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映画『兄友』古川毅インタビュー! 「僕も雪紘と同じく本当はドSなのかも!?(笑)」

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赤瓦もどむの人気コミックス「兄友」を実写映画化! イケメンなのに女性に超奥手な男子校生・西野壮太と、友人の妹で素朴な女子高生・七瀬まいとのウブすぎるラブストーリーで、壁ドン、顎クイなしのラブコメ作品にもかかわらず、“ミラきゅん”MAXと話題沸騰中。キャストには、主演の西野役を横浜流星をはじめ、ヒロイン・まい役を松風理咲。さらに、まいの兄で壮太の友人・雪紘役を古川毅、壮太の従弟・樹役を松岡広大、壮太の妹・秋役を小野花梨が扮し、フレッシュな顔ぶれが揃った。

そんな中、本作で注目を集めているのが、映画初出演&演技初挑戦した古川毅だ。壮太とまいを「バカップル」と呼びつつ二人を応援する、本当は優しいドSな男子を見事に演じきった。現在、ダンスボーカルユニット「SUPER★DRAGON」として活動中でもある彼が、今回俳優としての素顔を見せてくれた。

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― 初めての演技はいかがでしたか?とても自然に演じられていたと思いますが。
最初は本当に緊張しました。慣れるのに時間がかかりましたし、初日の撮影が3日間くらいに感じました。そのくらい、初日は緊張とプレッシャーで押しつぶされそうでした。

― 古川さんが演じられた雪紘は、一瞬冷たそうだけど2人を温かく見守る優しいところもあります。雪紘とご自分は似ていると思いますか?
雪紘のように自然な気遣いができるかどうかはわかりませんが、もともと僕って、(SUPER★DRAGON の)メンバーからも「S気がある」って、よく言われるんですよ(笑)。でも、「天然だな」とも言われるので、本当はどっちなのかよくわからないんですが、雪紘が壮太に対する態度には、普段の自分自身の感覚が少し出ているかもしれません。自然な感じと言われるのも、普段の自分が抜けきらないのかも。

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― 横浜さんが、古川さんのことを「毅の演技は素じゃないかと思います(笑)。きっとドSの気があると思いますよ(笑)」って仰ってましたよ。
本当ですか?(笑)

― 主演の横浜流星さんは事務所の先輩でもあり、実際には年上のお兄さんになりますが、同級生として共演されていかがでしたか?
流星くんとはこの作品で初めてお会いしたんですが、すごく優しい方でした。僕が初めての演技だったので、助けられたことがたくさんありました。

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― 今回の出演者は若い方が多かったと思いますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
本当に和気あいあいとしていました。ベテランの方が多いともっと緊張しちゃったかもしれませんね。僕はこの映画の撮影あとに舞台「義風堂々!!」に出演したのですが、その中では最年少だったので、この現場は同世代の方に囲まれていたので雰囲気が違いました。

― ダンスボーカルユニット「SUPER★DRAGON」のメンバーとして活躍中の古川さんですが、他のメンバーの方からは何かメッセージはありましたか?
映画公開前は「ドラマ見たよ」とか言われましたね。映画も観てくれると思うんですが、正直・・・恥ずかしいですよね。メンバーって、一番僕の素の部分を知っているじゃないですか。どんなふうに思われるんだろうな・・・。でも観てもらえたら嬉しいです!

― 「困ったワン」のシーンではノリノリのようにお見うけしましたが(笑)?
そうですね。そう思うと、やっぱり僕ってS気あるのかもしれないですね。ああいうの好きなんですよ(笑)。ちょっと困らせるの好きなんです。「オレ、先輩に何をやらせてるんだろう」って・・・思いながらも楽しかったですね。本当に笑っちゃいました。俳優っていろんなことできて面白いです。

― ユニットとして活躍されていて、俳優としてもデビューされましたが、これからどのように活動していきたいと考えていらっしゃいますか?
まだ俳優としては始まったばかりで、自分の力量も全然わからない状態なので、何が正解で何が違うのかとかわからないです。少しずつ経験を積み重ねていって、それをSUPER★DRAGONにも還元できたらいいなと思います。

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― では、今回の映画出演はご自分にとっていい経験になった?
はい、とても勉強になりました。一つひとつの経験が大事なんだなと感じました。どんな役のオファーがきても、対応できるような俳優になっていかないといけない。今回は、初演技にもかかわらず『兄友』のメインキャストに選んでいただいて光栄でしたし、僕にとっては大きな収穫でした。キャスティングしていただいたことも当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしないといけないなと思いました。そして、妹・まい役の理咲ちゃんと流星くんに僕も一生懸命追いつこうと必死でした。

― 今回はお兄さん役でしたが、古川さんご自身のご兄弟は?
実は僕、一人っ子なんです。だから兄弟の感覚がわからなくて、演じるのが難しかったです。僕の勝手なイメージですが、妹ってもっと(兄に向かって)生意気なのかなと思っていたんです。でも、まいちゃんはとてもピュアで生意気じゃないんです。だから、どう接していいのかわからなくて。原作をしっかり読んでイメージを崩さずに、かつ実写作品としての面白さを出せたらいいなと思って頑張りました。

