映画『バンブルビー』のジャパンプレミアが、3月12日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演女優ヘイリー・スタインフェルドと、トラヴィス・ナイト監督、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが来日。日本語吹替キャストの土屋太鳳と志尊淳とともに出席した。
世界的大ヒットシリーズ「トランスフォーマー」の最新作となる本作の主人公は、シリーズきっての人気キャラクターのバンブルビー。シリーズ一作目となる『トランスフォーマー』(‘07)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、これまで語られることの無かったエピソードが初めて明かされる。バンブルビーと出会い冒険を繰り広げる少女・チャーリー役をヘイリーが演じ、その日本語吹替版を土屋が務め、志尊はチャーリーに思いを寄せる少年メモの声を担当した。
バンブルビーカラー“イエローカーペット”登場したゲストたち。まずは、日本語吹替声優の土屋と志尊の2人が姿を現すと会場のボルテージは一気に上がった!
黒のスーツをスタイリッシュに着こなし、黄色いポケットチーフでバンブルビーカラーのアクセントをつけた志尊。そして、土屋は、黄色い花をモチーフにした華やかな晴着姿。土屋は、「ヘイリーたちがせっかく日本に来て下さったので、日本らしさと良さを伝えたくてこの着物を選びました」と目を輝かせた。
続けて、シリーズ全作でプロデューサーを務めているロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、本作でメガホンをとったトラヴィス・ナイト監督が登場するとさらに熱気が上昇!トランスフォーマーシリーズが大好きだという志尊は興奮を隠せない様子で固い握手を交わし感激の面持ち。最後に、黄色一色のニット&タイトスカートでヘイリー・スタインフェルドが登場しボルテージはMAXに!
会場では多くの報道陣の取材を精力的にこなし、集まったファンにも笑顔で応えたゲストたち。土屋は「素敵なカーペットで、まるで雲の上にいるみたい!すごく嬉しいです。先ほどヘイリーに会えて、スターだ…!と感動して、スクリーン越しに観ていた方だったのでやっと会えたような不思議な気持ちで、地上の星みたいな人でした」と満面の笑みを浮かべ、志尊は「イエローカーペットは、想像よりもっと斬新ですね!先ほど英語でヘイリーと会話させていただいて、まだ日本で食事に行っていないみたいで、天ぷらが好きと言っていたのでぜひお店を教えてあげたいです」とコメント。
主演作のプロモーションでの来日は初めてのヘイリーは「14歳のときにはじめて日本に来て以来、本当に大好きなの!映画以外にも歌手やファッションの仕事でも来たけど、こうして自分にとって意味のある大切な作品で、しかもトランスフォーマーの聖地・日本に、“カワイイ(日本語で)”バンブルビーと来られて本当に嬉しいわ!」と来日の喜びを表した。
トラヴィス監督も「父と初めて8歳で日本に来て、人生が変わった。そのインスピレーションが『KUBO/クボ~』に、そして『バンブルビー』に繋がっているんだ。日本と言えば、宮崎駿監督はもはや自分の一部だし、本作ではそんなつもりがなかったのに彼の作品に似ているところがたくさんあると言われたんだ。この作品を、こうして日本に届けられて安堵と喜びの気持ちでいっぱいだよ」と感無量の様子。ロレンツォも「トランスフォーマーのとっては、聖地巡礼のような気持ちだよね。愛されていてうれしいんだ」と話した。
その後、スクリーンへ移動した5人。上映を待ちわびる観客を前に舞台挨拶を行った。
ヘイリーが「トラヴィス監督の手腕により、バンブルビーの動きや反応が人間らしくてカワイイ(日本語)んです。私も、皆さんもそうだと思うけど、人生って何だろうと、不安でいっぱいになる10代の最後の感覚をこの映画は完ぺきにとらえているの。トランスフォーマーの聖地・日本に、この作品を紹介できるのは本当に嬉しいわ!日本が最後なんてこれ以上ない場所だと思う」と思いの丈を明かすと、トラヴィス監督も「アニメーション制作はとにかくゆっくりなんだけど、実写はエネルギッシュで、スタッフも、隣にいる素晴らしい女優さんも、どんどん進んでいく凄い人たちなんだ。本作が行く最後の地が、バンブルビーの生まれた日本で本当にうれしい。これは偶然じゃない。日本は特別で、愛の結晶だと思っているし、誇りです。アリガトウゴザイマス!(日本語)」と力を込めてコメント。
そしてロレンツォは「ことわざで”美味しい物は最後まで取っておくのが良い”というように、日本が最後なのはそういうことだと思います。これだけ歓迎してくれて1つ思い浮かんだのは、トランスフォーマー5作でこれまできちんと日本への感謝をスクリーンで描いてないんだ。次作があれば、大阪でも京都でもなく、この東京を爆破してぶち壊して感謝したいね」と爆弾発言に、観客も大興奮。
