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森且行、メンバーカラー入りヘルメットを持って登場! 「60歳の森且行も見たい!」の声に「頑張れるかな?(笑)」 映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』

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ドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』の完成披露イベントが、11月11日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、森且行と穂坂友紀監督が登壇した。

本作は、アイドルグループ「SMAP」のメンバーとして人気絶頂だった22歳のときに、幼少時からの夢だったオートレーサーへ転身した森且行の生き方の深奥に迫るドキュメンタリー。24年目の2020年11月、日本選手権で悲願の初優勝を果たすも、わずか82日後、レース中の落車で命が危ぶまれるほどの大怪我を負う。その後2年以上に及ぶ過酷な治療とリハビリに耐えて復帰するまでの姿を追う。本作は2023年のTBSドキュメンタリー映画祭で上映された「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」に追撮映像やロングインタビューを盛り込み再編集された。DSC_2513

観客の温かい拍手に迎えられ、レース時と同じモデルのヘルメットを腕に抱えて登場した森。ヘルメットには、SMAP時代メンバーカラーを入れるというこだわりも。「音松くんの時のメンバーカラーです」と説明し、SMAPの絆を感じさせた。

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また、自身の映画が全国公開されることに、「嘘でしょ!? 冗談でしょ!? と思いましたよ」と苦笑いし、「何度も監督に聞いたんですけど『本気です』って」と明かしつつ、「オートレーサー仲間たちには恥ずかしくて言えませんでした。宣伝を見た後輩から『森さんの映画やるんですか? 誰が森さんを演じるんですか?』って聞かれて・・・、面倒くさくになって『自分が演じてます』と返しました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

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穂坂監督は「人間として生き方に惚れた」という森に、何度も断られてもオファーを続けたという。監督の言葉に照れながらも森が「言ってくださいよ~」と求めると、「惚れました!」とキッパリ。

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約3年間密着取材を受けた森は「監督の情熱に負けました。レース場に行くと(監督が)いるんですよ(笑)」と監督の情熱に根負け。長期の取材を経て、取材前後で森への印象が変わったかという問いに、監督は「お酒を飲まない限りは変わらない(笑)。でも最近お酒弱くなりましたよね? 使っていいカットと使っちゃいけないカットはきちんと選択しています。エンドロールは序の口!」とニヤリ。監督の含みある言葉に「記憶にございません!」と返す森だった

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長きに渡った撮影が終わり、映画も完成したが、監督は「これから “森ロス”が来るのかなと。もうレース場でカメラを回せないのかと思うと寂しいですけど、60歳の且行、70歳の且行も見たいなと思っています」と吐露すると、会場から拍手が。森が「監督はいつもこう言うんです。60歳の且行・・・観たいですか?」とファンに問うと、さらに大きな拍手で期待する。森は「頑張れるかな・・・?」と言いながらも、ファンの声にまんざらでもなさそうだった。

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さらに、「前節では日本選手権で準決勝にも乗れず、悔しい思いをしました。まずはSGにずっと出られるランクでいること、優勝したい」と意気込む森。監督も「いちファンとして応援したい。これからは賭けに行きます。でも調子悪そうだったら賭けないんで!」とエールを送っていた。

最後に森は「オートレーサーに転身して28年。まだ挑戦したいことがたくさんあります。僕が闘うわけをこの映画を通して感じてもらえたら」と呼びかけていた。

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解禁済_ポスタービジュアル

映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』
出演:森且行
ナレーション:萩原聖人
監督・編集:穂坂友紀
エグゼクティブプロデューサー:津村有紀
プロデューサー:青柳朋子 鴨下潔 石山成人
総合プロデューサー:松田崇裕 小池博   協力プロデューサー:塩沢葉子
製作:TBS
企画・制作:TBSテレビ報道局 報道コンテンツ戦略室
制作プロダクション:TBSスパークル
配給:KADOKAWA   宣伝:KICCORIT
【2024年/日本/94分/5.1ch/16:9】
©TBS
映画公式サイト:autoracer-mori.com
映画公式X:@autoracer_mori

2024年11月29日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー