Open Close

土屋太鳳、AIの声を給湯器の「お風呂が沸きました」で習得!? 映画『アイの歌声を聴かせて』完成披露試写会

タイトル2

集合写真2

ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が10月29日(金)全国公開する!

監督は「イヴの時間」、『サカサマのパテマ』などで海外からも注目を集め、アニメーションの新たな可能性を切り拓いている吉浦康裕。自身が得意とする「AI」と「人間」の関係というテーマを、高校生の少年少女たちが織りなす瑞々しい群像劇という形で描写し、圧倒的なエンターテインメントフィルムとして仕上げている。キャラクター原案には、気鋭の漫画家・紀伊カンナ、共同脚本には、『コードギアス』シリーズや「SK∞ エスケーエイト」の大河内一楼が参加。また、劇伴・劇中歌は「SK∞ エスケーエイト」の高橋諒、「プリパラ」「ドリフェス」の松井洋平が作詞を担当。

ちょっぴりポンコツなAIの主人公・シオンを土屋太鳳が演じ、多彩な楽曲たちをエモーショナルに歌い上げる。また、もうひとりのヒロインであるサトミを福原遥、幼馴染のトウマを工藤阿須加が演じ、小松未可子、興津和幸、日野聡に加え、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎ら実力派声優が集結した!

集合写真3

9月22日(水)、完成披露舞台挨拶が新宿ピカデリーで開催され、土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野聡、大原さやか、そして監督の吉浦康裕が劇中歌の「ユー・ニード・ア・フレンド~あなたには友達が要る~」に合わせて登場した。

土屋さん1

土屋さん3

土屋は「(コロナ禍の)厳しい状況の中、駆けつけて下さった皆様、ありがとうございます。」と笑顔で挨拶。福原は「愛に溢れた作品になっており、その“想い”が皆様に届いたら良いなと思います。」と語った。興津や日野も「世の中暗いニュースが多い中、この作品は皆さまを幸せに“光”を与えてくれる作品に仕上がった。」と喜んだ。監督の吉浦は、「数年前に企画書を作り、ようやく今この場でお披露目できたことを嬉しく思います。本作は青春ジュブナイルで王道のエンターテイメントミュージカル。初めは、『え?!アニメでこれを、本当に作るんですか?』と周囲に言われたものの、なぜかこの作品は、“絶対に面白くできる!”という予感があった」と制作当初のエピソードを語った。

日野さん2

吉浦監督1

興津さん1

ポンコツAI 役、シオンを演じた感想を土屋は「頭脳を持っているけれど、人間の呼吸をもっているわけではない、でも感情がある。どう演じたらいいかわからないので、家の中にあるAI 音声を色々と聞いて研究した。」と語った。給湯器の「お風呂が沸きました♪」の音声を何度も聞いたと話す土屋は、「おフロがワキマシタ♪」と、客席に向かってモノマネも披露し、会場を沸かせた。また今回、キャストの声はそれぞれ別収録で行われた。その中で土屋は「収録されたゴッちゃん、サンダーの声を聴いたとき、シオンの心がモノクロからカラーに変わった気がした。本当にキャストの皆さんに支えていただいた」と話し、感慨深げ。

福原さん1

福原さん2

サトミを演じた感想を福原遥は、「すごく正義感が強い一方で不器用なところがあり、心を閉ざしてしまう部分があるサトミをどうやって演じたらいいかをいろいろと考えた。シオンと出会うことによってどんどん変わっていき、シオンから愛情をたくさん受け取りながら変化していくサトミ。あ、こんなにもシオンから愛されているんだ!という思いを受け取り、幸せいっぱいに演じた」と笑顔を見せる。

工藤さん1

トウマを演じた工藤は今回、声優の仕事は初挑戦となった。「家で試行錯誤を重ねながら、地声よりちょっと高めにするとトウマの声になることを発見して。でも収録トップバッターで、コロナ禍でバラバラの収録だったため、他のキャストの音を聞けず不安でしょうがなかった。歌が下手な設定で、一生懸命に音をはずさなければならないのも大変だった!」と話すと、横にいたベテランの日野がうんうんと頷き、「よくわかります」と苦労を労った。

