2020年冬、新たなボーイズラブアニメの上映イベント開催!
BL FES!! 2020 –Boys Love Festival!! 2020-
「このBLがやばい!2021年度 ランキング発表会」
イベントチェアマン森川智之、福原かつみ、葉山翔太登壇!
ボーイズラブ(通称:BL)の世界をみんなで思いっきり楽しめる上映イベント「BL FES!!-Boys Love Festival!!-」(ビーエルフェス)が12月11日(金)より2週間限定で公開となった!一穂ミチ原作・竹美家ららイラストの『イエスかノーか半分か』(新書館ディアプラス文庫刊)そして紅蓮ナオミ原作『まるだせ金太狼』(ジュネット刊)、2本のアニメ作品を同時上映している。
12月13日(日)、新宿バルト9にて、BL界有数のアワードである「このBLがやばい!」(JIVE刊)2021年度版のランキング発表会を開催し、イベントのチェアマンも務める森川智之が登壇!森川氏はBL作品にも数多く出演し、圧倒的なキャリアで「BL界の帝王」の異名も。さらに「まるだせ金太狼」出演の福原かつみ、葉山翔太も併せて登壇し、本イベントを盛り上げた!
冒頭の挨拶でBL FES!!チェアマンの森川は「僕はBL黎明期からこの世界に関わらせていただいています。僕自身BLが大好きです。1人でひっそりと観るイメージのあるBLが、こういったイベントで、みんなで観れるようになったこの状況の変化に感無量です」とニッコリ。会場を見渡しながら「BLは好きですか?」と問いかけると、場内は大きな拍手に包まれ、イベント開始直後から盛り上がりを見せた。
ここで、森川の愛弟子の福原、葉山がステージに登場。福原が「現在、BLを勉強中の身です」と緊張気味に挨拶する一方で葉山は「中学1年生くらいからBL読んでいます。アニメもコミックスもあさりまくっていました。BL大好きです!」とBL好きを告白。森川が「じゃあ、僕、結構お世話しているんだね」とたずねると「かなりお世話になっています」とうれしそうに答える場面もあった。
BLファンと識者の投票により今最も呼びたいBLコミック小説のベスト20を決定するランキング。小説部門、コミック部門の発表に先立ち、「このBLがやばい!宣言」を森川が担当。ポケットから宣誓書を取り出し「私たちはBLを心から愛するものとして 自分の萌え心に忠実に うそいつわりなく 今年のBLマイベストを選出し 多くのすばらしいBL作品と愛すべき腐女子仲間の出会いを創造せんとすることをここに誓います」と力強く宣言し、ランキング発表が行われた。
ランキング発表は小説部門を葉山、コミック部門を福原が行い、それぞれの1位に輝いた作品には、JIVE代表・新名氏よりトロフィーが授与された。小説部門1位に輝いたのは、「つないで イエスかノーか半分か番外編4」「OFF AIR(2) イエスかノーか半分か」。原作の一穂ミチ先生からのメッセージが到着し、受賞の喜びとともに「この受賞をきっかけに、これからも恩返しができるようにがんばります」という意気込みが伝えられた。
コミック部門1位は、「春を抱いていた ALIVE」。こちらも、新田祐克先生からのメッセージが到着。「20数年しぶとく描き続けたシリーズで、最後にこんなご褒美をいただけるなんて。がんばってみるものです。(主人公の二人)岩城と香藤に、最高の花道を用意してもらいました」という新田氏のコメントに会場から大きな拍手が送られた。
JIVE代表・新名氏は総評で「僕自身、今は池袋のロードのすぐ隣に住み、みなさんと同じく、どっぷりとBLの世界に浸かっています」と笑顔を見せつつ、「今年は前年の1.5倍の投票数がありました。ベテランの先生たちの根強い人気を実感しつつ、コミック部門第2位の佐岸左岸先生のような新しい風も入ってきていることをとてもうれしく感じています。今年はコロナもあり、いろいろ大変な年でしたが、BL業界においては、話題作や名作が次々とメディアミックス化され、盛り上がった1年だったと思います。この勢いをこれからも続けていきたいです。来年以降も、”このBLがやばい!宣言”を継続していきたいと思います。来年は大きな声を上げてお祝いできる日が来ることを願っております」と力強く語った。
