映画『3D彼女 リアルガール』の特別試写会が、9月11日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、中条あやみ、佐野勇斗と、主題歌を担当した西野カナが登壇した。
講談社「月刊デザート」で連載され、累計発行部数145万部を記録する人気コミック・那波(ななみ)マオ原作『3D彼女 リアルガール』を実写映画化した本作は、派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女と、アニメやゲームのバーチャルの世界に没頭するオタク高校生との恋を描く、『美女と野獣』ならぬ、「美女とオタク」の純愛コメディ。主人公・五十嵐色葉(いがらし・いろは)役を中条あやみ、“つっつん”こと筒井光(つつい・ひかり)役を佐野勇斗が演じた。
本作の見どころについて聞かれた中条は、「キャンプのシーン」を挙げ、「1日目は台風だったんですが、2日目は晴れたのではしゃぎまくって撮影しました。バギーに乗っているシーンがあるんですが、そのバギーを、みんなで『私にも貸して、貸して』と、順番に乗り合いっこしたり。山の中に馬がいて、馬に触ったり皆で写真を撮ったりして楽しい思い出があります」と笑顔で振り返った。
佐野は「CMでも使っていただいてるシーンなんですが・・・」と言いながら、つっつんが腕を振りながら放つセリフの「俺は踊らされてるだけ、愛されない!」を再現。「このシーンをぜひ皆さんも一緒にやってほしいなと思って。恥ずかしいと思うので、小さい手で(笑)」と答えると、中条は「何往復くらいすればいいの?」と尋ね、佐野のレクチャーに合わせ一緒にリズムをとっていた。
ここで本作の主題歌「Bedtime Story」を歌う西野カナが登場すると、会場は悲鳴にも似た歓声に包み込まれた。先日、テレビの歌番組で初対面したという中条と西野。西野は中条の印象を「もう、異次元!テレビで観ていても、 “3D彼女”そのものです」と称え、偶然テレビ局で会ったという佐野については、「かっこいい俳優さんっていうイメージでしたが、映画を観てからはもう、オタクの“つっつん”にしか見えないと。でも、実際にまたお会いすると、やっぱりカッコいいです」とコメント。その言葉に佐野は大照れ。
本作を3回観たという西野。「3回とも号泣しました。同じところで泣くんです」と話し、「笑って泣いて、年齢を問わずキュンとして。人を好きになるっていいなぁ、ステキやなと思える映画でした」と感想を伝えると、中条は「なんか、照れちゃいますね」と微笑み、佐野は「嬉しいです、僕が泣きそう・・・」と喜んでいた。
ここで、西野が「Bedtime Story」をステージで生披露。ステージの端で見ていた中条と佐野も、一緒に口ずさみながら観客とともにライブを堪能。歌い終わると感激の面持ちで拍手を送り、「撮影中の思い出や感情を思い出しました」と中条。「あと、歌っていないときでもかわいいのに、なんで歌ってもかわいいんだろうって」と賛辞を送る。佐野は「カナやん、最高!!」と叫び、感情を爆発させていた。
西野は、この曲に込めた思いを「色葉とつっつんの両方に共感できたので、女心だけでなく第三者として、2人のイメージで曲を書きました。映画を観たときの気持ちで曲を聞いてもらえれば。エンドロールも可愛いので楽しんで」と伝えた。
映画『3D彼女 リアルガール』
<あらすじ>
“つっつん”こと筒井光は、リア充とは程遠く、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する高校生。
オタク仲間の伊東と、愛するアニメのヒロイン・魔法少女えぞみちのおかげでこれまで何とか生きてきた。
ある日、プール掃除を一緒にやるハメになった、派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉から突然の告白!
18年間バーチャルの世界に居場所を求め、リアルなコミュニケーションを避けてきたつっつんと、色葉の恋の行方とその先に待ち受ける衝撃の展開から目が離せない!
3次元リアル美少女×2次元オタク男子による、笑って泣いてキュンとする「美女とオタク」のラブストーリー誕生!!
中条あやみ 佐野勇斗
清水尋也 恒松祐里 上白石萌歌 ゆうたろう
三浦貴大 / 神田沙也加(声の出演)
濱田マリ 竹内 力
原作:那波マオ 『3D彼女 リアルガール』(講談社「KCデザート」刊)
累計120万部突破!デジタル版が驚異的な売り上げ伸長率で話題沸騰!
映画化を記念して、新装版全12巻 2017年8月10日より刊行開始!!
監督:英勉
配給:ワーナー・ブラザース
コピーライト表記: ⓒ2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ⓒ那波マオ/講談社
公式HP:http://3dkanojomovie.jp
公式Twitter:3Dkanojomovie
9月14日(金) 全国ロードショー