名曲「愛唄」×主演:横浜流星×脚本:GReeeeN
横浜流星、今年の漢字は「縁」!
「本当にたくさんの縁を感じた」と主演映画の完成に感謝
『愛唄 ー約束のナクヒトー』 完成披露上映会
2017年、驚異の大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、名曲「愛唄」を映画化した『愛唄 -約束のナクヒト-』が、2019年1月25日(金)に全国公開する(配給:東映)。 GReeeeNが初の脚本で本作に込めたのは、名曲「愛唄」への想いと同じ「人を好きになることを恐れないで」という、まっすぐなメッセージ。手をつなぐことさえせず、恋する勇気を持てないまま大人になった青年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全力で駆け抜けていくさまを、主演の横浜流星をはじめ、ヒロインの清原果耶、飯島寛騎ら注目の若手俳優が描き出す。
12月10日(月)、東京・丸の内TOEI にて完成披露上映会が行われ、横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、成海璃子、財前直見、川村泰祐監督が舞台挨拶に登壇した。
映画やドラマで今まさに活躍中のキャストが登壇するとあって、会場内は熱気にあふれたファンで埋め尽くされた。名曲「愛唄」が流れる中、キャスト陣が客席の間を通って登場すると、場内は黄色い歓声に包まれた。主演の横浜は「本日いち早く皆さんにこの作品を観てもらえることを嬉しく思います」と緊張した面持ちで感謝の言葉を述べた。続いて清原が「この作品に影響されて人生観が変わりました」と落ち着いた口調で映画をアピールする一方、飯島は「ようやく皆さんに見てもらえるきっかけが…きっかけじゃないや!」と会場に明るい笑いを誘い、劇中の3人と同じ、三者三様の個性を見せつけた。
GReeeeN×映画のプロジェクト第2弾となる本作について聞かれると、横浜は「主演という立場で、GReeeeNさんが伝えたいことを一生懸命伝えなきゃいけないというプレッシャーもありました」と、不安を漏らす一方で、MCから「きょうの衣装は“グリーン”?」と聞かれると「GReeeeNにしました!もちろん!」と断言し、主演として並々ならぬ意気込みを堂々と見せつけた。清原は自身が演じた詩人・凪という役について「凪が発する言葉のひとつひとつ、全てに意味がこもってしまう。色んな人に与える影響の大きさを自覚してお芝居をしました」とコメント。それに対し川村監督は「GReeeeNの伝えたいことを凪の言葉に集約して詰め込んでいるので、そのあたりを楽しんでもらえれば」と見どころを語った。
また、元ミュージシャンの龍也を演じるため、未経験だったをギターを撮影の約1か月半前から猛練習を行った飯島は「コードを覚えて、Fの壁にぶつかって…正直めちゃくちゃ大変でした」と苦労を語ったが、飯島が「愛唄」を唄うシーンについて清原は「私は出演していないんですけど、監督の隣でモニターを見ていて、なぜか私だけボロボロ泣いちゃって」と、努力の実った感動的なシーンになったと語った。
横浜とのシーンが多かった成海は「深夜の撮影が多くて横浜くんがウトウトしてることが多くて、起こそうと思ってマジカルバナナやったり」と、懐かしのゲームで現場が和気あいあいとした雰囲気だったことを明かした。財前は横浜・清原・飯島の3人について「可愛いんですよこの3人が!とってもピュアで。本当に青春してるんだなって伝わってきました」と母親目線で作品への愛を語った。
また、清水寺で間もなく発表される「今年の漢字」にちなみ、登壇者それぞれの今年1年を表す漢字を発表。清原は『学』をいう漢字を選び、「今年一年様々な作品に携わらせていただいて、それぞれの現場でたくさん学ぶことがあったので今年1年は学びの年」と高校生ながらもしっかりとした受け答えを見せると、すかさず飯島が「すごすぎて僕5コ上ですけど見習わなきゃ!って、現場で勉強させてもらったんですよ」と尊敬の眼差しを見せた。横浜も「果耶ちゃんはすごく落ち着いていて気も使えるししっかりしているし、逆に心配になるくらいだったけど、たっちゃん(飯島の役名・龍也からくるあだ名)というイジられキャラをイジる時にはちゃんと年相応の顔をしていて安心した」と、16歳らしい清原の一面を明かした。
そして最後に横浜が選んだのは「縁」という漢字。「まさにこの作品もそうですけど『キセキ』でご一緒した方々とまたこうしてご一緒できたし、監督とは違う作品でもご一緒させていただいた。今年はJINさんにプロデュースしてもらってアーティストデビューもして、本当にたくさんの縁を感じたので、その縁に感謝して来年も人との出会いを大切にしていきたい」と述べると、清原から「縁って全部つながっていること、でもそれって当たり前じゃない「キセキ」だったりするの、で、いいんじゃないですか!」とGReeeeNの曲名をもじった気の利いたコメントで統括し、チームワークの良さを見せつけた。ちなみに飯島の漢字は役柄にまつわる「音」、成海の漢字は一年中いろいろなことで稽古をしたという所から「稽」、今年一年、色々な作品で母親役を演じた財前は「母」、川村監督は感謝の気持ちを込め、作品にまつわる「愛」と答えた。
最後に主演を務めた横浜から「たくさん皆さんに少しでもメッセージが届けばいいなと思うし、心に響くようなことがあれば嬉しいです。今日は泣いて帰ってください!」と会場の観客へメッセージが送られ、舞台挨拶は終了した。
『愛唄 —約束のナクヒト—』は1月25日(金)より全国公開される。
『愛唄 -約束のナクヒトー』
<STORY>
「私の手、握ってくれてありがとう」 まっすぐに“今”を駆け抜ける、恋の青春物語。
恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルに起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった・・・
龍也の声が生んだ恋する勇気。凪の言葉が教えてくれた生きる意味。そしてトオルが二人に気付かせた、“本当にやりたいこと”。
限られた時間の中で、三人の”本当”が重なった時、一つの奇跡が生まれる。
その唄は、僕らの運命から溢れ出たーー
【タイトルのナクヒトとは】 泣く人。涙するほど全力な人のこと。GReeeeNによる造語。
出演: 横浜流星 清原果耶 飯島寛騎
中村ゆり 野間口徹 / 成海璃子 / 中山美穂(特別出演) 清水葉月 二階堂智 渡部秀 西銘駿 奥野瑛太 富田靖子 財前直見
監督:川村泰祐 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』『L♡DK』『海月姫』『きょうのキラ君』ほか
脚本:GReeeeNと清水匡
音楽:GReeeeN
プロデューサー:小池賢太郎 『キセキ ーあの日のソビトー』『奇跡』
音楽プロデューサー:JIN 『キセキ ーあの日のソビトー』にて日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞
配給:東映
公式HP:http://aiuta-movie.jp
公式Twitter:@aiutamovie
公式Instagram:@aiuta_movie
2019年1月25日(金) 全国公開