Open Close

佐藤健&長澤まさみ、互いの魅力を再確認! 長澤「思っていた以上にフランクでとってもいい子!」と佐藤をべた褒め! 映画『四月になれば彼女は』完成披露試写会映画『四月になれば彼女は』完成披露試写会

DSC_9831

映画『四月になれば彼女は』の完成披露試写会が、3月7日、東京・イイノホールにて行われ、主演の佐藤健をはじめ、共演の長澤まさみ、森七菜、ともさかりえと、山田智和監督が舞台挨拶に登壇した。

川村元気のベストセラー恋愛小説を映画化した本作は、四月のある日、結婚を間近に控えた男の元に10年前に交際していた初恋の女性から手紙が届き、それと時を同じくして、婚約者の女性が突然姿を消してしまう・・・という二つの謎から、過去と現在、東京、ボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める切なくも壮大な愛の物語。
婚約者との結婚を控えた精神科医の藤代俊を佐藤健、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤まさみ、藤代の初恋の女性・伊予田春を森七菜が演じ、ほかにも仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊ら、豪華実力派キャストが顔を揃えた。監督は本作で初めて長編映画作品のメガホンを取った山田智和。撮影に今村圭佑、音楽を小林武史という最旬&実力派制作陣が初タッグを組んだ。

DSC_9740

DSC_9745

藤代を演じるにあたり、佐藤は「何かを表現しようと思うんじゃなくて、感じたままその場に居られたらいいなと思いました」と、特に役作りをしたことはないと言い、「過去と現在と10年(の時間の違い)を演じているんですが、不思議なもので何も考えないでそこに立てた。それは、お会いする相手が違うと自分の意味も変わってくる。そういう体験は初めてだったので、非常に興味深かくて。ドキュメンタリーを見ているかのように映画を観ていただけたら」と勧め、自然体で演じられたことを明かした。

DSC_9746

また、映画化の前から原作を読んでいたという佐藤は、「(物語の中で)語るセリフが『永遠の愛なんでないんだぞ』とか、『ほとんどの人が言っている優しさっていうのは自分が気に入られたいだけなんだ』というように、ちょっと皮肉っているんですが、でもそれが真実だと。そこに僕は非常に惹かれた」と、魅力を語るも、「川村元気が書いているんだから、どうせ映画化するんでしょ!?って(思って)(笑)。だったら、自分がやりたいなと話したら、『佐藤健に当書きした』とか言ってましたよ」と、吐露。

DSC_9772

監督も「佐藤さんには脚本の段階から一緒に打ち合わせさせてもらったので、佐藤さんなりの目線で脚本にも組み込ませていただきました」と、打ち明ける。

DSC_9748

DSC_9811

完成作品を観た感想を、長澤は「登場人物たちのそれぞれの立場が様々なので、観たあとに語り合いたいと思いました。みんなと恋や愛について語り合いたい作品ですね」と述べる。佐藤とは、映画では初共演となるが「恋人同士の役なので、仲良くなってその空気感を2人でつくれればと思い、藤代と弥生のように歩みよっていきました」と、役どころを構築していった様子。

DSC_9797

あらためてお互いの印象を聞かれると、佐藤は「真面目な話・・・、今回本当にいいところがたくさん知れた。こんなに魅力的な長澤まさみという人の魅力を僕は知らなかったんだと、思い知らされました。本当に素敵な人だと」と長澤をべた褒め。MCから「例えばどんなところ?」と問われ、「『これは、宣伝では言わないでね』って言われるんですけど、言っちゃいます(笑)」と前置きをし、「とても素敵なお芝居をしたあとに、本人(長澤)は納得いってないようで、『昨日、家で練習したときは、もっと上手くできたのにな~』って。家で練習? 長澤まさみが?」と、普段見せない裏の努力を垣間見れたことを吐露。佐藤の言葉に大照れの長澤だった。

DSC_9735

DSC_9804

一方で、長澤は佐藤について「もう、カッコ良すぎて・・・。恥ずかしくてちゃんと喋れないという印象で。正直、付き合いづらい人なんじゃないかと思っていたんですが、今回恋人役ということもあって、一緒にお芝居をするのを楽しみにしていました。一緒に現場にいたら、思っていた以上にフランクでとってもいい子でした(笑)」と話し、会場の笑いを誘いつつ、「サービス精神も凄く旺盛だし、プロデューサー気質な部分であったり、作品に対しての情熱がとてもある方なので、一緒にお芝居をしていてもちゃんと反応してくれて、寄り添ってくれる人。現場では手放しで人を受け入れてくれる大きな人という印象。そういう人だったんだっていうことを(以前は)全然知らなかった」とこちらも佐藤を絶賛。「また一緒に作品をやりたいねなんて話をしていました」と、お互いをリスペクトし意気投合していたことを伝えた。

DSC_9762

DSC_9758

DSC_9791

森は、本作でなんと21日間で10か国の大型ロケを遂行。「辛かったですよ~」と振り返り、「コロンビアでは1回泣きました。帰りたくて」と告白し、その過酷さに苦労したよう。それでも、ウユニ塩湖の美しさには魅了されたようで、「ウユニ塩湖からまさみさんに電話しました!」とニッコリ。自分には連絡がなかったという佐藤は「(自分は)思いつかなかったの?」とちょっぴりジェラシーを見せるも、森は「思い浮かんだんですけど、まさみさんに電話しました」と、あっけらかんと答え、会場を沸かせる。

DSC_9769

ともさかは、自身も母である身から「色々な愛が描かれていると思います」と作品をアピールしていた。

DSC_9756

DSC_9841

DSC_9816

<ストーリー>
「あのときのわたしには、自分よりも大切なひとがいた。それが、永遠に続くものだと信じていた」
四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。
“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、十年前の初恋の記憶が書かれていた。
ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から届く、春の手紙。

時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。
けれども弥生は突然、姿を消した。
「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」
その謎掛けだけを残して――

春はなぜ手紙を書いてきたのか?
弥生はどこへ消えたのか?
ふたつの謎は、やがて繋がっていく。

「あれほど永遠だと思っていた愛や恋も、なぜ消えていってしまうのだろう」
現在と過去、日本と海外が交錯しながら、
愛する人をさがし求める“四月”が始まる。

『四月になれば彼女は』
原作:川村元気「四月なれば彼女は」(文春文庫) ※発行部数:40万部
監督:山田智和
脚本:木戸雄一郎 山田智和 川村元気
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
出演:佐藤健 長澤まさみ 森七菜
仲野太賀 中島歩 河合優実 ともさかりえ
竹野内豊
制作プロダクション :AOI Pro.
配給:東宝
公開:2024年3月22日(金) 全国東宝系にて公開
コピーライト:©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
公式サイト:https://4gatsu-movie.toho.co.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/4gatsu_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/4gatsu_movie/
公式Tiktok :https://www.tiktok.com/@4gatsu_movie

<原作情報>
川村元気「四月になれば彼女は」(文春文庫)
●累計発行部数:45万部突破
●発売日: 『四月になれば彼女は』2016年11月4日(文藝春秋)

2024年3月22日(金)全国東宝系にて公開