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大泉洋「これを観ると柳楽優弥がいかに凄いか分かる」と絶賛! 映画『浅草キッド』『Netflix Festival Japan 2021』<ライブアクションDay> ①

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『Netflix Festival Japan 2021』<ライブアクションDay>が、11月10日、都内にて開催され、注目のラインナップと作品の出演者や監督らが登壇した。

冒頭にはこの日発表されたNetflix オリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』のキャストたちがビデオで挨拶。話題を集めている。海外作品にはドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ競演のアクション超大作『レッド・ノーティス』(11/12配信)や、海外スターからのメッセージが届けられた。

そして、Netflix国内タイトルの快進撃は今後も止まらず、勢いそのままに必見の作品が続々登場する。この日終結したのは、日本を代表する実力派俳優、才能溢れるクリエイターたち。『浅草キッド』『ボクたちは大人になれなかった』『桜のような僕の恋人』の映画作品と、大きな話題を集めるシリーズ作品からは、「新聞記者」「金魚妻」「ヒヤマケンタロウの妊娠」だ。

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まず最初に登場したのは、映画『浅草キッド』より、大泉洋、柳楽優弥、劇団ひとり監督が登壇。

劇団ひとり監督は「『浅草キッド』の世界観が好きなんです。他にも色々書き始めていたんですが、どうしても『浅草キッド』が頭に入ってきてします。それならもうここからやらないといけないと思った。(制作するにあたり)たけしさんにも色々インタビューさせてもらいました」と本作を撮ろうと思ったきっかけを語る。

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幻の浅草芸人と言われる深谷を演じた大泉。「僕も存じあげなかったんですが、監督がたけしさんから聞いているので教えていただいた。粋で照れ屋。いろんな話を聞いてイメージを膨らませました」と役作りを吐露。

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劇中では弟子のたけしを叱るシーンが多いが、「普段からボケろと言って怒るんです。思っていたよりもっと強く怒るように監督から言われました」と語り、「普段は厳しいが、その中にも日本的な表に感情を出さないところを上手く演じたいと思いました」と、役がらに真摯に向き合った様子。

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一方、柳楽は「天才たけしさんを演じることで、タップダンスやたけしさんのクセも自然に行わないといけない。プレッシャーと怖さを感じていました」と当時の思いを明かしつつ、「でも、一番大変なのは劇団監督。監督が多くを背負っていると思いました」と監督を気遣った。

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深谷はいろいろな「ばかやろう」を発しているが、「芸人だよバカヤロー」のセリフのシーンははなかなかOKが出ず、何回も撮ったとのこと。大泉が「(柳楽と)二人合わせて20~30回は撮ったと思うよ」と言うと、柳楽は「僕はたけしさんより『バカヤロー』って言っていたかも」と笑った。

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他にも実力派の俳優が揃う中、漫才については本職を起用。さらに大泉は「この作品を観ると、いかに柳楽優弥が凄いかが分かる。ツービートとしての柳楽くんは、僕が観たことあるツービートの漫才をやっていて、誰が見ても(たけしと)わかる。やっぱり指導した松村さんが凄いんだなぁ。この映画は松村さんの映画です!」と監督を慌てさせていた。

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『浅草キッド』
原作:ビートたけし×監督•脚本:劇団ひとり
主演:大泉洋&柳楽優弥
唯一無二の天才には知られざる“師匠”が存在した!

舞台は昭和40年代の浅草。大学を中退し、“ストリップとお笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎に弟子入りしたたけし。舞台上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求めた深見は、東八郎、萩本欽一といった大人気芸人を育てあげていた。その深見の下、タケシは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいたが、テレビの普及と共に演芸場に足を運ぶ人は減る一方…。厳しさと愛情に溢れる師匠との日々、個性と才能に溢れる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春ドラマとなっている。

ビートたけしの自叙伝「浅草キッド」を原作に、彼を敬愛する劇団ひとりが監督・脚本を務め映画化。そして、演技派俳優として、また「水曜どうでしょう」などのバラエティ番組でも国民的人気を博す大泉洋と、カンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞を史上最年少で獲得し、シリアスからコメディまで幅広い役柄を演じきる柳楽優弥がW主演。初共演となる大泉と柳楽が、お茶の間を席巻した大人気芸人を数々育てながら、自身はテレビに出演することがほぼ無かったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれていた伝説の師匠・深見と、若き日の天才・タケシを演じる。

大泉洋、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之、鈴木保奈美
原作:ビートたけし「浅草キッド」/監督・脚本:劇団ひとり/音楽:大間々昆/撮影:高木風太/照明:市川徳寿/美術:磯田典宏/録音:池田雅樹/エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 マネージャー)/プロデューサー:有重陽一(日活株式会社 シニア・プロデューサー)

2021年12月9日(木)全世界独占配信