Netflixオリジナル映画『ブライト』の来日記者会見が、12月20日、ザ・リッツ・カールトン東京にて行われ、主演のウィル・スミスをはじめ、共演のジョエル・エドガートン、ノオミ・パラスと、デヴィット・エアー監督、プロデューサーのエリック・ニューマン、ブライアン・アンケレスが出席した。
本作は、人間と様々な種族が共存している“もう一つの世界”のロサンゼルスを舞台に、人間のウォードと、怪物オークのジャコビーの警察官が、謎の少女と出会い、地球の運命をも左右する大きな事件に巻き込まれていく様を描く、種族間の衝突を乗り越え、正体不明の敵や謎の生物と戦いながら事件の全貌に迫るスペクタルアクション大作。
ウォード役をウィル・スミス、ジャコビー役をジョエル・エドガートン、邪悪なエルフのリーダー・ライラ役をノオミ・パラスが演じる。
本作について、エリックは「いろんなジャンルを組み合わせた風変りな作品。ファンタジックなLAを舞台にしているんだ」と説明し、「そして、観終わったら忘れてしまうような物語ではなくて、心に残るような作品で強いメッセージがある」と、アピールした。
映画『スーサイド・スクワッド』以来、1年3か月ぶりで14度めの来日となるウィルは「映画の世界では、エルフが上流階級で、オークは一番底辺にいる下流階級。人間はその間。そして、僕が演じたウォードは黒人で、オークに差別的偏見を持っている。こういう人種や階級制度などの差別を違う視点で、SF映画として観ることができるんだ」とコメント。
コンビを組むジョエルとの相性を聞かれると、「よくあるハリウッドのクラシックなラブロマンス映画の関係に似ている」と述べ、「ジョエルは、多くのオークの中、僕のなかで何かが沸き起こるんだ」と言って会場の笑いを誘った。一方のジョエルは「脚本を読んで、3ページくらいで物語にハマってしまった。そして、集団的なイジメにあっているオークのジャコビーという役にほれ込んだのさ」と熱く語る。
華麗なアクションを見せるエルフを演じるノオミは「私は完璧主義。アクションも100%で向き合っていきたいの。水の流れのような動きに徹するために、これまでで最も大変なアクションに挑んだわ。家でも銃やナイフの練習をしていたのよ」と、役の完成度に充実感をにじませていた。
また、エリックが映画製作へのポリシーや、Netflixへの感謝の気持ちを語ると、ウィルが「エリックのコメントが長くてごめん。僕から謝ります。後で叱っておくね」と、お茶目な笑顔で場を盛り上げる。しかし、その後自分のコメントも長くなってしまい「エリック、悪かった。僕のほうが長かったね」と謝り、エリックにハグを。
Netflixでの映画製作について質問されると、「以前、映画『インディペンデンスデイ』に出演し、公開した直後に僕は(敬意を込めて)“ミスター・スミス”と呼ばれたんだ」と、映画の影響力の大きさを語り、「大きなスクリーンの劇場で体感することが、自宅でも届くいい」と期待を寄せた。すると、エリックが「僕は黒澤明監督の映画が好きなんだけど、すべて映画館では観ていない。自宅の画面で観ても作品の愛は変わらないんだよ」と付け加えた。
記者への質疑応答が始まると「僕が仕切るよ」と言って、ステージから降りて自らマイクを持って歩み寄ったり、フォトセッションの準備で椅子やテーブルをスタッフが片付けようとすると、自らも率先して手伝うウィル。フォトセッションではそれぞれの名前が入った提灯をプレゼントされ、終始ご機嫌だった。
Netflixオリジナル映画『ブライト』
Netflixにて、12月22日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
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