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妻夫木聡、池松壮亮ら登壇!映画『ぼくたちの家族』初日舞台挨拶

5月24日、東京・新宿ピカデリーにて、映画『ぼくたちの家族』の初日舞台挨拶が行われ、妻夫木聡、原田美枝子、池松壮亮、長塚京三、黒川芽以ら主要キャストと、石井裕也監督、そして原作者の早見和真が登壇した。

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本作は、数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』の石井裕也監督が、新進作家・早見和真が体験した実話の原作を映画化。ある日、母親が余命1週間と宣告され、壊れかけていた家族が互いに向き合い、奇跡を信じて奮闘し再生していく姿を描く、希望と感動の物語。

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石井監督は、「どうしても観てもらいたかった映画。素晴らしいキャスト、スタッフが集まってくれて、静かですが思いのこもった映画になったと自負しています。渾身の作品でやりきったという確信があります。何かを感じとってもらえたら嬉しいです」と自信をもってコメントし、公開を迎え感無量の様子。

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長男を演じた妻夫木は、「“家族”とは永遠のテーマ。どんな家庭も何かしらの問題を抱えていて、完璧な家族なんていないと思う。『完全にしなくてもいいんだよ』ということをこの映画に教わった気がしました。不安定だからこそ、手を取り合い愛おしく思えるのでは?」と、自身の家族観を明かした。

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母親役の原田は、「いい息子たちが2人。石井監督も息子のようだから3人の息子たちですね」と語れば、父親役の長塚が、「ぼくも4人目の息子に入れて欲しかったなぁ」とポツリ。妻夫木から「もう、独り立ちしてくださいよ!」と突っ込まれ、会場が笑いの渦に。「走るシーンは苦労しましたね。ジャージのズボンを上着のなかに入れる・・・あれはいい演出ですよね」と演じた父親像に満足気な表情をみせた。

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冷めた次男を演じた池松は、初日を迎え「今、ここにいることが奇跡。撮影を振り返ってもあまり覚えていないんですが、このように観ていただける方々がいて幸せです」と感謝の言葉を噛みしめる。

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また、観客から「家族とは何でつながっているもの?」という質問を受け、「分からない。それが分かっていたら、家族はもっと簡単なものだと思う」と妻夫木。「20代のころ、一度芝居から逃げたことがあるんです。その時にオヤジに電話したら、(状況を話さなくても)分かってくれたんですよね。家族っていいなと思ったし、いつも感謝しています」と笑顔で答えた。

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さらにこの日には、本作が香港での公開の決定、そして韓国・台湾など13の国と地域から上映のオファーが来ていることが発表された。妻夫木は、「交渉が上手くいくといいですね」と笑いながらも「世界中の人々にこの映画を観てもらって感じてほしいです」と力強くPR。 DSC_2897

マスコミ向けのフォトセッションの際には、妻夫木の声かけにより観客も撮影OKに。「Twitterなどでつぶやいて、たくさん宣伝してくださいね~」と笑い、和やかなうちに舞台挨拶を終了した。

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映画『ぼくたちの家族』 大ヒット公開中!!

ぼくたちの家族メイン(C) 2013「ぼくたちの家族」製作委員会

配給:ファントム・フィルム
公式サイト:http://bokutachi-kazoku.com/