Open Close

橋本祥平、「今年は文豪Year!にしたい」と意気込みを! 田淵累生は遅刻を暴露される!? 映画『文豪ストレイドッグス BEAST』初日舞台挨拶

DSC_2993

映画『文豪ストレイドッグス BEAST』の初日舞台挨拶が、1月7日、横浜ブルグ13にて行われ、橋本祥平、鳥越裕貴、谷口賢志、田淵累生、植田圭輔と坂本浩一監督が登壇した。

原作・朝霧カフカ、作画・春河35により2013年1月号の「ヤングエース」で連載が開始された『文豪ストレイドッグス』は、現在シリーズ累計850万部(電子含む)を突破し小説版や2016年にはアニメ化、2017年に第一作となる舞台が公演され、2018年に劇場アニメーションも公開されたメディアミックスを幅広く展開する大ヒット作品。

本シリーズは、ヨコハマを舞台に、中島敦、太宰治、芥川龍之介といった実在の文豪の名を懐くキャラクターが繰り広げる“異能”アクションバトル。メインキャラクターのひとり中島敦は、虎に変身する異能力“月下獣”の持ち主。芥川龍之介は凶悪なポートマフィアの構成員で外套から黒獣を生み出して攻撃ができる“羅生門”の使い手。他にも文豪たちの作品にちなんだ、数々の異能力が登場。芥川龍之介役を橋本祥平、中島敦役を鳥越裕貴、織田作之助役を谷口賢志、太宰治役を田淵累生、中原中也を植田圭輔が演じ、「仮面ライダー」「ウルトラマン」を手掛ける坂本浩一監督がメガホンを握った。

シリーズ初の実写映画化となる本作では、「中島敦と、その宿敵である芥川龍之介がもし、所属する組織が逆だったら……?」という“if”のストーリーが描かれている。

DSC_2917

DSC_2927

ついに映画が公開されたこの日、橋本は「朝からソワソワしていました」と落ち着かない様子を見せ、鳥越は「舞台から4年。植ちゃん(植田)演じる中也とは舞台では一緒になるシーンがなかったので、映画で初めてお芝居ができて嬉しかったです」と笑顔を見せる。橋本も「いつもは小屋(舞台)でしか会っていないので、外で会うことが不思議であり新鮮でしたね」と嬉しそうに語る。

DSC_2932

DSC_3016

舞台から映画に移ったことで、谷口は「2.5次元の世界をリアルに映してくれた。僕らのやってやるぞ!という気合いと4年という時間をくみ取って、監督がいかにカッコよく撮ってくれるかを考えてくれました」と感謝しつつも、「でも、はっきりいって、撮る(回数)のが多いんですよ!」と監督に愚痴る場面も。

DSC_2923

DSC_2921

さらに、「撮影では田淵くんが遅刻して・・・」と暴露。田淵は「現場に行くのに1時間に1本しかない電車で・・・」としどろもどろになりながら平謝り。それでも「現場は最高でした。賢志くんがいるので凄く楽しみだったし、賢志くんに引っ張られてお芝居ができました」と充実した撮影を振り返る。

DSC_2950

そんなキャスト陣を前に、監督は「すでに出来上がっている人間関係の中に、僕が入っていった。僕のほうが新参者なんですが、みんなが温かく迎えてくれました。濃密なお芝居と濃密なアクションができて楽しかったです」と満足気。

DSC_2960

MCから「監督に聞きたいことは?」と振られると、「どうやったらウルトラマンに出られますか?」と谷口が口火を切ると、自分も!と皆が声をあげる。舞台挨拶上でも和気あいあいとした雰囲気が漂うなか、谷口は「完成作品が監督からのラブレターだと思っています」としみじみと語る場面も。

DSC_2947

映画公開を迎え輝かしい2022年を迎えたが「今年の目標は?」と問われると、橋本は「文豪Year!にしたいと思っています。映画からまた新しいコンテンツに広がっていけば!」と目を輝かせ、鳥越は「何かを期待している」とニヤリ。谷口は「アンチエイジングかな?」と役作りに絡めて吐露。田淵は「遅刻しないようにします・・・」と苦笑い。植田は「次の舞台も控えていますが、中原中也を超えるほどの愛情を注いでいきたい」」と意気込み、監督は「実写映画がまた定期的にできれば」と期待を持たせた。

DSC_2998

最後に鳥越が「中島敦は年男です。皆さんと共に作品を育てていければ嬉しい。この作品と、横浜を楽しんでいただければ!」と伝え、橋本は「横浜で舞台挨拶ができて幸せでした。皆さんの声が繋がっていってほしい」とメッセージを送り舞台挨拶を締めくくった。

文豪ストレイドッグス_ポスター画像

♦あらすじ
異能者ひしめく混沌都市、ヨコハマ。貧民街で生きる孤児の芥川龍之介は、ならず者たちの襲撃によって仲間の命を奪われた。それは「心なき狗」と呼ばれた少年が、瞳に初めての〝憎悪〟を宿した日。そこへあらわれた黒衣の男は、復讐へと駆り立てられる芥川を嘲り、実の妹・銀を連れ去ってしまう。「やはり部下には、もう一人の彼を選ぼう」という言葉を残して。

4年後。餓死寸前で川べりをさまよっていたところを「武装探偵社」の織田作之助に拾われた芥川は、その推薦のもと働きはじめる。だが、ある雨の日だった。喫茶店のカウンターで偶然にも肩を並べた少年は、武装探偵社への遣いだと話す。その者こそ、表情一つ変えることなく敵を屠り「ポートマフィアの白い死神」の異名で恐れられる、中島敦。敦は、自分を地獄から救い出してくれた首領を信奉し、命じられるがままに動くことを誓っていた。そうとは知らず、芥川が受け取った封筒の中に入っていたのは、行方を探し続けた銀の写真で……。

「ついに来た……第四段階」。すべては、闇に染まる黒衣を纏うポートマフィアの首領・太宰治の企てる計画の中にあった。国家に匹敵する武力を持つに至った組織の長が、真に求めるものとは? 少年たちの邂逅の先に何が待つのか――?

♦「文豪ストレイドッグス」とは
『文豪ストレイドッグス』は、現代のヨコハマを舞台に、中島敦、太宰治、芥川龍之介といった文豪たちが繰り広げる異能アクションバトル漫画。
2013年1月号の「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載が開始され、現在シリーズ累計850万部(電子含む)を突破。角川ビーンズ文庫での小説版やアニメ化など、様々なメディアミックスも展開中。

≪作品概要≫
【タイトル】映画「文豪ストレイドッグス BEAST」
【公開表記】2022年1月7日(金) 公開
【キャスト】橋本祥平 鳥越裕貴
谷口賢志 田淵累生
紺野彩夏 桑江咲菜/植田圭輔
輝馬 長江崚行 桑野晃輔 堀之内 仁 広川 碧 齋藤明里
村田 充 岸本勇太 南 圭介/荒木宏文
【原作】角川ビーンズ文庫「文豪ストレイドッグス BEAST」
【監督】坂本浩一
【脚本】朝霧カフカ
【音楽】岩崎 琢
【主題歌】GRANRODEO「時計回りのトルク」
【配給】KADOKAWA
【コピーライト】©映画「文豪ストレイドッグスBEAST」製作委員会
【公式サイト】https://bungo-movie.com/
【公式twitter】https://twitter.com/bungo_movie

『映画 文豪ストレイドッグス BEAST』
2022年1月7日(金)公開