【 第44 回 ⽇本アカデミー賞 】
〈最優秀主演女優賞〉
長澤まさみ
「MOTHER マザー」「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
第44回日本アカデミー賞の授賞式が3月19日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、最優秀主演女優賞に長澤まさみが受賞した。長澤は第28回「世界の中心で、愛をさけぶ」、第43回「キングダム」で最優秀助演女優賞を受賞しているが、最優秀主演女優賞は初。
今回対象となった作品の『MOTHER マザー』は、実際に起きた事件をベースに、親子の絆を問い かける感動の衝撃作。長澤は社会の闇へ堕ちていくシングルマザー役を演じ、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』では主人公・ダー子役でコミカルな演技を披露。女優として20年目を迎え、あらゆる役がらを巧みに演じ女優としての実力を見せつけた。
◆長澤まさみ 受賞コメント
スピーチの冒頭、感動のあまり言葉につまり涙を流した長澤。
「本当にたくさんの方に支えられなければ、映画づくりはできないんだなと、去年、身に沁みて感じました。きっと本当は作りたかった映画も、去年、作れなかった人たちもたくさんいると思います。そして映画も公開できず、先延ばしになっている人たちもたくさんいると思います。
その中で、映画を公開して、たくさんの方に観に行っていただけたことは、本当にうれしいですし、これからも誠実に映画づくりに向き合って、がんばっていきたいなというふうに思います。本日は誠にありがとうございました」
授賞式の様子
■優秀主演女優賞
小松菜奈 「糸」
永作博美 「朝が来る」
長澤まさみ 「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
長澤まさみ 「MOTHER マザー」
倍賞千恵子 「男はつらいよ お帰り 寅さん」
広瀬すず 「一度死んでみた」
日本アカデミー賞公式サイト:https://www.japan-academy-prize.jp/
©️日本アカデミー賞協会