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赤澤遼太郎&高橋健介、前作より全てがパワーアップ! この2人だからできた作品! 映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』インタビュー!

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たじまことによる同名BL漫画を原作に、周りから“ゼロ距離”と言われるほど仲の良い大学生のアキとハルの日々を描いたごはん×BL漫画『アキはハルとごはんを食べたい』の実写映画第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』が、いよいよ6月14日(金)よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開する。

一軒家でルームシェアをする二人のほのぼのとした日常と、誰でも簡単に美味しく作れるレシピで、読者の心と胃袋を掴んだ話題作の実写映画!
今作も前作に続き、料理担当のアキこと秋吉純太を赤澤遼太郎、片付け担当のハルこと藤城春継を高橋健介が演じる。前作からパワーアップして帰ってきた本作への思いやエピソードなど、撮影を振り返りながらその魅力を語ってもらった。

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◆前作の大好評により、期待値が上がった第2弾!
― 今作は『アキはハルとごはんを食べたい』の続編となりますが、お話が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

赤澤遼太郎(以下、赤澤):純粋に凄く嬉しかったです。本当にこんなに長い期間、映画でずっと2人でお芝居することってなかなかできる経験ではないので。実は1の撮影中に2を撮る話が上がっていたんです。まだお客さんの反応がわからない状況で、どうなるんだろう・・・という思いもあったので(続編も制作されると聞いて)めちゃくちゃ驚きました。

高橋健介(以下、高橋):僕らの仕事は明日のこともわからないみたいなところもあるので、次のスケジュールが決まって嬉しかったです(笑)。(続編制作で)出番が多くなり、より深く作品を追及できるので、嬉しかったです。

― 最初の作品の反響を受ける前に続編が決まっていたのですね。

高橋:ギャンブル好きの映画会社ですよね(笑)。

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― でも前作の反響が良かったので、今作の期待値も上がったのでは?

赤澤:そうなんです。前作では上映期間を延長してもらえて、嬉しい声をたくさんいただけたのでありがたかったです。期待を超えている作品になっていると感じました。2人の関係性もそうですし、ロケーション、ご飯など、全部がパワーアップしているので皆さんに喜んでいただけると思っています。

高橋:撮影期間は少し空きましたが、すでに関係値が出来上がっていたので、(今作でも)変わらずに役に入り込むことができました。

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― 2作目ということで、撮影に臨むにあたって心境の違いはありましたか?

高橋:意気込みすぎると空回りしてしまうので、基本的には同じ気持ちで“作品を成功させるぞ”という思いで臨みました。特に大きな差はなかったですね。

赤澤:前作より楽しもうと思って臨みました。僕は映像経験もそれほど多くないので、前作では現場の一つひとつの出来事が新鮮でしたし、今作では少し慣れてきたというか、色んなものがもっと見えた上で演じられるのではないかと考えました。その上でアキを楽しんで演じようという思いを大事にしました。

― そんな中で、撮影においての違いはありましたか?

高橋:一番の違いは仲間のキャストのキャラが変わっていたことでしょうか。同じ役なんですけど(笑)。
赤澤:全然違うキャラになっているんだよね、米山が・・・(笑)。あと、雪乃ちゃんもね。
高橋:そこが一番大きく違うところかな。でも新しいキャラクターを登場させるのではなく、既存の方の役柄で新しい風を吹かしてくれたので、凄く楽しかったです。

赤澤:ホント、そんな子だっけ?みたいなね。ちょっと海外から帰ってきたばりの変わり方だよね(笑)。
高橋:知ってる米山ではなかった (笑)。あと、監督が求めてくるものが1作目で結構わかった気がしたので、こういう会話とかアドリブが好きだろうな・・・と考えながら臨めたので、やりやすかったです。

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― 監督からのリクエストはありましたか?

赤澤:撮影の直前で「ちょっとこういう動きをして。こういうふうにやって」というディレクションはいただきました。

高橋:基本的にアキとハルに対して言っていただくことは同じなので、もう2人の世界観で進んでいました。

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― 演じているときに特に心がけたことは?

