<原作>川村元気の30万部突破の“愛のベストセラー”が実写映画化
山田智和<監督>×今村圭佑<撮影>×小林武史<音楽>最旬&実力派制作陣と初タッグ
ウユニ、プラハ、アイスランド、東京を舞台に世界各地で紡がれる、
“至極の純愛映画”誕生!
『告白』(10)、『悪人』(10)など人間の狂気や欲望を剥き出しに描いた作品から、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『君の名は。』(16)、現在大ヒットを記録している『すずめの戸締まり』(22)など繊細で色彩豊かなアニメーション作品などの数々の映画を企画・プロデュースし、2011年には<藤本賞>を受賞した川村元気。昨年、自らがメガホンを取った『百花』(22)では第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞。2012年に上梓した初小説「世界から猫が消えたなら」は、世界25ヶ国で出版され累計200万部を超えるベストセラーとなりました。その後も「億男」「百花」「神曲」など数々の話題作を生み出してきた川村の恋愛小説「四月になれば彼女は」(文春文庫)が2024年春に映画化されることが決定した!
四月のある日、結婚を間近に控えた<藤代(ふじしろ) 俊(しゅん)>の元に“とある人物”から手紙が届く。それは藤代が10年前に交際していた初恋の女性<伊予田(いよだ) 春(はる)>。時を同じくして、藤代の婚約者である<坂本(さかもと) 弥生(やよい)>が突然姿を消してしまう…。なぜ春は手紙を書いてきたのか? なぜ弥生は姿を消したのか? ふたつの謎はやがて繋がっていく――。過去と現在、東京そしてボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める切なくも壮大な愛の物語となっている。
アニメーション監督の新海誠が「音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか? 夢中でページをめくった。」、作家のあさのあつこも「失うことの深さ――こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、わたしは身を震わせる。」と称賛コメントを寄せ、すでに30万部のベストセラーとなっている恋愛小説を、2024年春に実写映画で描き出す。
米津玄師「Lemon」のMVを手掛けた新進気鋭の才能・山田智和が長編映画・初監督!
本作の監督を務めるのは、35歳の俊英・山田智和。これまで、米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」、藤井風「青春病」など、名立たるアーティストたちのMVで監督を務め、その抜群の映像美と人間の様を生々しく描き出すセンスで、今もっとも注目されている映像作家です。川村元気も「音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています。」と称賛。以前より制作を共にすることを熱望しており、本作で念願のタッグ実現に至った。そんな山田が本作で初めて長編映画作品のメガホンを取り、その卓越した感性で唯一無二の映画世界を紡ぎ出す。
撮影監督は、『新聞記者』『余命10年』などを手掛けた今村圭佑!
これまで『新聞記者』(19)、『余命10年』(22)などのヒット作で藤井道人監督とタッグを組み、神秘的な映像センスで、若手屈指の実力を誇るカメラマン・今村圭佑。監督の山田と同じ35歳で、米津玄師「カムパネルラ」やあいみょん「桜が降る夜は」のMVでもコンビを組み、世間を賑わせました。学生時代からの盟友である二人が本作でどんな科学反応を起こすのか、ご期待ください。
さらに音楽には、サザンオールスターズ、Mr.Childrenをはじめ数々のプロデュース・作詞・作曲で名曲を送り出してきた小林武史。
今作の音楽を手掛けるのは、サザンオールスターズ、Mr.Childrenなど国民的アーティストたちのプロデュースや作詞・作曲を務めてきた小林武史。『スワロウテイル』『ラストレター』など岩井俊二監督作品の映画音楽も担当し、儚く繊細な楽曲で映画を彩ってきました。山田智和監督が描き出す圧倒的な映像を美しく切ないメロディで飾り、鮮やかな世界を作り上げる。
そしてこの度、本作における象徴的な2シーンのビジュアル(ウユニ・東京)と特別映像を解禁!
日本のみならず、ウユニ・プラハ・アイスランドと世界各地で撮影をおこなった本作。美しい情景を求め、地球1周分を越える4万5千キロの総移動距離を経て撮影を敢行し、壮観な映像美にこだわり抜いた。
そんなこだわりが詰め込まれた “ウユニビジュアル”と“東京ビジュアル”の2点が解禁。≪天空の鏡≫と呼ばれるボリビア・ウユニ塩湖の澄み切った景色が印象的な“ウユニビジュアル”、東京の街中に咲き誇る美しい夜桜の“東京ビジュアル”。このシーンが一体なにを示しているのか…。まだまだベールに包まれた本作にご注目ください。
さらに、山田智和監督自らがディレクションをおこない、原作のセリフを散りばめたマンスリートレーラーの第1弾≪April≫も解禁。ウユニ塩湖でカメラを構えながら歩く女性の姿を映し出した映像に仕上がっている。この縦型の特別映像は原作小説が四月から始まり、各月を追う形で描かれることになぞらえて、本作公開まで毎月公式SNSにて配信予定。映画と原作の世界を追体験できるスペシャルな動画となっている。
なぜ10年の歳月を経て<春>から手紙が届いたのか…。婚約者の<弥生>が姿を消した理由とは…。
いま最も旬で実力派クリエイティブチームが集結し、切なくも奥行きの深い愛の物語を紡ぐ。
◆『四月になれば彼女は』マンスリートレーラー≪April≫
<ストーリー>
四月、初恋の人から10年ぶりに手紙が届いた。
時を同じくして、結婚を間近に控えた婚約者が失踪する。
初恋の人はなぜ手紙を送ってきたのか? 婚約者はどこに消えたのか?