志尊が「トランスフォーマーが本当に大好きで、このような形で関わらせてもらって本当に光栄です。役者をやってきた自分にできることは、言語が変わってもまっすぐ同じように伝えることに努めました。愛する相手が人でなくても、貴くて、奥深い作品です!」と真摯に語ると、土屋も「映像と声を合わせる練習をずっとしていてパワーを頂いていたので、同じ舞台に立てて光栄です」と言い「今日はせっかくヘイリーさんたちが日本に来て下さったので、英語で挨拶したいと思います」と英語でメッセージを伝えた。
I am so happy and excited with my role as Charlie. The movie is full of love,power and courage. Today I am so thankful for a chance to be on the same stage with Mr.Bonaventura, Mr.Knight, Hailee and Jun Shison as Memo. I am very confidence that the movie Bumblebee will be loved and empowered in Japan by your love. Thank you. I hope you will enjoy!
「“『バンブルビー』のチャーリー役として、ここにいることができて本当に嬉しいです。
この映画は愛とパワー、そして勇気で溢れた作品に仕上がっています。今日はボナベンチュラさんとトラヴィス監督とヘンリー、そしてメモ役の志尊くんとこのステージに立てて感謝の気持ちでいっぱいです。この映画は日本で愛されると自信を持って言えるほど、とても素晴らしい作品なので、みなさんぜひ楽しんでください!”」
土屋の心のこもったおもてなしに、来日の3人も大感激。最後には自身のスマートフォンで会場の盛り上がりをムービーに収めたヘイリー。登壇者らと共に名残おしそうに会場をあとにした。
<STORY>
はじめての親友は、黄色い地球外生命体だった――。
1987年、海辺の田舎町。父親を亡くした悲しみから立ち直れない思春期の少女チャーリーは、18才の誕生日に海沿いの小さな町の廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。自宅に乗って帰ったところ、この車が突如変形≪トランスフォーム≫してしまう。
驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色い生命体。お互いに危害を加えないことを理解した瞬間、似た者同士のふたりは急速に距離を縮める。
チャーリーは、記憶と声を失い”何か”におびえる黄色の生命体に「バンブルビー(黄色い蜂)」と名前を付けて、かくまうことを決めた。
ボロボロに傷ついたバンブルビーと、心に傷を抱えたチャーリー。思いがけない友情が芽生えるのだが、しかし、予想もしない運命が待ち受けているのだった――
■監督:トラヴィス・ナイト 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
■原案:クリスティーナ・ホドソン
■脚本:クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
■製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ドン・マーフィ、マイケル・ベイ、マーク・ヴァーラディアン
■製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、クリス・プリガム
■キャスト:ヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』、『スウィート17モンスター』)、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグJr.
■全米公開:2018年12月21日
■原題:Bumblebee
■配給:東和ピクチャーズ
■コピーライト:(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2018 Hasbro
■公式サイト:http://bumblebeemovie.jp/
■公式Twitter:https://twitter.com/Bumblebee_JP
■公式Facebook:https://www.facebook.com/BumblebeeMovie.JP
■公式Instagram:https://www.instagram.com/bumblebee.jp/
3月21日(木・祝)先行上映“緊急”決定! / 3月22日(金) 全国ロードショー
※一部劇場をのぞく ※詳しくは「バンブルビー」公式HPをご確認ください。