赤澤:僕はハルをずっと見ていることです。好きな人ってつい目で追っちゃうじゃないですか。好きな人の目線や動きとか全部気になっちゃうし、それに一喜一憂していく感じもアキらしいなと思って。ハルがご飯を食べるときの表情はよく見ていました。前作のときよりもよく見ていたと思います。

高橋:僕は(前作よりも)我を持ち過ぎないように気を付けていました。シリーズ作品になると、最初は“こういう方向性で行こう”とみんなで話あって進めていきますが、2や3になってくると、“ハルはこうするだろう”と自分の中で出来上がってきちゃうんです。でも、もしかしたら監督はそう思っていないかもしれないし。自分の中にキャラクターが入っているから馴染んでいるのですが、逆に可能性を狭めてしまうこともあるかもしれないので、自分で勝手に固定観念を持たないようにしています。周りのキャストも替わってくるので、そこは柔軟に対応していきたいと考えています。

― 役について話しあうことはありましたか?

赤澤高橋:(声を揃えて)それは全くなかったですね。
赤澤:カメラの前で作っていく感じでした。事前に打ち合わせるっていうより、よーいドン!で出してどうなるか。相手の演技でこちらも変わると思うので。
高橋:「こうしよう!」というものはなかったね。

赤澤:2杯目の最初の撮影のときは、期間も少し空いていたし、舞台のように1カ月の稽古もないので、(役に)戻れるかな・・・と不安もあったのですが、カメラの前に立って健介くん演じるハルと芝居をしていたら自然と自分のアキが出てきていました。本当に2人で1つだなと感じました。自分1人で作り上げているキャラクターではないんだなと。健介くんのハルだからこそできるアキだったと思いました。

高橋:逆もしかりです。

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― お互いの役について、前回と変わったところ、パワーアップしたと感じたところは?

赤澤:ハルが料理を作っていたところが可愛かったですね。健介くん自身もあまり料理をされないので、それがハルと重なっていました。そうやって切るんだ、トマトの匂い嗅ぐんだ・・・と、めっちゃ可愛かったです(笑)。

高橋:パワーアップというか、(赤澤くんが)別作品で凄く筋肉がついちゃったので、ガタイが良くなっていましたね(笑)。

赤澤:そうですね。前作の撮影の後に主演舞台があって、身体を鍛えていたんです。たくましいアキになっていました。それを見た監督が「せっかくだから上半身脱ごうよ」と言って、お風呂上りに上半身裸でタオル掛けて出てくるシーンが追加されました(笑)。

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― 柔軟な現場だったんですね。

赤澤:ロケ撮影で、橋のシーンも最初に撮ろうとしたところから変わったりしました。

― この作品ではやはり “ごはん”も外せません。前作に増して美味しそうなお料理が出てきますが、今作、特に好きだったお料理はありましたか?

赤澤:トマト塩ラーメンはもう殿堂入りですね。僕はナポリタンがいいなと思いました。素朴な感じですが、その優しさというか、食べると凄く幸せな気持ちになって、物語上のアキの心情とリンクしていていいなと思いました。ナポリタン、美味しかったです!

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― 量も多いですね。

赤澤:そうですね。お昼ご飯を抜いて、新鮮に食欲を味方につけて演じていました(笑)。

高橋:ナポリタンもそうですが、僕は柴田理恵さん演じる大家さんが持ってきた梅ジュースです。固形物の料理が多いのでジュースは嬉しかったですね。また梅ジュースと柴田さんがなんとなくピッタリあっていて。
赤澤:縁側もいいんだよね。
高橋:そうそう。気持ち的にも、口の中もリフレッシュできて美味しかったです。

赤澤:たこ焼きパイパーティーのシーンも楽しかったよね。いつも僕ら2人で撮影することが多いので。簡単にできるし、美味しかったです。

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◆今作で発見した互いの新たな一面!?
― ロケ撮影で特に印象に残っているところ、楽しい思い出があったらお聞かせください。

