Voi Cine Walk®「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」の製作発表会見が8月30日、セルリアンタワー東急ホテルで行われ、藤原紀香、石川由依、長塚京三、勝俣州和、高岡早紀、香月秀之監督が出席した。
Voi Cine Walk®とは、NEC独自技術である『音響定位』と『映像AR』技術を駆使し、日常のリアルな空間を全く新しいエンタテーメントにする技術SSMR(Space Sound Mixed Reality)を使用した新サービス。
まったく新しい今回のサービスVoi Cine Walk®について、SSMRビジネス推進コンソーシアム事務局長の兎洞宏信氏は「“いつもの街をテーマパークに”をコンセプトに、世界中のあらゆる地域をエンターテインメント空間にすることを目指す。映画館が街中に出現したような五感への刺激と、ウォーキングを通して生き生きとした生活を送ってもらいたい。今後3年間で1,000か所のVoi Cine TheaterTM(Voi Cine Walk®を楽しむ場所)の展開を目指す」とアピール。
Voi Cine Walk®「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」の導入予定企業として、スマイルホテルの株式会社ホスピタリティオペレーションズ代表取締役・田中章生氏、養老乃瀧株式会社取締役・谷酒匡俊氏も登壇。田中氏は「ホテルへの宿泊に、Voi Cine Walk®の体験要素を加えることでお客様に対して充実した滞在を実現できる」と確信。谷酒氏も「我々外食業界としては、地域社会とのつながりという点で新たなチャンネルを得ることができる。街を歩いて気持ち良い汗をかいていだき、居酒屋で美味しい飲み物を飲んでいただきたい」と期待していた。
Voi Cine Walk®「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」でよろずや探偵事務所所長・円城寺京子役の藤原は「参加者がボスとなり、我々とのチーム感を体感しながら謎解きできるのが魅力的。音の臨場感も凄い」と新技術の底力を代弁。よろずや探偵事務所の職員で、体験者をサポートする助手・美咲役の石川は「次々と怪しい容疑者が出てきて、しかもどんでん返しもある。最後まで犯人がわからず、挑戦しがいのあるストーリーになっています」とミステリーに太鼓判を押した。
元探偵の情報屋・杉本役の長塚は「耳から入ってくる音が超リアル。アクションシーンも臨場感ある音で表現されていて、凄まじい臨場感」と聴きどころをアピール。商店街の会長・湯島役の勝俣は「参加者の皆さんが体と頭を使って事件を解決するリアルな参加型で、子供からおじいちゃんまで家族みんなでワイワイと事件を解決することができる。素晴らしいアトラクションです」と魅力を口にした。
よろずや探偵事務所に殺人事件解明を依頼する通称・K夫人こと大山薫役の高岡は「ソーシャルディスタンスをとりながら、気持ちのなかでワイワイしながら楽しめるコンテンツ。季節を感じながらみんなで散歩するのは楽しいはず」とおススメ。香月監督は「映画とは違い、参加しながらそれぞれの物語を楽しむことのできる新しい試み。俳優が自分に語りかけてきてくれるイメージで、音が至る所から聞こえてくるのがスゴイ」と臨場感に驚いていた。
実は藤原と長塚は、1998年放送の連続ドラマ「ニュースの女」(フジテレビ)以来23年ぶりの共演。藤原は「長塚さんとの共演は心地良いというか。匠の演技を目の当りにしながら23年ぶりにご一緒させていただき、贅沢な時間でした。お変わりなくご一緒させていただき、痺れました」と再会を喜んでいた。Voi Cine Walk®については「臨場感ある音が聞こえるので、没入感がある。ホラー作品を体験しましたが、あまりにもリアルで怖くて真夏なのに冷や汗が出ました」と新技術に驚愕していた。高岡も「音のリアルさ、そしてイヤフォンをしながら聴くので、想像力も膨らむ。感覚も研ぎ澄まされ、物語の出来事をリアルに体感できるのが面白い。何事も初めてのことを体験するのは楽しい」とアピールしていた。
最後に主演の藤原は「コロナ禍によってできなくなったことは多いですが、日本の素晴らしい技術によってできることも増えて、エンターテインメントのありようも変わっていく。Voi Cine Walk®は新しく素晴らしい試み。地域の活性化にもつながると思います。私も色々な場所に行って新しいコンテンツを体験してみたいです」とVoi Cine Walk®の広がりに期待を込めていた。
Voi Cine Walk®(ボイシネウォーク)「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」
Voi Cine Walk®とは、様々なテーマで創られた空間の中で、映像や音などの特殊効果演出を歩きながら体感していくタイプのサウンドアトラクションエンタテインメントの総称です。体験者はスマホと専用イヤホンを装着し、色々な場所で新感覚の観光案内を体感したり、ホラーやドラマ仕立ての推理ゲームを体感することができます。
〜いつもの街をテーマパークに〜 をコンセプトとして、Voi Cine Walk®初のミステリーコンテンツ全国展開となる「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」は、コロナ禍において手軽に身近で楽しめる本格ミステリーサウンドアトラクションとしてサービスをスタートさせます。
Voi Cine Walk®を楽しむ場所(Voi Cine TheaterTM)を、全国のビジネスホテル(スマイルホテル、スーパーホテル 他)、全国のレストランチェーン(養老乃瀧 他)などを中心として、全国順次10月下旬より、広げていきます。そのほか、様々なロケーションで、今後、3年間で1000箇所のVoi Cine TheaterTM展開を目指しています。Voi Cine Walk®「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」は、パート1は無料、パート2の利用料金は1500円~1800円の予定。
Voi cine Walk®「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」
<ストーリー>
よろずや探偵事務所・所長 円城寺京子(藤原紀香)の元に、街の有力者である大山公彦の殺人事件の犯人捜しの依頼がはいる。大山商事の社長である大山公彦の殺害にショックを受ける妻・大山薫(高岡早紀)、通称K夫人の依頼である。20年前、歌手として活躍し人気絶頂の時に結婚、そして引退したK夫人は街の有名人であり、町内に未だにファンがいるほどである。大山商事を中心とした大山一族は街の経済を取り仕切っており、その当主である公彦の死に、社長の実弟でもある俊郎(升毅)や、自宅の清掃を任されている清掃会社社長・今村(木村昴)、酒屋の主人・溝口(伊東孝明)、スナックのママ・友里恵(凰稀かなめ)、商店街会長・湯島(勝俣州和)など関係者は動揺の色を隠せない。
体験者は、助手である美咲(石川由依)とともに、探偵事務所の情報屋である杉本(長塚京三)の協力や、ストーリーが進むにつれて出て来るヒントを元に推理して、犯人を見つけだす。
出演:
藤原紀香 石川由依 長塚京三
升毅 伊東孝明 木村昴 勝俣州和 凰稀かなめ 和泉ちぬ 片山紗雪 大和田伸也 高岡早紀
総合演出 香月秀之
企画制作 フレッシュハーツ
製作:Ⅰ:NEC/ Ⅱ:ル・スポール・SEISHIN
協力:SSMRビジネス推進コンソーシアム
ⓒ part1: NEC part2:ル・スポール/SEISHIN
公式HP voicinewalk.com/boss
全国のビジネスホテル(スマイルホテル、スーパーホテル 他)、全国のレストランチェーン(養老乃瀧 他)などを中心に展開!