『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』の大ヒット御礼舞台挨拶が、1月15日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の松本潤をはじめ、共演の香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が登壇した。
TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送された、松本潤主演の「99.9-刑事 専門弁護士-」を映画化した本作は、個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。
ドラマに引き続き、超型破りな弁護士・深山を松本潤、敏腕弁護士・佐田を香川照之が演じ、新ヒロインの新米弁護士・穂乃果役として杉咲花がシリーズ初登場する。物語は彼らの元に15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込み、徹底的に調べていく深山たちが最大のピンチに見舞われながらも、事件解決のため奮闘する姿を描く。また、謎の弁護士・南雲に西島秀俊、その娘エリを蒔田彩珠のほか、村で出会った青年・守に道枝駿佑らが出演する。
SNSでも爆笑が止まらないという声がたくさん届いており、大好評の本作。松本は「僕もSNSを見ています。周りの友人も劇場に足を運んでくれて、『たくさんの人が来てくれていたよ』とか『ここで笑いが起きてたよ』という話を聞いて凄く嬉しく思っています」と大ヒットを喜んだ。
観客が揃って笑ってしまうというギャグのシーンでは「やっている方にしてみれば、こんなに間が持つものかと思って、ドキドキしています」と本音をこぼす松本。香川が「これはセットで笑いですから」とフォローを入れると、松本も「夫婦漫才みたいなものです」とつづけ、この場でも息がぴったりの二人だった。
香川が「私たちはふざけているだけ。お三方(西島、道枝、蒔田)が感動を持ってきてくれた。私たちは“汚れ”要員ですから(笑)」と、笑うと、今回、初参加となった西島が「木村組でこんな演技をするとは思わなかった。次があるなら、僕もギャグパートに入りたい」と意気込むと、松本が「“汚れ”に入ってくる?(笑)」とニヤリ。
道枝は「なにわ男子の西畑(大吾)くんがSexy Zoneの佐藤勝利くんと一緒に観に行ってくれたみたいで、『本当に最高』と言ってくれて嬉しかったです。撮影も楽しかったので、また皆さんとご一緒できれば」と目を輝かし、道枝のシーンで涙を流す観客が多いと伝えられると「僕のお芝居でグッとくるものが伝われば嬉しいです」と恐縮しきり。松本も「いい意味でひょうひょうとしていて自分(道枝)の持っている個性が役に合っていたと思う」と道枝を称える。
また、「この映画をひと言で表すなら?」と問われると、香川は「台本が跡形もない映画」と言い、「私たちが台本をいじっちゃうから・・・」と笑う。杉咲は「隅々まで細かい映画」とし、キャストたちの映画への向き合い方や、美術のディティールの高さを説明。
松本は「スタッフ一同が夢を乗せる映画」と表し、「この映画を良くしようと最後の最後まで諦めない。探り続ける映画なので」とスタッフの熱量の高さを語った。
最後にサプライズでこれまでドラマから出演してきたキャストの岸部一徳、榮倉奈々、木村佳乃ほかから、松本に労いのメッセージが届いた。映像がスクリーンに流れると、一人ひとりの顔を見て、一言ひと言に聞き入っていた松本。「泣きませんよ」と言いながらも、「ビックリしますよね。これのVTRください。これを観ながら家でゆっくり飲みます」と感激していた。また、「99.9」の映画だが「皆さんのおかげで100になりました」とファンへの感謝の気持ちも忘れなかった。
『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』
出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの
西島秀俊/道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠/榮倉奈々、木村文乃、青木崇高/高橋克実、石橋蓮司/奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳
監督:木村ひさし
脚本:三浦駿斗
トリック監修:蒔田光治
音楽:井筒昭雄
企画:瀬戸口克陽
エグゼクティブプロデューサー:平野隆
プロデューサー:東仲恵吾 辻本珠子
配給:松竹 公開:12月30日(木)
マルシー:©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/999movie
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