立ち、冒険に出る中学生男子たちの姿を描く“性春”物語。

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満席の会場に登場したキャストたち、大きな拍手で迎えられ、とりわけ中学生役の4人は緊張ぎみの様子。主演のタカシ役を演じた新人の犬飼は「子供でもなく、大人にもなれない4人です。映画では普段でも話さないような下ネタを話したり…(笑)。すがすがしいほどダサくて、かっこいい映画になりました」と自信をのぞかせた。
そんな姿を目を細めて見ていた足立監督は「会う前は自信がなさそうにみえたのに、会ってみるとしっかりしていて自分を確立している雰囲気があって、これは困ったなと思ったのですが、ちゃんと画面では自信がないタカシを演じていました。すごい役者です」と、絶賛。

「百円の恋」で脚本をてがけ、第27回東京国際映画祭の同部門で作品賞に輝いた、足立監督。同映画祭の凱旋に「めちゃくちゃ嬉しいです。初監督はすごく楽しかったです」と満面の笑みを浮かべる。

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一方、ヤンキー少女・メグミを演じた浅川は、「アイドル活動をしていると言えないセリフのオンパレード。普段のうっぷんを晴らすように言ってやりましたね。『うるせえ、クソババア』とか(笑)」と茶目っ気たっぷり。監督が「(本作の)見どころは、浅川のおっぱい」と断言するほど、劇中では胸元を大胆に披露している。「見るところに困るかもしれませんが、男性の方にはガッツリ見ていただきたいと思います」とニッコリ。
不良同級生役の健太郎は「『14の夜』は男であればみんなが14の頃に考えていた妄想と、中学生のくだらない日常が詰まった愛すべき作品です」と力強くPRした。

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父親役の光石が「演じていて、楽しかったですね。監督のお父さんに近いキャラクターみたいですよ」と明かすと、「ウチの父はもう少しマシです」と笑った足立監督。
最後に「初監督作をこのキャストで撮ることができて光栄です。迷いながら選んだ 中学生4人が少しずつ役に近づいていって感動しました」と真摯に語りつつ、「思いっきり主人公に自己投影しています。おバカな話ですが、父と子の話でもあるので、そこも注目してほしいです」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。

映画『14の夜』
出演者:犬飼直紀 濱田マリ 門脇 麦 和田正人 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)
健太郎 青木 柚 中島来星 河口瑛将 稲川実代子 後藤ユウミ 駒木根隆介 内田慈 坂田聡 宇野祥平 ガダルカナル・タカ /光石研
監督・脚本:足立紳(『百円の恋』)
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS(『百円の恋』)
©2016「14の夜」製作委員会
公式HP:http://14-noyoru.com
公式TwiIer=@14_noyoru
PG-12

12月24日より、東京・テアトル新宿ほか 全国公開