映画『亜人』の公開直前イベントが、9月21日、東京・めぐろパーシモンホールにて行なわれ、主演の佐藤健と共演の綾野剛が出席した。
本作は、“絶対に新人類”“何度でも命をリセットできる”というセンセーショナルな設定で大人気の、桜井画門による漫画「亜人」を実写映画化。決して死なない新種の人類“亜人”同士の闘いを描く。
映画『るろうに剣心』以来の二度目の共演となる佐藤と綾野。佐藤が「今回は脳みそを振り絞ってアイデアを出し合い、アクションを作っていきました」と撮影時を振り返ると、綾野も「アクションのどんでん返しがいくつも起こります。“見たこともないアクション”ってよく言うけど、今回は本当に見たことのないアクションだと思う。肉弾だけじゃない、どんでん返し、頭脳バトルを楽しんでいただければ嬉しいです」と自信をのぞかせた。
また、綾野が亜人・佐藤役を演じていることから、「佐藤かぶりでやりにくくないか?」と聞かれ佐藤は「28年間、佐藤として生きて、よくあることなので、特に驚きはない」とキッパリ。「学生時代もクラスにいつも他の“佐藤”はいたし、現場のスタッフさんの中に佐藤さんがいる・・・」と何吹く風の様子。綾野は、「女の子の名前とかぶることはありますね」と答え、「あやのさんが僕と結婚すると“あやの(綾野)あやの”になっちゃうよね」と笑った。
この日は、主人公・永井圭を演じた佐藤健と、亜人最凶のテロリスト・佐藤役の綾野剛が、頭脳ゲームに挑戦! 第1のゲームは「マジョリティ(人間)VSマイノリティ亜人」という本作の設定にちなみ、来場者はどちら派が少ないかを当てるもの。
「あなたは人生をリセットしたい派? 今のままがいい派?」という選択に、二人は“今のまま”を選び、見事正解。「もしリセットできたらどうする?」と聞かれた綾野は「あと5年くらいは今のままでいいかな。40代になったら10代に戻って、学園モノをやりたい!」と願望を示す。佐藤が「まだいけるんじゃない?」と笑うと、綾野は「いや無理でしょ。どこをどう見ていけると思うんだよ(笑)」と返していた。一方の佐藤は「せっかくリセットできるなら、(俳優と)違うことをやりたいかな。MCとか・・・」と意欲を見せた。
第2のゲームは、死んでも生き返るという亜人の設定にちなみ、自らの顔がプリントされたパズルをバラバラの状態からどちらが早く完成させるかを競う。二人は映画さながらに熱いバトルを繰り広げ、会場は大盛り上がり。あちらこちらから「頑張って!!」と声がかかった。
綾野のジャマばかりして、自分のパズルが出来上がらない佐藤・・・。順調にパーツを集め、あと少しで完成となった綾野は、余裕を見せ、最後のパーツを自らずらして「たけちゃん! いいの?」佐藤を煽って見せた。しかし、その隙にちゃっかり完成にこぎつけてしまった佐藤。慌てて直そうとする綾野だったが・・・後の祭りに。佐藤が勝利を手にし、綾野は「え?俺、まさかの公式の場で天然を発揮しちゃうとは」と苦笑いしきりだった。
『亜人』
【ストーリー】
病気の妹を救うために研修医となった永井圭はある日、事故で死亡。しかし直後、生き返る。亜人と発覚し、崩れ去る圭の人生。国家に追われ続け、非人道的な実験のモルモットとなってしまう。
そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト【佐藤】が現れる。自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。やがて始まる、佐藤による衝撃の国獲りゲーム。衝突する人類と亜人、そして亜人と亜人。【絶対に死なない男】と【絶対に死なない男】の終わることなき【エンドレス・リピート・バトル】が始まる。
亜人たちは、永遠の命をどう生きるのか―?
出演:佐藤健 玉山鉄二 城田優 千葉雄大 川栄李奈 山田裕貴
浜辺美波 品川祐 / 吉行和子 / 綾野剛
原作:桜井画門(講談社「good!アフタヌーン」連載)
監督:本広克行
脚本:瀬古浩司 山浦雅大
コピーライト:(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
公式サイト:http://ajin-movie.com/
9月30日(土)全国東宝系にてロードショー