アルフレッド・ヒッチコックやティム・バートンなど様々なクリエイターにインスピレーションを与え、
アメリカで長年に渡って愛され続けてきた「アダムス・ファミリー」が初のアニメ映画化!
絶賛公開中の映画『アダムス・ファミリー』の公開記念イベントが26日、都内にて行われ、杏(モーティシア・アダムス役)、生瀬勝久(ゴメズ・アダムス役)、二階堂ふみ(ウェンズデー・アダムス役)、秋山竜次(フェスターおじさん役)が登壇した。全員がアダムス・ファミリーらしくシックな黒の衣装で登場し、杏は「いよいよ“アダムス・ファミリー”の季節が来たのかな」と、近づきつつあるハロウィンとアダムス・ファミリーを思い、ニッコリ笑った。一方、生瀬は「ビジュアルでゴメズに抜擢されました生瀬です」と挨拶。会場からの笑いを集め、イベントはスタートした。
漫画家のチャールズ・アダムスが、1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートした『アダムス・ファミリー』。そのヒネくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にTVシリーズやアニメシリーズが作られ、91年に第1作、93年に第2作と長編映画として実写化され世界的大ヒットを記録。また、ブロードウェイでミュージカル化され、日本でも2014年に初演、2017年に再演と2度のミュージカル化を果たした。今回、初の劇場版アニメとして公開されるにあたり、字幕版ではオスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウォルフハード、ベット・ミドラーらが顔を揃えています。また、第2弾の日本公開も発表された。
「憧れのアダムス家の一員になれて嬉しかったです」と笑みを見せた二階堂は、本作がアフレコ初挑戦。「(他のキャストの方は)どういう声になるだろうと想像しながら、アフレコに臨んだのですが、難しかったです」と振り返りました。また「小さい頃から100回くらい(『アダムス・ファミリー』を)観ています」と言い、ウェンズデー役に決まったときは「ヤッターー!って言いました」と嬉しそうにコメントした。
秋山は、「こんな有名なファミリーに携わることができて光栄です。世界三大ファミリーなのかな?シルバニアファミリー、高嶋ファミリー、そしてアダムス・ファミリー…名誉ですね。自慢しまくります」と話し、絶妙な三大ファミリーの仲間入りに喜びました。また、日本語吹き替え版ではエンディングのテーマソングを吹き替えキャストで歌っていることについて話が及ぶと、杏は「歌詞があったことにビックリしました」と語った。生瀬は「僕は歌がとても苦手で…(歌唱の先生に)誉めてもらいながら歌わせてもらいました」と明かした。秋山は「キャラクター(フェスター)の声と、普通の声でも歌って、“中間”もくれと言われて」と3パターン収録したことをと報告。二階堂は、1パターンだったと明かしたが、「踊りながら歌ってみようと言われて…踊りながら歌いました」と告白。自身のシャイな性格もあり、歌唱の先生から躍りながら歌うことを提案されたと明かした。
加えて、『アダムス・ファミリー』第2弾の2021年日本公開が決定したことについては「続きがあるというのが嬉しいですね」と杏。二階堂も「また集結して、家族で違うことをやってみたいです」と続ける。一方、ゴメズ&フェスターの“兄弟”は、「しらーっと変わってるかも。(声の出演のみで)顔が出てないから」と生瀬がいうと、秋山も「これがパイロット版だったりして!? 本国頼みますよー」と、続投を懇願した。
さらに、この日は本作の監督を務めたコンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナンから吹き替え版キャストへのコメントがMCより読み上げられた。「日本語吹き替え版は映画のキャラクターに負けないくらい色彩豊かで才能に溢れたキャストが揃いました。私たちは日本語が得意ではありませんが、言葉はわからなくても吹き替え版を見て心から楽しめました。それだけ日本語版キャストの皆さんの演技が素晴らしかったのです。日本の皆さんにも早く映画を見て楽しんで貰いたいです」という両監督からのコメントに、キャスト陣は満面の笑みを浮かべ喜んだ。
最後に杏は「彼らが、普通の社会に溶け込めないところがすごく愛おしくて、また変わっているからと言って受け入れないわけではなく、“普通はこんなことしない”ということばかりをする彼らをお子様は純粋に楽しめると思いますし、大人は人との関わりについて感じることができるのかなと思います。かならず♪観てよね♪」と、アダムス・ファミリーのテーソングに言葉を乗せてアピールし、幕を閉じた。
『アダムス・ファミリー』
■ストーリー
人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシア。突然、襲って来た人間たちに故郷を追われた二人は、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には二人の子供、ウェンズデーとパグズリーが生まれて、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんななか、パグズリーが一族にとって重要な儀式、「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいていた…。
■日本語吹き替え版キャスト
モーティシア・アダムス役:杏
ゴメズ・アダムス役:生瀬勝久
ウェンズデー・アダムス役:二階堂ふみ
フェスターおじさん:ロバート秋山
マーゴ・ニードラー役:LiLiCo
グレン:井上翔太
■海外版キャスト・スタッフ
ゴメズ・アダムス役:オスカー・アイザック
モーティシア・アダムス役:シャーリーズ・セロン
ウェンズデー・アダムス役:クロエ・グレース・モレッツ
パグズリー・アダムス役:フィン・ウォルフハード
フェスターおじさん役:ニック・クロール
フランプおばあちゃん役:ベット・ミドラー
監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン
脚本:マット・リーバーマン
配給:パルコ ユニバーサル映画 上映時間:87分
コピーライト:© 2020 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. The Addams Family (TM) Tee and Charles Addams Foundation. All Rights Reserved.
【公式サイト】 addams-movie.com
【ツイッター】 @addams2020
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