最近のラブコメ作品は、雪紘みたいなタイプが主人公になるほうが多いのに、『兄友』の魅力の一つは逆に壮太が主人公になるところ。その上で、雪紘としてどう壮太を引き立てていけるかがポイントだと思って。この二人(壮太とまい)を見ていると、「早くいけよ!」って言いたくなるんです。その気持ちを代弁してくれているのが雪紘なのかなと。そいういう意味では凄く重要な役がら。雪紘の乱暴な気遣いが見ていてスカっとすると思いますよ(笑)。

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― もし兄弟がいるとしたら、兄・姉・弟・妹、誰がほしいですか?
この歳になるともう一人っ子で良かったかなとも思いますが、幼いころは一緒に遊んでくれるお兄ちゃんかお姉ちゃんが欲しかったですね。でも、この業界はいろんな年代の方と上下関係だけでなくご一緒できるので楽しいです。あと、SUPER★DRAGONのメンバーたちとはもう家族みたいな感覚になっています。

― 劇中では壮太とまいがデートする場面が出てきますが、古川さんがもしデートをするとしたら、どんなプランがいいですか?
僕はファッションが好きなので、彼女と一緒に買い物に行くのもいいですね。洋服大好きなんです。あと、最近はカメラが趣味で写真を色々撮っているんですが、あまり女性を撮るチャンスがないので被写体として彼女を撮ったりするのもいいですよね。お互い撮りあったりするのもいいし。家の中での過ごし方もあると思いますが、外に出かけたほうが距離が縮まるような気がしますね。

― 古川さんは好きな子には自分から告白するタイプですか?
はい、自分からいきますね、僕は。待てないです。いてもたってもいられなくなると思います(笑)。男なら、自分からいかなきゃ!(笑)。

― 俳優としての一歩を歩きはじめた古川さんですが、ここに至るまで何か影響を受けた方はいらっしゃいますか?
僕がまだ研究生だった頃ですが、ブラザートムさんに「演技は歌うように、歌は演じるように」と言われたことがあるんです。その時からその言葉がずっと頭に残っていたんですが、先日舞台をご一緒したらトムさんの演技がまさにそのとおりだったんです。その境地までたどり着けたらカッコいいな、僕もオンリーワンの存在になれたらいいなと思います。

― では、ご自身がこれだけは他の人に負けないぞ!というものはありますか?
俳優とは違いますが、歌の表現力については自分でしか出せないものがあると思っています。もちろん歌が上手いと言われることがいいのですが、それよりも自分の歌で人の心を動かしたいと日々考えています。

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― 古川さんのモットーは?
何についても、先入観を持って臨まないということです。人間関係もそうですし、先入観を持ってしまうと前に進めない。憶測とか嫌いなんです。何事も実際に見てみないと、接してみないと、やってみないとわからないですから。

― でも、好きな女の子のタイプはあるんじゃないですか?
そうですね(笑)。好きなタイプは明るくて、会話が続くような子がいいですね。

― 最後にこの作品をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
今回の映画『兄友』はとてもピュアな作品ですが、僕が演じている雪紘は観客の皆さんの心のモヤモヤを、ちょっとドSに上乗せしてストレートに代弁してくれているので、ぜひ注目してほしいです。そして、恋愛で悩んでいる人や、昔の恋愛を思い出して色々考える方など、いろんな方に観ていただいて、これから進む一歩に繋がるといいなと思います。よろしくお願いします。

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【古川毅(ふるかわ つよし)プロフィール】
東京都出身。ドラマ&映画『兄友』、 CM/資生堂「シーブリーズ」デオ&ウォーターに出演。
若手俳優集団『EBiDAN』 (エビダン/恵比寿学園男子部)から生まれた9人組のダンスボーカルユニット『SUPER★DRAGON』(通称:スパドラ)として活動中。2017年11月、舞台『義風堂々!!』島左近役で舞台デビューを果たした。

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映画『兄友』
【物語】
イケメンなのに女性に超奥手な西野壮太(横浜流星)は、ある日友人・七瀬雪紘(古川毅)の自宅で妹・まい(松風理咲)と出会いドキドキ!西野は思わず「妹さん・・・可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところがこの兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け!!イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに。。。そして壮太は妹・秋(小野花梨)がアルバイトをするDogカフェ「Happy Dogs」の店長橘萩之介(福山潤)から恋愛講座を受けながら、まいとのぎこちない恋愛をスタートするのだが、壮太の従弟・加賀樹(松岡広大)も、まいを好きになってしまい・・・。まさかの三角関係勃発か?!果たして、この二人のウブ・ストーリーの結末は?!

出演:横浜流星 松風理咲 松岡広大 古川 毅 小野花梨 / 福山 潤
監督:中島良
脚本:中川千英子
原作:赤瓦もどむ「兄友」(白泉社・花とゆめ)
主題歌:サイダーガール「パレット」(UNIVERSAL J)
制作プロダクション:ドリームプラス、ブースタープロジェクト
配給:T・JOY カラー/ビスタ/5.1ch/86分
Ⓒ『兄友』製作委員会
公式サイト:http://anitomo-movie.jp
twitter @anitomo_eiga
Insta@anitomo_dandm

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