Open Close

玉木宏の誕生日祝いに “肉ケーキ”登場!吉沢亮の食レポは? 映画『悪と仮面のルール』初日舞台挨拶

DSC_7353

映画『悪と仮面のルール』の公開初日舞台挨拶が、1月13日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の玉木宏をはじめ、共演の新木優子、吉沢亮、中村達也と、中村哲平監督が登壇した。

芥川賞作家・中村文則の大人気小説「悪と仮面のルール」を原作を、中村哲平監督の手で実写映画化。“悪”となるために創られた男が、顔を変え、過去を捨てて殺人を繰り返し、その真実に迫る様を描くサスペンス。主人公・久喜文宏役を玉木が扮し、久喜を守ろうとする香織を荒木、テロ組織のメンバー・伊藤を吉沢が演じた。

DSC_7263

DSC_7360

本作にこだわりを持って臨んだという玉木は、クライマックスで(新木演じる)香織と車の中で会話するシーンに触れ「思い入れが強くて、その世界観を壊さずに描くことしか考えなかった。脚本では、空港のロビーという設定だったんですが、原作通りの車の中にできないかとお願いしました。核なるシーンになったと思います。」とその出来栄えに自信をのぞかせた。そのシーンの撮影では、新木を撮るときはカメラマンが玉木の位置に座り、その逆も。「実際はカメラマンさんとお芝居しているようでしたね」と笑顔で振り返った玉木。新木は「でもみんなの気持ちがひとつになっていたからなのか、カメラはあまり気にならず意識しなかった。とてもステキな空間ができていましたね」と演技に集中できていた様子。

DSC_7269

DSC_7266

DSC_7278

一方、吉沢はテロリストという役がらもあって、現場でも玉木との距離を意識していたという。玉木について「こうやって舞台挨拶などでご一緒させていただくと、自然体でフランク。気さくでステキな方ですね」と印象を明かした。
さらに「現場で生まれた瞬間、瞬間を大事にしていました。僕のシーンではいつも“水”が周りにあって、命の根源となる水とテロリストという、矛盾がこころの葛藤にあっていて役作りに助けられました」と真摯に語る。

DSC_7284

DSC_7302

悪役、文宏の兄・幹彦役を演じた中村達也は「お前を“邪”にするために用意された女・・・」と劇中さながらにセリフを披露。「普段も悪役が多いのですが、初めてこんなにセリフをもらった。いつもは出て30秒で死んじゃう。死亡率80%です」と言って会場の笑いを誘い、「いっぱいもらったセリフを一生懸命覚えるんですが、監督から『ここでこう動いてください、ここで・・・』と動きの説明されるんですよ。動いたら全部忘れてしまうやないか・・・ってね。それでも人を殴って、(人の顔の」皮を剥ぎ…。そして最後に自分の顔に付けちゃおうかな~と思ったら、それはさすがに止められましたけどね(笑)」と語り、さらに会場は沸かせていた。

DSC_7311

DSC_7331

そして、イベントでは1月14日に38歳となる玉木の誕生日をサプライズで祝い、玉木の好物・肉をデコレーションした“肉ケーキ”が登場。アンガス牛のステーキなど合計4.5kgの大きな肉の塊を見て「凄いなぁ~」と驚きを隠せない玉木。「最近いろいろな場所で祝ってもらっているので、ケーキより肉のほうがありがたいですけど、映画の舞台挨拶で・・・初めて見ました」と嬉しそう。
感想を聞かれた吉沢は「俺ですか!?」と戸惑いつつ「凄いなあ、ジューシーなお肉が、美味しそうだな〜」とたどたどしく答えると、玉木から「ダメな食レポですね、美味しさが伝わらない(笑)」とダメ出しをされていた。

DSC_7336

DSC_7338

早速、シェフがその場で切り分け、ステーキを頬張った玉木だったが、一切れが大きすぎてすぐに喋れない。良く味わってから「ものすごく甘いですね」とニッコリ。「だけど、写真にどう写るんだろう。黒い塊にしか見えない・・・」と苦笑いしていた。

DSC_7357

 

悪と仮面のルールポスタービジュアル

『悪と仮面のルール』
玉木宏 新木優子 吉沢亮 中村達也 光石研 村井國夫 柄本明
原作:中村文則「悪と仮面のルール」(講談社文庫)
監督・編集:中村哲平
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「追憶のふたり」(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)
2017年/カラー/5.1ch/138分
(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会
企画制作:Plus D
配給・宣伝:ファントム・フィルム
公式サイト:http://akutokamen.com/

1月13日(土)、新宿バルト9 ほか全国ロードショー