あの家族が、まさかの遠征!?キャンピングカーでドライブ旅行へ出発!
秋山竜次の“世界に1つだけの宝石”を見た杏「なかなかない経験をさせていただきました」
現在公開中の映画『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』公開記念舞台挨拶が1月29日に東京・TOHO シネマズ日比谷で行われ、モーティシア役の吹き替えを担当した杏とゴメズ役の生瀬勝久、フェスター役の秋山竜次が登壇した。 本作は、“キモカワ家族”のアダムス家が巻き起こす騒動を描いた大人気アニメーションの第2弾。思春期を迎え、家族の食卓にも顔を見せない長女のウェンズデーを心配した父のゴメズは、妻のモーティシア、ウェンズデー、弟のパグズリー、フェスターおじさん、執事のラーチ、ハンドとペットのキティを連れて、家族の絆を深めるドライブ旅行に繰り出す。
この日の舞台挨拶のMCは、前作でマーゴ・ニードラーの吹替をしたLiLiCoが担当。マーゴの声でフェスタ―役の秋山に「私たちいい感じになったのにね。前回。私、捨てられたのかしら? スケジュール空けて待ってたのに! 出番なしだわ」と話しかけて盛り上げた。
その後のトークでは、杏は「アメリカ全土を巻き込んだ大きなスケールの映画になって帰ってきたなと思いました」と完成した本作の感想を改めて語ると、「モーティシアは低めの声なので、その枠を出ない範囲で、愛情を表現したり、怒っている声を出したり、(感情を)隠したりと、演出してくださっている方と作っていきました」と吹替時の苦労を明かした。また、生瀬は「言ってしまえば“ロードムービー”。ただのコメディーではなく、ファミリーのお話でもあり、また深い話になっています」とコメント。秋山は「(自身が演じたフェスターの)実写を意識して、前よりも体を寄せていて、(前作からの)1年間で5、6キロはいったんじゃないかな。顔付きも寄せましたよ。フェスターの顔で1年間過ごして、顔を中央に寄せていきましたから」と“フェスター”の顔を真似てみせて笑わせた。
本作で描かれるウェンズデーの反抗期にちなんで、「反抗期はあった?」という質問があがると、杏は「反抗期って社会に出る境目の、閉じられた鬱屈とした感じを言うのだと思いますが、その時には私はもう仕事を始めていたので、社会との風通しも良かったですし、反抗期という反抗期はなかったです。でも、今、遅ればせながら反抗期のような感じです。まだ、1度も髪も染めたことがないから、染めてみたいって気持ちになってきました」と意外な答えで驚かせた。 また、生瀬も「僕は絵に描いたような優等生で、とにかくいい子でしたね。何に反抗すればいいのか分からなかった」と反抗期はなかった様子。中学時代は「自分でポスターを貼って立候補」して、生徒会長も務めていたと明かした。 そんな2人と真逆の答えをしたのは秋山。「母ちゃんがうるさかったから『うるせーよ』って暴言吐いたり、腹が立って実家の便所の壁に穴を開けたり…。夏休みに遊んでばかりいたら終わる直前に、かあちゃんが急に『はい! 現実に戻りなさい!』って言うんですよ。それが嫌で、バーンって(パンチのアクション)。後で見たら、花の描かれた優しいポスターで穴が隠してあってめちゃくちゃ申し訳ない気持ちになりました」と驚きのエピソードを披露し、会場を爆笑させた。
トークはさらに、「自分自身の個性的だと思うところ」エピソードに。杏は「普段は自覚することがないんですが、どうやら背が高いらしいんです」と皆を唖然とさせる一言。そして「実感はあまりないんですが、写真を見ると『大きいな』って気付くんです。でも、それが個性になっているのかなと思います」と話した。 一方、秋山は「尿管結石でネックレスを作りました。でも、変なことをやりたいわけではなく、記念にとっておきたかったんですよ。何年もかかってできた石なんで。世界に1つだけの宝石」と衝撃エピソードを語った。その“宝石”を間近で見たという杏は、「樹脂で固めてありました…。(間近で見るという)なかなかない経験をさせていただきました。まさかネックレスにしているとは」と、顔をしかめながらコメントし、場内は再び笑いに包まれた。 さらに生瀬も「冠婚葬祭には出ない。結婚式にも行かない、お葬式にも行かないという生活を送っています。結婚式に行っても別れるし、お葬式に行っても本人がいないから」と、まさに個性的な理論を展開し、驚きの声も上がっていた。
舞台挨拶の最後に、杏は改めて「観終わった後に、楽しかったことや良かったところ、面白かったところを色々な方に広めていただければと思います。私たちは“ファミリー”なので! よろしくお願いします」と呼びかけて、締めくくった。
映画『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』は絶賛公開中!
映画『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』
【STORY】
夏休み恒例の自由研究発表会(科学フェア)で優勝を狙うウェンズデーは、フェスターおじさんにペットのタコ“ソクラテス”の特性を移植する実験を披露する。しかし結果は、順位をつけず全員入賞に終わった。がっかりしたウェンズデーは、主催者のストレンジ博士に共同研究をもちかけられるが、「家族の秘密だから」と断わる。思春期を迎えて家族の食卓に顔を見せないウェンズデーのために、ゴメズは絆を深めようとキャンピングカーでドライブ旅行に家族を連れ出した。愉快な騒動を巻き起こしながら、ナイアガラの滝、マイアミビーチ、グランドキャニオンと、観光名所をめぐる旅は続く。しかし、そんなアダムス家のゴシック調キャンピングカーを、怪しい男たちが追いかけて来ていた…。
監督:グレッグ・ティアナン、コンラッド・ヴァーノン
脚本:ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ベン・クイーン、スザンナ・フォーゲル
吹替キャスト:杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、堀江瞬、秋山竜次、京田尚子、大塚明夫
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:THE ADDAMS FAMILY 2/映倫区分:G
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/addams-family-2/
公式ツイッター https://twitter.com/ADDAMS2_MOVIE
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