ラブストーリー主演初挑戦!
中島裕翔×新木優子
ファーストフードで恋をして、ファミレスで愛に気づき、
白いごはんの食卓で愛を誓う7年越しのラブストーリー
映画 『僕らのごはんは明日(あした)で待ってる』
略して「ぼくごは」
映画化&主要キャスト決定!
瀬尾まいこ原作「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)の映画化と、本作を彩る豪華キャストが決定した。
原作は、笑って泣けるあたたかい世界観が若者に絶大な支持を受ける作家、瀬尾まいこの恋愛小説「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫、2月24日発売)。監督・脚本を務めるのは、漫才グループ「髭男爵」出身というユニークなキャリアを持ちながら、2007年『無防備』が第13回釜山国際映画祭(2008年)新人監督作品コンペティション部門最高賞(ニュー・カレンツ・アワード)受賞、59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されるなど高く評価され、近年では映画『箱入り息子の恋』(2013年)で第54回日本映画監督協会新人賞受賞、昨年はドラマW「十月十日の進化論」で第52回ギャラクシー賞奨励賞を受賞し、注目を浴びる日本映画界の新鋭・市井昌秀。『箱入り息子の恋』で星野源に日本アカデミー賞新人俳優賞ほかをもたらした市井監督が、『ピンクとグレー』で映画界でのブレイクを果たした中島裕翔を演出する。
映画「僕らのごはんは明日で待ってる」は、楽しい時もつらい時も、今日も一緒にごはんを食べることで恋を育てていく、正反対の性格のふたりが織りなすラブストーリー。体育祭の競技「米袋ジャンプ」をきっかけにつきあうことになったふたりが、ファーストフードで恋を知り、ファミレスで愛に気づき、白いごはんを食卓で一緒に囲む家族になるまでの7年を描きます。無口な草食男子・葉山亮太と、太陽のように明るくて思ったことをずけずけ言いすぎる上村小春。ちょっと難ありの性格のふたりが、明日のためにつらい時も今日も一緒にごはんを食べる――そんな当たり前のことが、とっても大切に思える、心温まる感動のラブストーリーだ。
あだ名はイエス、でも本当は他人に無関心な無口な主人公:葉山亮太には、中島裕翔。初主演作『ピンクとグレー』(行定勲監督)が大ヒット公開中の中島が、ラブストーリーに初挑戦。太陽のように明るくて思ったことをずけずけ言う頑固なヒロイン:上村小春には、ゼクシィ8代目CMガールとして話題沸騰の新木優子。ほかキャストに、葉山に想いを寄せる鈴原えみり役に美山加恋、葉山の友人・塚原優介役に岡山天音。そして、一度離れてしまった2人を繋ぐキーパーソンとなる山崎真喜子役に『小野寺の弟・小野寺の姉』の片桐はいり、小春が絶対的に信頼する祖母・上村芽衣子役には名女優松原智恵子と名優達が脇を固める。
本作は2016年1月末からタイで本編撮影を開始し、2月末クランクアップ予定となっている。
なお、本映画化発表にあわせ、原作「僕らのごはんは明日で待ってる」の文庫化も決定した。(2月24日に発売予定)
公開は2017年新春ロードショー。
★キャストコメント
■主演:中島裕翔(なかじまゆうと) ――葉山亮太役
コメント:
僕にとって初めてのラブストーリー出演ですが、脚本にある、きゅんとしてしまうようなシーンをちゃんと観客のみなさんにもきゅんとしてもらえるように演じたいと思っています。僕が演じる葉山亮太は、ある理由から無口で、受け身で、自分の世界に閉じこもっている役です。亮太の影がある部分は僕とは正反対だとおもいますが、たまにたそがれたくなる彼の気持ちはわかる気がします(笑)新木さんとは初共演ですが、明るくて素直なところが小春っぽいなと思いました。
彼はそんな彼の世界にひとすじの光を与えてくれる小春と出会って変わっていきます。とても温かいイメージの作品なのですが、7年間の間ではふたりをとりまく環境も変わって、けんかが起きたりもします。そんなマイナスなことすらも、生きていく過程のなかで大事に思えるようなふたりの時間やそれを経た関係性を見せられたら良いなと思います。自分のなかにある亮太を少しでも見つけて広げていって、撮影中も新木さんとお互い支えあって、自然な瞬間を大事にしたいなと思っています。(談)
PROFILE: 1993年8月10日生まれ。東京都出身。2007年Hey! Say! JUMPのメンバーとして、「Ultra Music Power」でCDデビュー。バラエティ、ドラマなど幅広く活躍中。主な出演作に、ドラマでは、「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(08/NTV)、「理想の息子」(12/NTV)、「シェアハウスの恋人」(13/NTV)、「半沢直樹」(13/TBS)、「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(14/NTV)、「水球ヤンキース」(14/CX)、「デート~恋とはどんなものかしら~」(15/CX)、「信長燃ゆ」(16/TX)、「刑事バレリーノ」(16/NTV)。映画『ピンクとグレー』(16)にて映画初出演ながら初主演を務めた。
■新木優子(あらきゆうこ) ――上村小春役
コメント:
原作も脚本もとても素敵な作品で、ヒロインに選んでいただき光栄に思っています!