高橋:犬と触れ合うシーンがあるんですが、めっちゃ可愛くて楽しかったです。

赤澤:地元の方と触れ合う機会があって、八百屋の店長さんが凄く僕らによくしてくださいました。そういう触れ合いができたことが楽しかったです。
高橋:劇中に出てくる店長ではなくて、実際に場所をお借りした八百屋の本当の店長さんなんですが、とても楽しんでくださいました。
赤澤:「イケメンだね!」って言ってくれたり(笑)。そういう触れ合いは心が温まりますね。
あと、劇中に出てくるしながわ水族館は自分が幼少期から通っていたので個人的にも思いれがある場所でした。

高橋:迷子になっちゃってね。
赤澤:え!? (笑) 迷子になんかなってないから。やめて、みんなが信じちゃうから(笑)
高橋:ちょうどイルカの前で見つけてくれたんだよな。
赤澤:もう、なんなんですか(笑)。(高橋の戯れにタジタジな赤澤・・・(笑))
あと、“アキとハルと魚”という画を撮りたかったんですが、なかなか上手くできなくて何回かチャレンジしました。

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― 今作で特に印象に残っているシーンは?

赤澤:お互いに「好きだよ」と言い合うシーンです。ちゃんと言葉にして互いの共通認識を得るので。自分で見てもちょっと照れちゃうんですが、ロケーションも相まって、とてもロマンチックで、今までにないアキが見られるので凄く好きなシーンです。

高橋:そのシーンは観て下さる皆さんも、より物語の世界観に入り込めると思うのでいいシーンだと思います。

― コミカルなシーンもありますが、演じていてコミカルな場面とシリアスな場面のどちらがやりやすいということはありますか?

赤澤:どちらも良さがあるのでどちらも好きです。舞台ではシリアスが好きだったりしますが、映像作品はまだ経験が少ないので、どのシーンも必死です(笑)。

高橋:僕は映像ではシリアスなシーンが好きです。舞台ではコミカルのほうがお客さんのリアクションがすぐに返ってくるので。映像でコミカルなシーンを何回か撮っていると、最初こそスタッフさんも笑ってくれるんですけど、何回も同じことをやっていると飽きてくるみたいで(笑)。

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― 今作で気付いたお互いの新たな一面があったら教えてください。

高橋:僕は水族館の撮影が午前中で早めに終わったら、ディズニーランドに行こうと思っていたんです。結果として行ったんですが、遼太郎に「一緒に行く?」と誘ったら断られて。意外とディズニーはあまり好きじゃないのかなと思いました。

赤澤:そうだ!(思い出して)。いやいや、おかしいですよ。次の日も朝から撮影が詰まっているのに、「太郎(遼太郎のこと)、このあと、ディズニー行ってくるわ!」って。もう尊敬し直しましたね。フットワークの軽さというか・・・。

高橋:(僕らって)チップとデールみたいな感じじゃないですか。でも、どっちでもなかった (笑)。(赤澤に向かって)ディズニーは好きなの?
赤澤:ディズニーは好きだよ。ただ、撮影の合間にいくメンタルは・・・。
高橋:やっぱり変なのかな?
赤澤:変ですよ(笑)。だって、健介くん、けっこうセリフ量もあるしさ。
高橋:待ち時間とかに覚えられるから。
赤澤:そういうところですよ。要領がいいというか(笑)。ちゃんと写真も撮ってましたよね(笑)。さすがに凄い!と思いました。 でも、NGは一切出さないんですよ。

高橋:午前終わりっていいですよね。家に帰っちゃったら寝ちゃうから、だったらディズニー行って並んでいる間にセリフ覚えて・・・
赤澤:ホントに!? 本当に(台本を)見てました? 本当ですか??(笑)
高橋:待ち時間が長いから。スマホゲームとかやって(時間が)余ったらね。本当です(笑)
赤澤:にわかに信じがたいなあ(笑)。

― この作品は、もちろんアキとハルの話ですが、大家さんや友達など、周りの人たちとの人間関係も映し出されています。お二人から観た本作の見どころ、魅力をあらためてお聞かせいただけますか?

