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佐藤健、35歳の抱負は「フルスロットル、全開MAX、ウルトラスーパーパワーで!」と意気揚々! 映画 『四月になれば彼女は』初日舞台挨拶

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映画 『四月になれば彼女は』の初日舞台挨拶が3月22日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、主演の佐藤健をはじめ、共演の長澤まさみ、森七菜と、山田智和監督が登壇した。

川村元気のベストセラー恋愛小説を映画化した本作は、四月のある日、結婚を間近に控えた男の元に10年前に交際していた初恋の女性から手紙が届き、それと時を同じくして、婚約者の女性が突然姿を消してしまう・・・という二つの謎から、過去と現在、東京、ボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める壮大な愛の物語。
婚約者との結婚を控えた精神科医の藤代俊を佐藤健、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤まさみ、藤代の初恋の女性・伊予田春を森七菜が演じ、ほかにも仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊ら、豪華実力派キャストが顔を揃えた。監督は本作で初めて長編映画作品のメガホンを取った山田智和。撮影に今村圭佑、音楽を小林武史という最旬&実力派制作陣が初タッグを組んだ。

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監督、長澤、佐藤が同年代ということもあり、終始和気あいあいとした雰囲気に包まれたほんイベント。佐藤は「ライブ感ある感じでした。生活しているだけで、監督が常に捉えてくれるという安心感があったので、本当に芝居に集中できるんです」と絶対的な信頼を寄せると、監督も「佐藤さんは原作の大ファンでもあったし、企画、脚本づくりの段階から参加していただいたので、ある種、背中を預けていて、目線も合わせて現場に一緒にいてくれました」と感謝の気持ちを伝える。

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監督の“ある種”の言葉にハマってしまった佐藤が思わず吹き出し「監督は“ある種”た多い!」とこぼすと、長澤と森もそのあと“ある種”の言葉を挟んで盛り上がる。長澤は「ある種、監督は遠い存在なんですが、同世代だと一緒に(作品を)作る! やったるで!と思えました」と話すと、森も「年下の私にも皆さんがそれぞれ対峙したときに、それに合うような雰囲気を作ってくれたので、恐縮することなく臨めたのでありがたったです」と、気持ちよく撮影ができた様子。

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そして、昨日21日は佐藤の35歳の誕生日。今年1年の抱負を聞かれると「フルスロットル、全開MAX、ウルトラスーパーパワーでやっていきたいです!初めて本気出したんです。35歳でついに! 自分でもどうなるかわかんない。怖いです、自分が」と力を込める。「これまでは、なんとなく頑張っていたんです。20代なんかは、言われたことをただがむしゃらにやっていて、当時なりの本気を出していたんです。でも、もうちょっと俯瞰で見えるようになると、この方向に全力を出したら、もっと遠いところに行けるなということが分かるようになって、より明確に深く努力をしていきたい、頑張っていきたいなと思う」と決意も新たに、目を輝かせた。

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作品の内容にちなみ、「これまでの人生で手紙にまつわる嬉しかった話はあるか?」と問われると、森は「高校3年生の時に取材で「ラブレターとかもらったことないですね」という話をしていたら、卒業式のとき、靴箱にラブレターが入っていたんです。高校は大分で、東京に行く前の日だったんです。『女優の森七菜ではなくて、あなたとして好きなんです』と書いてくれて」と、リアルラブレターをもらったことを明かす。続けて、「お返事は『ごめんなさい、ありがとう』だったんですが、なんと、その後写真集のお渡し会に来てくれたんです。『ヤッホー! 来ちゃったぜ!』って。大分から来てくれて嬉しかったです」と微笑ましい話を披露した。

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さらに、「四月になれば私は…」というテーマでトークを展開。「四月になって行いたいこととは…何?」という問いかけに答えをフリップに書いて回答したキャストたち。森は「20本!!」と書き、「4月中に映画を20本観たい」と目標を掲げ、長澤は「未知との遭遇」と答え、4月から始まる新しい作品の現場へと思いを馳せる。「桜を見たい」と書いた佐藤は「映画が公開してしまうと、もうこのメンバーで会うことはなくなるので、最後にみんなで桜のお花見をしたいんです」と要望。すると、監督が「打ち上げもしてないもんね。じゃ、佐藤さんが幹事して」とみんなの同意を得て集まることが決まった。

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また、この日の観客へのプレゼントとしてメッセージ入りのスペシャルビューカードがスクリーンに映し出された。佐藤の写真は森が実際に撮ったもので、「佐藤さんの優しさの奇跡のウィンクです」と佐藤の何気ない気遣いを称え、長澤の弾けんばかりの笑顔の写真には佐藤が「長澤まさみの中で好きな顔!」と。森の写真には「写真集みたい」と声が上がるも、森は「これはチェコで撮ったんです。本当に写真集を撮りました。実は山田監督が撮ってくださったんですよ」と告げ、思わず佐藤に「ずるいよな」と言わせるほど、素敵なカットとなっていた。

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<ストーリー>
「あのときのわたしには、自分よりも大切なひとがいた。それが、永遠に続くものだと信じていた」
四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。
“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、十年前の初恋の記憶が書かれていた。
ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から届く、春の手紙。

時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。
けれども弥生は突然、姿を消した。
「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」
その謎掛けだけを残して――

春はなぜ手紙を書いてきたのか?
弥生はどこへ消えたのか?
ふたつの謎は、やがて繋がっていく。

「あれほど永遠だと思っていた愛や恋も、なぜ消えていってしまうのだろう」
現在と過去、日本と海外が交錯しながら、
愛する人をさがし求める“四月”が始まる。

『四月になれば彼女は』
原作:川村元気「四月なれば彼女は」(文春文庫) ※発行部数:40万部
監督:山田智和
脚本:木戸雄一郎 山田智和 川村元気
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
出演:佐藤健 長澤まさみ 森七菜
仲野太賀 中島歩 河合優実 ともさかりえ
竹野内豊
制作プロダクション :AOI Pro.
配給:東宝
公開:2024年3月22日(金) 全国東宝系にて公開
コピーライト:©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
公式サイト:https://4gatsu-movie.toho.co.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/4gatsu_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/4gatsu_movie/
公式Tiktok :https://www.tiktok.com/@4gatsu_movie

<原作情報>
川村元気「四月になれば彼女は」(文春文庫)
●累計発行部数:45万部突破
●発売日: 『四月になれば彼女は』2016年11月4日(文藝春秋)

全国東宝系にて公開中!