原作と脚本を読んでとても素敵な作品だなと思い、参加させていただけることを光栄に思っていますし、とてもクランクインが楽しみです。私が演じる小春役は、明るいところなど自分に似ているところがたくさんある女の子だったのでびっくりしました。でも小春は人に心配させないように明るくしている器用な部分もあるので、そこは悲しいとか嬉しいとかがすぐに顔に出てしまう自分とは違うかなと思いました(笑)。中島さんは亮太よりもっと明るいんですが、純粋なところは亮太にとても似ていると感じました。
亮太は落ち込むにも何をするにもきちんとしている性格で、小春にとって自分にないものを補ってくれる存在。7年という長い月日のなかで凝縮された、二人のやりとりやお互いを求めあう想いをきちんと表現できたらと思います。また、「ごはん」が大きなキーワードになる作品で、衣食住という人間の生活の基本に「食」があるように、二人にとっても大事な「食」が二人をつないでいるのでそこも大切に演じられたらと思っています。(談)
PROFILE: 1993年12月15日生まれ。東京都出身。2014年より「non-no」の専属モデルとして若者に絶大な人気を誇る。昨年には映画『家族ごっこ』(内田英治・木下半太監督)に出演、12月に公開された『風のたより』(向井宗敏監督)では映画初主演をつとめた。現在「いつかティファニーで朝食を」(15-16/NTV)に出演中。美少女タレントの登竜門として知られる「ゼクシィ」の8代目CMガールにも抜擢された。映画、ドラマ、CMと幅広く活躍する、今もっとも注目される若手女優である。
■美山加恋 ――鈴原えみり役
PROFILE:1996年12月12日生まれ。東京都出身。子役として6歳から多くのドラマ、映画、舞台と幅広く活躍している演技派女優である。ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(CX、04)で草薙剛の娘役を演じ一躍お茶の間の人気者となる。ほか出演近作に「高校入試」(12、CX)、『ももへの手紙』(12、声の出演)、「山田くんと七人の魔女」(13、CX)、舞台「青年Kの矜持」(14)、『サクラサク』(14/田中光敏監督)、「珈琲屋の人々」(14、NHKBS)、『劇場版 零』(安里麻里監督/14)、「ラーメン大好き小泉さん」(15、CX)など。
■岡山天音 ――塚原優介役
PROFILE:1994年6月17日生まれ。東京都出身。2009年にドラマ「中学生日記」(NHK)で俳優デビュー。主な映画出演作に、『人狼ゲーム』(13/熊坂出監督)、『麦子さんと』(13/吉田恵輔)、『チキンズダイナマイト』(15/飯塚俊光監督)、『死と恋と海と』(15/松永大司監督)、『合葬』(15/小林達夫監督)など。2016年は『ライチ☆光クラブ』(内藤瑛亮監督)、『鬼談百景』(中村義洋監督)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(月川翔監督)、『ドロメ』(内藤瑛亮監督)、『雨にゆれる女』(半野喜弘監督)ほか公開作が続く注目の若手俳優である。
■片桐はいり ――山崎真喜子役
PROFILE:1963年1月18日生まれ。東京都出身。大学在学中から94年までは劇団で活躍し退団後は、舞台、TV、映画などで幅広く個性派俳優として活躍している。近作に『なくもんか』(水田伸生監督/09)、『劇場版 怪談レストラン』(落合正幸監督/10)、『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(本田隆一監督/11)、『R100』(松本人志監督/13)、『小野寺の弟・小野寺の姉』(西田征史監督/14)、『繕い裁つ人』(三島有紀子監督/15)、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(松尾スズキ監督/15)、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)、ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」(14/NHK BSプレミアム)など多数。舞台にもコンスタントに出演する他、その文才を活かしたエッセイも執筆するなど多才ぶりを発揮している。
■松原智恵子 ――上村芽衣子役
PROFILE:1945年1月6日生まれ。愛知県出身。61年『夜の挑戦者』でデビュー。吉永小百合、和泉雅子とともに全盛期の日活を代表する日活三人娘と呼ばれ絶大な人気を誇った。日活を離れた後も映画やテレビドラマに数多く出演し、第一線で活躍しつづける日本を代表する女優である。近年の主な映画出演作に『小川の辺』(11/篠原哲雄監督)、『トテチータ・チキチータ』(12/古勝敦監督)、『きいろいゾウ』(13/廣木隆一監督)、『鏡の中の笑顔たち』(15/喜多一郎監督)など。
★スタッフプロフィール
