佐藤健、いつもと違う緊張でソワソワ！ ウエディングドレスの土屋太鳳をエスコート！2人の理想の結婚とは？ 映画『8年越しの花嫁』公開直前イベント

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のスペシャルセレモニーが、11月28日、東京・アーフェリーク白金にて行われ、主演の佐藤健と土屋太鳳が劇中さながらのウエディング姿で登場し、全国のプレ花嫁&花婿の8年後の未来への想いを集めた特製ツリー“ハチハナツリー”をお披露目した。

本作は、岡山県在住の夫妻がモデルとなった実話原作を基に、瀬々敬久の手で映画化。結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の愛を描いた感動のドラマ。新郎・尚志役を佐藤、新婦・麻衣役を土屋が演じた。

タキシードとウエディングドレスに身を包んだ佐藤と土屋は、来場者の大歓声に迎えられ、バージンロードを歩いて登場！

佐藤は「こういった会場で、こういった格好で、こういったことをさせていただくのは、いつもとは全く違った緊張感があって、ちょっとソワソワしています」と、いつもとは違う雰囲気に少し落ち着かない様子。一方の土屋は「たくさんの夫婦の方々がスタートを切る場所で、幸せな空気を感じております。今日はこの幸せな空気をしっかり作品に込めたいと思います」と笑みを浮かべて挨拶した。

佐藤のタキシード姿を見つめながら土屋は「この距離で拝見すると、迫力がありますね」と一言。佐藤に「（撮影時は）いつもこの距離だった覚えがあるんですけど？」とツッコまれると、「撮影のときは尚志さんだったけど、今日は健先輩のタキシード姿なんだなと。髪型が違うからすごく動揺してしまって。今日は世界中のたくさんの女性を代表してしっかり立とうと思って来ました」とニッコリ。「今日はとてもステキ」と言われ、佐藤は「いや、すみません。ありがとうございます」と大照れ。

今作で初めてタキシードを着たという佐藤は「着慣れないので、どう歩いたら、どう立ったらいいかわからなくてドキドキ、ソワソワですね」とコメント。登場時の土屋のエスコートを「40点くらいですね。もうちょっと優雅に、心にゆとりを持ってやりたかったんですけど、緊張しちゃってなかな上手く出来なかったです」と自己採点した。

この日、土屋は劇中で着用したものと同じウエディングドレスを着用。佐藤さんに向かい「健先輩、私のドレス姿どうですか？」と迫って問うと、その勢いに圧倒され「前代未聞だよ、そんな花嫁！」と笑いながらも、「もちろんおきれいですし、隣に立てて最高に幸せです」と答えた。土屋が「恥ずかしいです。ありがとうございます」と照れくさそうにすると、「自分で聞いといて･･･」と苦笑いの佐藤だった。

イベントでは、来場者からの質問コーナーも。「映画に出演して実際に結婚をしたくなりましたか？」との質問に、佐藤は「元々いつかしたいっていう気持ちがありましたけど、尚志さんと麻衣さんにお会いして、間違いなく夫婦の理想の形を見ることができたので、より憧れが強くなりました」と回答。土屋も「ステキなご夫婦にお会いして、人生を一緒に歩んでいくってこういうことなんだなと思いました」とし、「いつかは結婚に挑戦できたらいいな。前向きに挑戦していきたい」と、“挑戦”という言葉で結婚観を表していた。

理想のプロポーズを聞かれると、佐藤は「理想を持つのは女性のほうじゃないですか？ 男はできるならやりたくない。気の重くなるイベントの一つだと思いますね」と本音を明かし、来場者を驚かせる。「もし自分が本当にやるとしたら、かなりさりげなくしかできないと思います」と語ると、土屋が「健先輩はとても紳士で愛情深い方だから、プロポーズしてもらえる人は羨ましいと思います」フォローし、来場者たちも頷いていた。
土屋は「相手の方が一生懸命考えて伝えようとしてくれたことが一番うれしい」としながら、「やっぱり35億分の1に出会いたいですね（笑）ね、健先輩？」と、ブルゾンちえみのギャグにかけて佐藤に同意を求める。それを受けた佐藤は「巻き込んだね、(笑)。35億ってどうしても言いたかったんだね」と笑い飛ばしていた。

さらに、何歳で結婚したいか？と問われ、「いつでもいいんですが、30代後半までに少なくともしたいかな。早い分にはいつもでいいです」と、結婚に前向きな佐藤。土屋は「女優ってたくさんの人と気持ちを繋ぐお仕事だと思うので、出会いがあって機会があれば、その時に“挑戦”したいと思います」と答えた。理想のタイプについて、佐藤は「家事をしっかりしてくれる人がマスト。自分が片付けや家事ができるタイプじゃないので、やってくれる人がいいですね」。土屋は「思いやりがある人。知識が豊富な方が好きなので、いろんなことを教えてくれたり一緒に考えてくれる方がいいですね」と目を輝かせた。

また、この日のために制作された“ハチハナツリー”がお披露目。結婚を控えるカップルが8年後の夫婦に思いを馳せたメッセージカードで作られたこのツリーを見上げ、土屋は「愛の言葉がたくさん詰まっていて、とても幸せな気持ちです」と話す。
最後に「8は末広がりですし、横にすると無限大という意味があるので、とても縁起がいい数字です。この場所で『8年越しの花嫁』という作品に無限大の愛情を注ぐことができて幸せに思います」と思いを伝えると、佐藤は「土屋さんはちょっととぼけたところもあるんですけど、本当に難しい芝居を全力で演じていた。自分はここまで出来ないなと。ここまで相手の女優さんを応援しながら一緒にお芝居したのは初めて。土屋さんの芝居を観るだけでも、この映画を観る価値があると思います」と絶賛していた。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
【STORY】
意識の戻らない恋人を、あなたは何年待てますかー
結婚を約束したカップル、尚志（佐藤健）と麻衣（土屋太鳳）。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親（薬師丸ひろ子、杉本哲太）からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が二人を待ち受けていた。そして二人が結婚を約束してから８年、ついに最高の奇跡を訪れるー。

出演：佐藤健　土屋太鳳
北村一輝　浜野謙太　中村ゆり　堀部圭亮　古舘寛治
薬師丸ひろ子　杉本哲太
監督：瀬々敬久（「64-ロクヨン-前編/後編」）
脚本：岡田惠和（「最後から二番目の恋」）
音楽：村松崇継（「抱きしめたい-真実の物語-」）
原作：中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」（主婦の友社）
制作プロダクション：松竹撮影所　東京スタジオ
配給：松竹
公式サイト：http://8nengoshi.jp
©2017「8年越しの花嫁」製作委員会

12月16日（土）全国ロードショー