『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』クリント・イーストウッド監督最新作
これは、誰の日常にも起こる現実。
自称イーストウッドお気に入りのLiLiCo、沢村一樹の次回作出演を売り込み!?
作品を 沢村「若い人に見てほしい!きっと感じるものがある!」
LiLiCo「人の生き方を変えるパワーを持った映画」 と大絶賛!
『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローの真実の物語を描き続けてきた巨匠クリント・イーストウッド監督の最新作にして新境地。2015年8月21日に起きたパリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットした無差別テロ襲撃事件。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かったのはヨーロッパを旅行中だった3人の心優しき若者たちだった。主人公3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑んだことでも話題の注目作品『15時17分、パリ行き』が、3月1日(木)より日本公開した。
3月7日、クリント・イーストウッド監督の大ファンである俳優の沢村一樹が、映画を観て興奮!
同じくイーストウッド監督の大ファンであり、実際に何度も取材してきた映画コメンテーターLiLiCoとともに大ヒット記念イベントに出席した。
MCの呼び込みで沢村一樹とLiLiCoが登壇。イーストウッドの大ファンだという両者により、冒頭から熱いトークが繰り広げられた。
沢村はイーストウッドの写真集を観て、えくぼがカッコいいと思っていたと言い、「僕もえくぼあるんですよ。両方あるとスケベだって子供のころ言われました(笑)。」と、イーストウッド愛に溢れたコメントで会場の笑いを誘った。イーストウッドにインタビューをした経験もあるLiLiCoは、取材時の体験として「毎作品日本の記者のために1日取材日を確保してくれるんです。日本びいきなんです。そして、どうやら私のことが好きみたい(笑)。元・奥さんが日本人とのハーフだったから、私も何があるかわからないなと思ってドキドキしました。」と、貴重なエピソードを披露。沢村には「監督に次にお会いした時に沢村さんのことを話しておきます」と売り込みの約束?をした。
また、イーストウッドは撮影の際に「アクション!」ではなく「ムーブ…」という言葉を使う、というLiLiCoのトリビアを聞くと沢村は「僕も演技の時は自分で“ムーブ”って言おうかな。イーストウッドって、撮り直ししない1回で撮影するんですよね。僕も1回だけのほうがいいなあ。出してもらえないかな…」とつぶやいた。
主人公3人を本人が演じていることについて、沢村は「役者って何だろうって思ってしまいました。実際に体験したという強みには、もしかしたら芝居は勝てないのかなって。いろんなことを考えながら見ました。」LiLiCoは「実際のニュースの映像も本人だから、そのまま使えるんですよね。最後の場面は震えました。」とコメント。さらに沢村は「軍の訓練の場面も、これまでの映画とは何かが違うんですよね。凄い細かい部分まで描写していて、裁縫なんかもやるんだ!と思いました。この作品は、中学生くらいの人たちにも観てもらいたいな。自分にも何かが見つけられるかもって気持ちになる。僕も帰ったらすぐ(主人公のように)腕立て伏せします(笑)。それから主人公のお母さんたちが素晴らしかった。学校の先生に指導を受けると、それをそのまま鵜呑みにしてつい叱ってしまいがちですが、彼女たちは自分の子供を信じ続けた。子どもたちは、自分が”愛されてる、守られてる”ということをしっかり感じていたということですよね。やっぱり若い人たちに見せたいな。」と続ける。それを受けてLiLiCoも「無難に生きる人が多い中、人の生き方を変えるパワーを持った映画だと思います。親子で見に行ったら良いですよね。」と語った。
数日前にイタリアから帰ってきたという沢村は「映画では主人公が旅先で素敵な女性と出会っていましたが、あんな出会いはなかったですよ。大寒波で真っ白でした(笑)。でもちょうどベネチアにも行ったので、良いタイミングで映画を観られたなと思います。」今日観たばかりだという本作について「今僕は凄い余韻に浸っているんです。おそらく、今日の夜明日の朝も新しい想いが湧いてくると思うんです。誰もが主人公たちのような行動をできるわけではないと思いますが、この映画を観て感じたことは一生消えない。もちろん感じ方は人それぞれ違っていいけれど、これはエンターテインメントとして楽しむだけの作品ではない。きっと何年経っても思い出します。」と語り、LiLiCoは「何か事件が起きたときに素直な気持ちで他人を助けられるか。人に優しくする大切さをこの映画から学んでほしいですね。」とコメントし、イベントを締めくくった。
いつ、どこで、誰もがテロに直面してもおかしくない今、ついに巨匠クリント・イーストウッド監督が初めて無差別殺傷テロを描く。当事者の目線からテロの時代を生きる私たちに問いかける真実と現実。87歳を迎えても尚、現役の監督として新たなる挑戦を続けるトップランナーが、「ごく普通の人々に捧げた物語」だと語る最新作は、当事者の目線からテロの真実を浮かびあがらせる。今を生きるすべての人々に捧げられた『15時17分、パリ行き』は、3月1日(木)より公開中。
原題:『THE 15:17 TO PARIS』
監督:クリント・イーストウッド(『アメリカン・スナイパー』『硫黄島からの手紙』『ハドソン川の奇跡』)
脚本:ドロシー・ブリスカル
出演:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン
撮影:トム・スターン/衣装:デボラ・ホッパー
編集:ブルー・マーレイ/美術:ケビン・イシオカ
原作:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、そしてジェフリー・E・スターン著の「The 15:17 to Paris: The True Story of a Terrorist, a Train, and Three American Heroes」に基づく。
2018年/アメリカ/英語
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://1517toparis.jp
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.
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