■監督:市井昌秀(いちいまさひで)
コメント:
糸が切れた凧のようにふわふわと生きている実感も無く生きている葉山亮太と、元気でガサツな上村小春。一見、なんの共通点も見当たらない二人だが、近しい人の不在を身を持って経験している。この男女をどこまでも重たい空気で描くことは可能だが、原作は軽妙なやりとりで軽やかに描いているからこそ、僕の心に強く響き、是非映画化したいと思いました。
主演の二人、中島裕翔さんと新木優子さんの中には、各々亮太と小春は既に存在します。今作は平凡な日常を描くからこそ、二人の素の日常を引きずりだし、芝居をしない演技に毅然と挑戦したいと思います。二人の中に既に存在している一面ではありますが、観客の皆さんには新鮮に映ることを期待します。
最後に、僕にとって原作の映画化は初めてです。原作者の想いと真摯に向き合い、きちんと映像に収めたいと思います。
PROFILE:1976年4月1日生まれ。富山県出身。漫才グループ「髭男爵」元メンバー。俳優・柄本明が主催の劇団乾電池の研究生を経て、ENBUゼミナールに入学し映画製作を学ぶ。2004年にENBUゼミナールを卒業、初の長編作品となる自主映画『隼(はやぶさ)』が、2006年の第28回ぴあフィルムフィスティバルにおいて、準ブランプリと技術賞を受賞。 長編2作目となる『無防備』が、2008年の第30回ぴあフィルムフィスティバルにおいてグランプリと技術賞、Gyao賞も受賞する。そして同年開催の第13回釜山国際映画祭のコンペティション部門にてグランプリ受賞、 翌年の第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にも正式出品され、国内外から高い支持を得た。2013年、真剣だけどちょぴり滑稽な恋を描いた『箱入り息子の恋』では、第54回日本映画監督協会新人賞を受賞。主演の星野源は、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞を受賞。2015年、尾野真千子主演のWOWOWドラマW『十月十日の進化論』で初のテレビドラマながらもギャラクシー賞テレビドラマ部門奨励賞、日本民間放送連盟賞優秀賞をW受賞した。
■荒木美也子プロデューサー (アスミック・エース)
コメント:
①2016年大ブレーク必至なYY(裕翔&優子)初共演×②市井監督ならではの温かく可笑しみ溢れるオリジナリティある演出×③大好きな瀬尾まいこさん原作による、高校・大学・社会人と7年越しのラブストーリー×④主演2人をとりまく演技巧者の個性派俳優陣!
加えて、原作から飛躍したストーリー展開、予期せぬ撮影現場での化学反応と、私自身がワクワクする毎日です。
明日のパワーに繋がる、新感覚ラブストーリー「ぼくごは」
2017年新春、皆様にお届けします!
■宇田川寧プロデューサー (ダブ)
コメント:
原作で描かれている亮太と小春の2人の、なにげないけどお互いを思いやる姿勢が、とても可愛らしく愛おしいと感じました。
市井監督による温かく軽やかな世界観の中で、中島くんと新木さんがド直球に恋をする姿に、きっと皆さんもこの2人を心から応援したくなるに違いありません。
★原作「僕らのごはんは明日で待ってる」
2012年4月25日幻冬舎より発売。2016年2月24日に文庫本発売が決定している。文庫本は予価(本体540円+税)。
■原作者:瀬尾まいこ
コメント:
今回は映画化されるとのこと、とてもうれしく思います。監督さんや役者さんも素敵な方ばかりで、お名前をお聞きした途端、作品のいろんな場面が頭に浮かび、わくわくしてきました。映画が出来上がるのが待ち遠しいです。
PROFILE: 1974年大阪府生まれ。2001年「卵の緒」で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、デビュー。11年に退職するまでは中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行い、05年「幸福な食卓」で第26回吉川英治文学新人賞を、08年「戸村飯店 青春100連発」で第24回坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞する。他の著書に『図書館の神様』『優しい音楽』『強運の持ち主』『温室デイズ』『僕の明日を照らして』『おしまいのデート』など多数。
出演:中島裕翔 新木優子 美山加恋 岡山天音 片桐はいり 松原智恵子
監督・脚本:市井昌秀
原作:「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)
製作:「僕らのごはんは明日で待ってる」製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会
公式サイト:http://bokugoha.com
2017年 新春ロードショー