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森山未來「まるで2人でドライブしているような感覚でした」伊藤沙莉とともに初共演について語る! 『ボクたちはみんな大人になれなかった』プレミア上映イベント

話題沸騰のベストセラー小説がついに映画化!!

タイトル

主人公“佐藤”役・森山未來 忘れられないヒロイン“かおり”役・伊藤沙莉
本作初のキャスト登壇プレミア上映イベント開催!
20~40代の25年間を描いた本作で2人が初共演について語る!
森山未來「まるで2人でドライブしているような感覚でした」

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主演に森山未來を迎え、幅広い年齢層に共感されベストセラーとなった燃え殻のデビュー作待望の映画化『ボクたちはみんな大人になれなかった』が11月5日(金)よりシネマート新宿他にてロードショー&NETFLIX全世界配信開始を控え、稀有の表現者で主人公・佐藤役を演じる森山未來、主人公の忘れられないヒロイン“かおり”役の伊藤沙莉、本作の監督を務める森義仁が登壇し、本作の初となるプレミア上映イベントがシネマート新宿で開催された。

観客席から拍手喝采が鳴り響く中、森山未來、伊藤沙莉、森義仁監督が順に登壇。森山は「緊急事態宣言が明けて、心置きなく映画館に来ていただける状況が嬉しいです。是非本作もこのように劇場で楽しんで頂きたい」と語り、伊藤は「本作のSNSでの宣伝や『原作のかおり役は誰がやるんだ』などのご意見も陰ながら見させて頂いていましたので、こうやって皆さんに観て頂けるのが楽しみです」、続いて森監督も「満席の座席を見られて嬉しいです。今の時期も、撮影の時もコロナで大変でしたが、このような日が来て嬉しいです」とそれぞれこの舞台に立てた迎えた喜びを語った。

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森山は劇中で21歳から46歳までを見事に演じ分けているが、心がけていることや難しかった点を問われると「僕の実年齢は37歳ですが、ビジュアルに関しては、本当にあの手この手を使って、こんなに顔のケアをしたのは初めてでした」と会場の笑いを誘ったが、続けざまに「容姿の変容も見どころのひとつですが、主人公の佐藤がどういう場所・環境に出会って、人間関係が複雑に、そして多様になっていくかの様子を観て欲しいですし、そこから“大人とはなにか”という事を観た人には考えてもらいたいですね。」と見た目だけではなく、人生を歩んできた男に蓄積された何かを感じ取ってほしいとのこと。

MCから、原作のかおり役は誰になるのかと世間はやはり気になっていたようだと言われると、伊藤は「ずっとそわそわしてました。でも演じてみて、みんなの中にもかおりのようなそれぞれの存在がきっといると思いますので、そのような存在を目指して演じました」
そして森監督は、森山と伊藤の演技は何点だったか!?と問われ、森山と伊藤は同じポーズでのけぞり体をこわばらせる息の合い方を見せる。監督は「ノーコメント!」とはぐらかそうとしたが「初監督である自分が点数をつけるなど恐縮ですが、お二人とも想像の5倍、10倍の演技力だったので、800点くらいだと思います」と予想を上回る高得点をたたき出した。

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森山と伊藤は今作が初共演ということで、森山に伊藤の共演してみての感想を伺うと「初めて人を好きになった感情を手繰り寄せて演じなければいけなかったので、最初の頃は緊張していましたが、その近付いていく過程が楽しくて、とても贅沢な時間でした。まるで2人でドライブをしているような感覚でした」と思いを述べた。

さらに、『ボクたちはみんな大人になれなかった』というタイトルにちなみ、現在の自分は大人度何%か?という難しい質問には、悩みながらも森山は「大人をどう判断するかにもよりますが、年の数くらいでしょうか。なので37%くらいですかね」とやや控えめに回答。伊藤は「この先もずっと50:50でいられたらいいなと思います。昔は早く大人になりたいと思ったり、大人の顔色を窺っている時期もありましたが、いま大人になってみて失うものもあったりしますよね。私は人の意見や考えを『待てる人』が大人だと思うので、現状は50%くらいですかね」と回答。そして最後に森監督ははっきりと「分からない」との回答だった。「この質問は取材などでもよく聞かれるのですが、やっぱりこの答えは出なくて、これを考えるのが、この映画なのではないかなと思います」とメッセージを頂いた。

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イベントの最後に、森監督は「主人公は強者でも弱者でもなくちょうど真ん中の、普段目立たない人物像を表現しています。でもそういう人の方が世の中多いと思うので、たくさんの人に観て欲しいです」と思いを語ってもらった。伊藤は「主人公世代ドンピシャの人はもちろん、私のように少し世代がずれていても、同じように楽しめる。撮影も美術も衣装もメイクもいい、トータルでとても美しい物語になっていますので、皆さんの感想が楽しみです」と観客の皆さんに問いかけた。最後に森山は「1995年から2020年を駆け抜ける映画になっていて、そのなかでもコミュニケーションツールの変容が目覚ましいです。文通に始まり、ポケベル、最終的にはSNS。そして、コロナ禍までも描いている。そこには『出会いたい』『繋がりたい』と思う気持ちがあり、これは昔から変わらないものだと思います。この映画はその根源のエネルギーみたいなものが観れる作品だと思います」とイベントを締めた。

★8月9日18時解禁_本 bokutachiha_本ビジュアル

 話題沸騰のベストセラー小説、ついに映画化!!
2016年に初版発行されて以来、世代を超えて共感の声が広まり続けている『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)は、作家・燃え殻によるデビュー作。ウェブメディアの連載や SNS上で大きく話題を呼び、あいみょんを始め、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXITの 兼近大樹といった様々なジャンルのクリエイターや著名人から悶絶する程に絶賛され、誰もが感じる 切なさや懐かしさが凝縮されたこの物語は、10代や20代からは時代を超えて感情に訴える「エモさ」で話題を呼び、30代や40代からは舞台となっている90年代を代表するミニシアター、渋谷の街、流行した音楽や映画のタイトルなど当時のカルチャーを懐かしみながら楽しめると様々な年代を魅了し続けている。若い世代から熱く支持されているシンガーソングライターのあいみょんは、共感 のあまり原作の文庫本にエッセイを寄せている程だ。

Netflix映画『 ボクたちはみんな大人になれなかった 』
<ストーリー>
あの時も、あの場所も、あの人も、 すべてがいまの自分に繋がっている。
1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女 の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼 女はさよならも言わずに去っていった――。 志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間 だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会を きっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……

森山未來 伊藤沙莉
東出昌大 SUMIRE 篠原篤
平岳大 片山萌美 高嶋政伸
ラサール石井・大島優子/萩原聖人

原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
監督:森義仁
脚本:高田亮
音楽:tomisiro
配給:ビターズ・エンド
2021/124 分/カラー
©2021 C&I entertainment
bokutachiha.jp

11月5日(金)より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか
ロードショー&NETFLIX全世界配信開始!

Netflix(ネットフリックス)について
Netflixは、190ヵ国以上で1億9500万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを多くの言語で配信しています。あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただけます。また、一人ひとりの好みに合わせた作品をおすすめする独自の機能により、観たい作品が簡単に見つかります。広告や契約期間の拘束は一切ありません。

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