あの頃の記憶、あの時の景色。
現在と過去、日本とウユニ、プラハ、アイスランドが交錯しながら、
愛する人の真実の姿を探し求める“四月”が始まる―。
◆スタッフプロフィール&コメント
●原作・・・川村元気(かわむらげんき)(44)
【プロフィール】
1979年横浜生まれ。『告白』『悪人』『モテキ』『君の名は。』『竜とそばかすの姫』『すずめの戸締まり』『怪物』などの映画を製作。2022年、自身の小説を原作として、脚本・監督を務めた映画『百花』が第 70 回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は 25 カ国で出版され累計 200万部を突破した。その他の著作に、小説『億男』『神曲』、翻訳を手がけた絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』、宮崎駿や坂本龍一などとの対談集『仕事。』がある。
【コメント】
山田智和監督のミュージックビデオのファンで、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。
音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています。
「四月になれば彼女は」は私にとって、とても大切な作品です。山田智和初監督作品として選んでもらえて、嬉しく思います。35歳の若い感性で紡がれた、まるで美しい音楽のような映画になるでしょう。
若手随一のカメラマンの今村圭佑さんと、天才的な音楽家の小林武史さんとの組み合わせで、いったいどういう映画ができるのか、今からの楽しみでなりません。キャストについては・・・まだ言ってはダメとのことで、お伝えできないのですが、早くみなさんにお知らせできる日を心待ちにしています。
●監督・・・山田智和(やまだともかず)(35)
【プロフィール】
1987年生まれ。日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。
サカナクション・米津玄師・あいみょん・藤井風などのミュージックビデオや、NIKE・JORDAN・TOD’S・PRADAなどの広告映像、ショートフィルムなどを数多く手がける。
これまでに「浮かび上がる」「HOPE」「Somewhere in the Snow」などのオリジナル短編作品を発表し、今作で初の長編映画監督を務める。
【コメント】
初めて「四月になれば彼女は」を読んだとき、愛を探すこと、そして生きることに溢れた素晴らしい小説であると思いました。 この原作を映画化することによって、現代で私たちが抱えている痛みのようなものに寄り添うことができると確信を持ったのです。
同時に、恐ろしいほどリアルで、目を背けたくなるような現実ともこの映画はしっかりと向き合わなければならないと覚悟しました。
素晴らしいキャスト・スタッフに支えられて、一つ一つの光と向き合った撮影はとても刺激的な時間で、今も頭から離れない景色たちばかりです。
来年の公開を楽しみに待っていていただけると幸いです。
●撮影・・・今村圭佑(いまむらけいすけ)(35)
【プロフィール】
1988年生まれ、富山県出身。
日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コース卒業。24歳で撮影技師としてデビュー。
2020年には映画 『燕 Yan』で長編監督デビュー。
米津玄師やあいみょんら多数のアーティストのMVや企業広告の撮影を担当。
近年手がけた作品は、『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『余命10年』(22)、『百花』(22)など。
【コメント】
大学時代からの仲間である山田智和の初長編監督作ということで参加させてもらいました。
素晴らしいキャストスタッフのみなさんに助けてもらいながら、作品の小さな機微も逃さないように映像に映し出せていることを願っています。
徐ろで美しい物語をどうかお楽しみください。
●音楽・・・小林武史(こばやしたけし)(63)
【プロフィール】
80年代から日本を代表する多くのアーティストプロデュースを手がけ、90年代以降は映画『スワロウテイル』(96)、『リリイ・シュシュのすべて』(01)など、映画と音楽の独創的なコラボレーションを行う。映画『BANDAGE』(10)では、音楽のみならず監督も務める。その突出した世界観によって、数々の作品を生み出している。これまで手がけた主な映画作品は、『深呼吸の必要』(04)、『ハルフウェイ』(09)、『世界から猫が消えたなら』(16)、『ラストレター』(20)など。
【コメント】
最初に監督から、海外撮影のために台本を読んだ段階で何曲か作曲してほしいというお題があり、
僕の感覚で投げた複数曲から、数回のキャッチボールを経て、お互いに全容が把握できたように感じています。
最後は、重なり合った気持ちの方向を音楽で描いていくというような作業でしたが、今までにないビビッドな感覚の映画音楽になったような気がしています。
◆本編撮影に関して
撮影期間:【国内】2022年3月27日クランクイン~5月10日国内編アップ
【海外】2023年1月12日クランクイン~1月24日オールアップ
ロケ地 :チェコ(プラハ)、アイスランド(レイキャビク)、ボリビア(ウユニ)関東近郊、ほか
『四月になれば彼女は』
原作:川村元気「四月なれば彼女は」(文春文庫) ※発行部数:30万部
監督:山田智和
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝
公開:2024年春 全国東宝系にて公開
コピーライト:©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
公式サイト:https://4gatsu-movie.toho.co.jp
公式Twitter:https://twitter.com/4gatsu_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/4gatsu_movie/
公式Tiktok :https://www.tiktok.com/@4gatsu_movie
◆原作情報
川村元気「四月になれば彼女は」(文春文庫)
●累計発行部数:30万部突破
●発売日: 『四月になれば彼女は』2016年11月4日(文藝春秋)
●絶賛コメント:
【新海誠 アニメーション監督】
音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか? 夢中でページをめくった。
【あさのあつこ 作家】
こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、わたしは身を震わせる。
2024年春全国東宝系にて公開