映画『ジェイソン・ボーン』でヒロインのヘザー・リー役を演じるアリシア・ヴィキャンデルが来日し、9月29日、東京・八芳園の白鳳館にて行なわれたPRイベントに出席した。
2002年に誕生した本シリーズは、それまでの映像表現の限界を打ち破り、極限まで臨場感あるアクション・シーンとノンストップで展開されるストーリーで、アクション映画の新機軸として君臨し、映画界の革命を起こした。そしてついに2016年、ポール・グリーングラス監督とマット・デイモンの最強タッグが約10年の時を経てついに復活。アリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズら豪華キャストが加わり、アテネ、ロンドン、ラスベガスなど世界中を舞台に、ジェイソン・ボーンの新たな物語が描かれる。
アリシアが”トレンディで、 まるでエンジェルのような女優”ということから、この日はお笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司とたかしが特別MCを担当。
今回が初来日のアリシアは日本語で「みなさん、こんにちは。アリシアさんだぞ」と、斎藤司の持ちネタを真似て挨拶し、会場を沸かせた。続けて「私は小さい頃から本当に日本に憧れていて、一番来たい国だったんです。父と『いつか2人で日本に行こうね』と約束していたんです」と明かす。残念ながら今回は父親を連れてくることができなかったが、「村上春樹さんが大好きで『海辺のカフカ』など6冊ぐらい読んでいます。やっと日本に来られて幸せ!」と来日を喜んだ。
会見場の八芳園についても「日本庭園にはミニマムだけどスピリチュアルなものを感じるの。本物の日本庭園で会見を開いていただいて本当に光栄。人生で一番美しい記者会見です」と、満面の笑みを浮かべた。
また、もともと「ボーン」シリーズの大ファンであったというアリシアは「このシリーズはスパイものというジャンルに新しい風を吹き込み、今の時代をとても反映しています。大好きな作品だったので、自分がこの作品の現場にいることがとてもシュールでした」と振り返り、本作品に参加できた事を心から喜んでいる様子。
主演のマット・デイモンについては、「スターでありながら地に足がついていて、仕事を心から愛している人。仕事にすべてをぶつけて勤勉に取り組む姿勢を彼から学びました」と絶賛。同じく本作で共演し、日本でもCM等でお馴染みのトミー・リー・ジョーンズについて「ストイックで怖い方なのかと思っていたんですが、撮影2日目にiPadを携えて『昨日ポニーが生まれたんだよ』とポニーの子供の写真を見せてくれたんです。それから30分ぐらい馬の話をして、すっかり打ち解けたんです。ポニーのことはすべてトミーから教わったわ(笑)」と、キュートな笑顔をみせた。
さらにイベントでは、10月3日に誕生日を迎えるアリシアに、「トレンディエンジェル」の2人から誕生花である紅葉柄の和傘をプレゼント。アリシアは嬉しそうに傘を広げ「ありがとうございます。日本は紅葉がとても美しい国だと聞いているので、今度はぜひ秋に来たいです」とコメントし、再来日を約束した。
『ジェイソン・ボーン』
<STORY>
ジェイソン・ボーンの過去にまつわる最も重要な「秘密」が遂に明かされる―
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、元同僚であるニッキー(ジュリア・スタイルズ)はボーンを見つけ、彼にある事実を告げる。それはCIAが世界中の情報を監視し、技術開発やテロ活動までをも裏で操作することを目的とした恐ろしいプログラムが始動したというものだった。
ボーンは再び姿を現すこととなり、追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・
ヴィキャンデル)は、彼が最も求めているものを提供すれば、再びCIA側に取り込め
るのではないかと考え始める。しかし、“最も危険な兵器”であるボーンは、追跡者すら想像できない、ある目的を持って動いていた…。
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス、クリストファー・ラウズ
キャラクター原案:ロバート・ラドラム
出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセル and トミー・リー・ジョーンズ
原題:JASON BOURNE
配給:東宝東和
コピーライト:(C) Universal Pictures
公式サイト:http://bourne.jp/
公式Facebook:https://www.faceboo k.com/BOURNE.jp
公式Twitter:https://twitter.com/ BourneMovieJP
10月7日(金)全国公開