コミック部門第1位の「春を抱いていた ALIVE」の岩城役の森川が「ちょっと泣きそうになりました。感無量です」とコメント。「物語は終わってしまいましたが、次に繋がるいい終わり方だと思いました。悲しいけれど、希望が持てる終わり方したと思っています」と満足の表情を浮かべた。
そして、ここからは「この岩城さんがやばい!」のコーナーへ。愛弟子二人も加わり、生アフレコを披露することに。森川は、「この二人とやるのはちょっと不安ですが……」と微笑みながら、「久しぶりですが、がんばります」と気合十分で、生アフレコタイムに突入した。披露されたのは3シーン。3つ目には、みなさんお待ちかね?!の二人が結ばれるシーンも登場。森川が「お待たせいたしました」とあいさつし、名シーンを再現。セリフが終わると「皆さん、目を開けてください。いかがでしたか?」と呼びかける。森川は「僕は恥ずかしくないけれど、普段はこんな風に一緒に観ることもないから、皆さんは恥ずかしがっちゃってますよね」としつつも、この日一番の拍手に包まれる場面に、満足の表情を浮かべていた。
葉山は「母親役ということで普段から役作りをしていた」ことを明かす。今回は「えっ!」の一言しか発しなかった福原には「一言だからこそ難しい」と森川がフォローする場面もあった。森川がBL作品に参加するときに意識していることについて「真摯に取り組むこと」だという。また「原作を読んだときの感動を表現することで、皆さんに同じ感動を送りたいと考えています。僕自身、腐男子なのでそのとき感じた気持ちを大切にしています。雑念は一切消して、その世界に入る、これがポイントです。BLは純愛なんです!」と力強く説明した。さらに、来場者プレゼントの小冊子について「これ目当てにイベントに来ている人も多いと思います。表紙の紙質がいいんです。そういうところも見ています(笑)」とBL愛を爆発させた。
最後の挨拶で森川は「本当はイベント中にたくさんコールアンドレスポンスとかしたかったです」と残念な様子。「でも、こういう状況の中でも、たくさんの方がイベントに来てくださったり、配信で観てくださっていることをとてもうれしく思っています。個々で楽しむBLが、みなさんと歩みながら、そして、育てられながら、こんなに大きなコンテンツになりました。僕はその歯車のひとつではありますが、みなさんと一緒に楽しめることが夢のようです。サラリーマンや芸能界、放送業界などリアルな世界を描いたものがランキング上位に上がってきているのも、僕自身、ワクワクします。そういうの大好きなので。なかなか時間もないのですが、片っ端から読みたい気分です。年末年始漁ろうかなと思っています(笑)。これからも、みなさんとBLの世界で繋がりながら盛り上がっていけたらと思っています。作品の中では濃厚接触で!」とBL作品を改めてアピール。さらに、最後に「BLの勢いで、世の中に蔓延する厄を落としたいです。厄を落とすつもりで聞いてください。「恥っ殺(ちっさつ)! ポロリ落とし!」と『まるだせ金太狼』の金太狼のセリフ披露し、イベントをしめくくった。
★「このBLがやばい!2021年度ランキング発表会」
チェアマン・森川智之氏登壇の「このBLがやばい!2021年度ランキング発表会」が開催決定!!
毎年BLファン注目の「このBLがやばい!」(JIVE刊)の最新ランキングをBL FES!!にて初公開!
あわせて劇場アニメ「イエスかノーか半分か」&短編アニメ「まるだせ金太狼」の上映、作品舞台挨拶も行うという豪華イベント!!
「このBLがやばい!2021年度ランキング発表会 in BL FES!!」
※小説・漫画部門各1位表彰および2~5位発表。
●「イエスかノーか半分か/まるだせ金太狼」本編上映
●キャスト3名による舞台挨拶
なお、発表会の模様はBL FES!!公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信中!
https://youtu.be/AtMcFqpe8To
【BL FES!!特設サイト】https://blfes.com
【オフィシャルTwitterアカウント】@bl_fes
2020年12月11日(金)新宿バルト9他全国にて2週間限定公開中