2021東京・中国映画週間が、10月25日(月)~10月31日(日)まで開催され、8本の中国映画最新作・話題作が公開された。
10月31日(日)にはグロージングイベントとして、第6回ゴールデンクレイン賞の発表が行われ、最優秀作品賞には張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『懸崖の上』が選ばれた。プレゼンターとして、滝田洋二郎監督、行定勲監督、三吉彩花、野村周平、常盤貴子が登場。授賞式を盛り上げた。
1979年の中国で行われた日本映画祭に初参加した栗原小巻(日中文化交流協会副会長・日中映画祭実行委員会芸術顧問)が今年も登場。
「コロナの時代にも、映画は容易く国境を超える」と挨拶。
プレゼンターとして登場したゲストは
三吉彩花 女優・モデルとして活躍しているのみならず、映画監督にも挑戦している
野村周平 1/4中国の血が入っていると自己紹介と挨拶を中国語で
常盤貴子 笑顔いっぱいに挨拶し会場をなごませてくれた
行定勲「リスペクトすべき中国の第5・6世代の監督に影響を受けた。三浦春馬くんと上海で撮影した『真夜中の5分前』が忘れ難い作品。アジア一員としてそれぞれの才能と才能がぶつかり合って、思い通りにならないことを乗り越えた結果が映画の中にいきています」
滝田洋二郎 「9作品全部鑑賞したが、ずべてがコロナ禍以降に制作された作品であることに驚いた。中国の製作者観客のエネルギーがすごいと感心した。その中に田壮壮プロデューサーや張芸謀監督がいて、活躍されていることに刺激を受けた」
その他の受賞作は以下の通り。
日中映画交流貢献賞 『1921』(1921)黄建新監督 音楽は梅林茂が担当。
最優秀アニメーション作品賞 『新・大頭児子と小頭パパ4 完璧なパパ』何澄監督 劉可欣監督
最優秀新人賞 『僕らが空を照らしたあの日』 許恩怡 初めての映画出演
人気男優賞 『トップ・オブ・ザ・シティ』 大城大楼 陳亦龍
人気女優賞『懸崖の上』劉浩存
最優秀主演男優賞『1921』 黄軒
最優秀主演女優賞『アウトブレイク~武漢奇跡の物語』袁泉
最優秀監督賞『アウトブレイク~武漢奇跡の物語』アンドリュー・ラウ(劉偉強)
最優秀監督賞『Hi,Mom』賈玲
観客賞『婚活ママ』 唐大年