赤澤:やっぱり誰かと食べるごはんって美味しいなと凄く思える作品です。友だちとワイワイ食べているとき、ハルと2人で食べているとき、大家さんと梅ジュースを飲んでいるときなど、誰かと共有していく思い出が積み重なって、自分の人生が豊かになっていくところが見どころだと思います。

高橋:殺人事件が起こることもなく、ほのぼのとした物語です。観客の皆さんが実際に経験したことがある話だったり、これから経験する話だったりする共感性の高い作品なので、僕らを見て自分たちが経験するときに思い出してもらえたら嬉しいです。

【赤澤遼太郎(Ryotaro Akazawa)】
1997年1月11日生まれ。神奈川県出身。2015年、舞台「CHaCK-UP―Episode.0―」で俳優デビュー。「MANKAI STAGE『A3』」や「あんさんぶるスターズ」、「おそ松さん」などの人気演目に出演。世界的に人気原作となった「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE の主演をはじめ「コードギアス~反逆のルルーシュ」や「HIGH CARD」などの主演を務める2.5次元界のトップランナー。初連続ドラマでは「救出劇」で主演を務めた。声優の両親を持ち、透き通る高音の歌唱力を持ってグランドミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」に出演するなど歌唱や踊り、演技力に定評がある。アニメ好きなことでも知られている。

【高橋健介(Kensuke Takahashi)】
1994年12月24日生まれ。東京都出身。高校生の頃より、芸能活動を開始する。2015年、TX「ウルトラマンX」で、主人公·大空大地を演じる。2016年、ミュージカル『刀剣乱舞』~幕末天狼傳~で、蜂須賀虎徹を演じる。最近の主な出演作として、ミュージカル『刀剣乱舞』~陸奥一蓮~(24)、舞台「赤ひげ」(23)、映画「ヒットマンロイヤー」(23)、CX「人志松本の酒のツマミになる話」(23)などがある。

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映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!
🍚SYORY🍚
高校の同級生の秋吉純太(アキ)と藤城春継(ハル)は別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをしていた。大学4年生になり、就職活動に勤しむ二人。写真家の道に進むことを決めたハルは写真スタジオに、アキはインテリア雑貨の会社に内定が決まる。米山と麦田、あずさ、雪乃を招いた就職祝いの「たこ焼きパイ」パーティで盛り上がったその夜、アキに一通のメールが届く。それは、勤務地が大阪に決まったという知らせだった。一緒に暮らせるのも卒業まで残りわずか。寂しい気持ちとモヤモヤを抱える二人の間には、どこかよそよそしい空気が流れていた。そんなある日、ハルの姉・立夏が結婚報告をしに会いに来る。結婚の決め手になった話を聞いたアキは、ハルに友情とは別の感情を持っていることに気付く。しかしアキは、ハルにはこの感情を打ち明けないことを心に決める。一方、大阪への勤務が決まったと聞いた時から、ハルは心ここにあらずだった。このまま4年間暮らした一軒家を引き払い、穏やかで幸せだった同居生活は終わってしまうのか…。そして、社会人を迎えるアキとハルの行く末は…?

赤澤遼太郎 高橋健介
佐奈宏紀 櫻井佑樹 竹内星菜 伊織いお
青山ひかる 永山たかし 鎌苅健太 / 柴田理恵

原作:たじまこと「アキはハルとごはんを食べたい」(竹書房「bamB!」刊)
監督:川野浩司
脚本:川﨑龍太
音楽:西ヶ谷元紀
制作プロダクション:レオーネ
配給:クロックワークス/2024年/日本/97分/ビスタ/5.1ch
©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会
公式HP:klockworx-v.com/akiharumovie2
公式Twitter:@akiharumovie #映画アキハル

6月14日(金)シネマート新宿ほか2週間限定公開!

【スタッフクレジット】
ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)
スタイリスト:小野魁人

◆衣装クレジット&問い合わせ先 (※全て税込み価格)
赤澤遼太郎
ジャケット/57200円/Ohal(オーハル) /JOYEUX(ジョワイユ)
シャツ/30800円/SOL(ソル)/JOYEUX(ジョワイユ)
パンツ/23100円/MAISON SPECIAL
その他スタイリスト私物

高橋健介
カーディガン/39600円/ANEI/JOYEUX(ジョワイユ)
その他スタイリスト私物

JOYEUX
東京都港区南青山6-6-22 LUNA ROSSA南青山3階
03-4361-4464

◆撮影:ナカムラヨシノーブ

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