監督は「キャラクターがその各キャストに合っているかということをシンプルに作品の演出可否の判断基準にした。どのキャストも“そのもの”だった」と語ると、ナンバーワン【イケメン】設定の興津は「つまり、僕は、、、そういうことですか?!」と話、会場の笑いを誘った。そんな興津は本作の出演を通じて、印象的だったことや新しい発見について聞かれると「サンダーと仲良しなAI ロボット“三太夫”というキャラクターが印象的だった。日常にAIが溶け込むと、こんなことになるんだ!と感心した」と近未来に思いを馳せた。日野はサンダーについて挙げ、「サンダーとシオンが乱取りシーンがある。その時にシオンが魅せる“小悪魔的シーン”と、その時の劇中歌に注目してほしい!」と熱く語った。

小松さん1

大原さん1

小松も、楽曲について触れ、「AI×ミュージカルという新たなミュージカルシーンの1 ページが誕生した」と話した。また続けてサトミとお母さんの「でかける前のお決まりの挨拶=今日も、元気に頑張るぞ!オー♪」が大好きと話すと、サトミの母役の大原と、娘の福原はその場でさながら演じて見せた。
サトミの母役の大原は、「完成した作品を試写室で見たとき、中盤からほぼ泣いていた。でも本当に気持ちいい涙。感動的で、土屋太鳳さんの声は、こころの中の曇りが晴れて虹がかかる印象で、、、そんな『ユー・ニード・ア・フレンド~あなたには友達が要る~』は本日から先行配信です!」と感動秘話から告知までばっちりと決めるベテラン声優に会場からは拍手がおこった。

本作ではシオンの歌唱シーンが4 曲披露される。その歌唱シーンについて土屋は、幼少期に声が出ず、とても苦労した時期があったことを告白。「できないことに挑戦したい人にぜひこの楽曲を聞いていただきたいと思う。」と熱く語ると、興津は土屋の歌声を大絶賛。「シオンがどんどん魅力的に。最初はぎこちないな、と思っていたが、ほかのキャラクターに触れていくとどんどん人間のようになっていく。素晴らしい技術であり、改めてシオンは魅力的なキャラクターなんだと感じた。」と話した。そんなシオンについて土屋は「シオンは呼吸を知らないが、みんなに触れることで、呼吸を覚えていく。それで最後には・・・・・あ!」と、溢れる愛を前に、司会者にネタバレを制止される一幕も。

3ショット

本作はAI のシオンが、サトミの“幸せ”を叶えようとする物語。司会者から、最近叶えたい又はすでに叶った“幸せ”について問われると、土屋は「今日、いま、なうです。この状況下で皆様の前にこうして揃って舞台に立てたこと、作品をお披露目できることが、本当に心から幸せです。」と感慨深く語った。興津は「いいものが完成できたという幸せいっぱい、晴れやかな顔をされている監督を見て、幸せです。」と答えると、監督もその幸せを共鳴するように「作品は観てもらえて初めて完成する。本当に多くの人にこうして観てもらえる場に立てたことが幸せで、これからもたくさんの人に映画館でその感動を届けたいなと思う。」と思いを口にした。

最後に土屋は「こういった状況下ではありますが、皆さんにはぜひSNS で感想を投稿してほしいです!その声がシオンたちの翼になって、さらにたくさんの人の心に“幸せ”を届けるチカラになると思います!」と会場全体を包み込む言葉と共に、完成披露イベントは幕を閉じた。

集合写真1

映画『アイの歌声を聴かせて』
<STORY>
景部市高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。
彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv工藤阿須加)、人気NO.1イケメンのゴッちゃん(cv興津和幸)、気の強いアヤ(cv小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。
しかしシオンがサトミのためにとったある行動をきっかけに、大騒動に巻き込まれてしまう――。
ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!

<CAST>
土屋太鳳 福原 遥 工藤阿須加 興津和幸 小松未可子 日野 聡
大原さやか 浜田賢二 津田健次郎 咲妃みゆ カズレーザー(メイプル超合金)

<STAFF>
原作・脚本・監督:吉浦康裕
共同脚本:大河内一楼
キャラクター原案:紀伊カンナ
総作画監督・キャラクターデザイン:島村秀一
撮影監督:大河内喜夫
音響監督:岩浪美和  音楽:高橋 諒  作詞:松井洋平
アニメーション制作:J.C.STAFF
配給:松竹
歌:土屋太鳳
©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
公式HP:https://ainouta.jp/
公式Twitter/Instagram:@ainouta_movie

10月29日(金)全国ロードショー