映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のジャパン・プレミアが8月31日、東京・恵比寿ガーデンホールにて行われ、初来日したキャストのマーク・ライランスと、日本語吹替キャストの本田望結が登壇した。
ディズニー最新作映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のジャパン・プレミアが8月31日、東京・恵比寿ガーデンホールにて行われ、オスカー俳優のマーク・ライランスと、日本語吹替え版でヒロインのソフィー役を務めた本田望結が登壇した。
巨匠スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを握った本作は、ロンドンの児童養護施設に暮らす好奇心旺盛だが孤独な少女ソフィーと、ソフィーを巨人の国に連れて来た巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の友情を描くファンタジーアドベンチャー。
本田が「プリーズカムヒア!」とマークを呼び込むと、スクリーンに巨大なBFGの影が。ステージにマークが登場すると、「初めまして本田望結です。お会い出来て嬉しいです」と英語で挨拶した本田。マークも「コンバンワ、マーク・ライランスデス」と日本語で返し、優しくハグをした。
マークは「小さいときから日本に行きたいと思っていたのでうれしいです」と微笑み、「巨人のサイズでなくて申し訳ありません」と言って会場の笑いを誘うと、本田も「今日お会いするまでは、ずっと身長7メートルの方だと思ったので飛行機が大丈夫なのかな?って思っていました・・・(笑)」と、キュートな笑顔を見せた。
そんな本田の印象を、マークは「なんてかわいいんでしょう。ヘアスタイルもファッションも最高。ソフィーを演じるのに最高の女の子だと思います」と絶賛し、メロメロの様子。
モーションキャプチャーを用いた撮影で、巨人なBFGの動きを表現したマークは「すべてはイマジネーションから生まれるんです。日本の伝統芸能である能や狂言に近い感覚でした。初めての体験でしたが、やってみたらとても開放感や自由度が高かったです」と振り返り、「友人の野村萬斎さんがモーションキャプチャーで『シン・ゴジラ』でゴジラを演じたと聞いたときも、狂言に近いと思っていたので、まったく驚きませんでした」とコメントし、野村との親交を明かした。
マークとの初対面を喜ぶ本田は、「本当に夢のよう。夢を見ると、BFGが夢を届けてくれているんだって思います。本当に幸せです!」と目を輝かせ、「ずっと、声優さんをやってみたくてオーディションを受けたんですが・・・。今回夢が叶いました! スピルバ-グ監督の作品の参加者になれたのがすごく嬉しくて。今も『ドッキリでした~』と言われるのではないかと思っています(笑)」と本作に参加できたことを喜び、「ドキドキもすごくあったけど、楽しかったです。毎日、毎日が勉強になることばかりでした」と収録を振り返った。
最後に、夢を吹き込む“ドリーム・トランペット”をマークが吹くと、“夢の光”が点灯し、巨大なドリームツリーが登場!
本田が「私が日本中にこの夢を届けます!」と宣言。マークも「この夢、そしてこの作品が多くの子供たち、そして大人に届くといいと思います。この映画の原作は、英国で知らない人はいないくらい古くから愛されている作品。“夢”というのは時に人生の聡明なアドバイスにもなります。この映画をきっかけに“夢”に耳を傾けてくれたら嬉しいです。最先端のテクノロジー、そしてストーリーをぜひ楽しんで下さい」とアピールし、イベントを締めくくった。
映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
【STORY】
ロンドンに住む好奇心旺盛な少女ソフィーが出会ったのは、子供たちに夜ごと「夢」を届ける巨人BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちのソフィーと、巨人にしては優しすぎるBFGの間には次第に「奇妙な友情」が生まれていく。やがて、小さなソフィーの勇気は大きなBFGを動かし、イギリス最大の危機を救うことに…! 『E.T.』のスティーブン・スピルバーグ監督とディズニーが贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。
監督:スティーブン・スピルバーグ
原作:ロアルド・ダール 「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)
出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/bfg.html
9月17日(土) 全国ロードショー