激アツ!130度超えの撮影現場で炎にダイブ!
映画史上最大級のセットで、史上最悪の海底油田爆発事故を再現。
極限の臨場感で描く海洋スペクタクルから3分43秒の特別映像が解禁!
『バーニング・オーシャン』
史上最悪の海底油田爆発事故を大迫力映像で実写映像化した『バーニング・オーシャン』(原題:ディープウォーター・ホライゾン)がKADOKAWA配給にて、2017年4月21日(金)全国公開となる。
2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田から逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こした。全米史上最大級の被害を出す大事故となり、施設だけでなく海上一面が火の海と化した。本作は、施設内に閉じ込められた作業員126名の運命、被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を壮大なスケールで描く。ILMのスペシャルチームよって再現された圧倒的な迫力で迫る大爆発シーンの臨場感、全身を包み込む音響が高く評価され、第89回アカデミー賞®《視覚効果賞》《音響編集賞》にノミネートを果たした。
物語の舞台となった石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”は、自動船位保持装置を備えた半潜水式の石油プラットフォームで、海に浮きながら自動で位置を調節し、大水深の海底から石油を掘削することができる。25層からなるサッカー競技場ほどの大きさのデッキ上には146人の生活スペースがあり、各部屋にはバスルームと衛星テレビが完備、施設内にはジムや映画劇場なども設けてあり、“洋上のヒルトンホテル”と言われた巨大施設だ。掘削の制御モニターからコンピューター制御のモデリングシステムや自動遮断防御装置まで最先端の技術が装備されており、事故発生時の乗務員は126名だった。
今回、大爆発する130度を超える撮影現場で、徹底したリアリティと臨場感を追究した、主演のマーク・ウォールバーグと『ローン・サバイバー』でもコンビを組んだピーター・バーグ監督らがアツく語る3分43秒の特別映像が解禁となった。
「ディープウォーター・ホライゾンは世界最大の石油掘削リグで、歴史上かつてない深さの坑井を掘っていた」と監督、マーク・ウォールバーグが「2010年にメキシコ湾で起きた事故はよく知られているが、命を落とした人がいたことを知っている人は多くない」と続ける。この映画は「事故に至る12時間を様々な登場人物の目や非常に困難な状況で下す決断を通して見ている」と製作のデヴィッド・ウォマークが語る。
「映画史上最大級のセット」だとマークが指摘する通り、総重量3万3000トン(東京スカイツリーの総重量=約3万6000トンとほぼ同等)の掘削リグをよりリアルに再現するべく、“映画史上最大級”と誇る巨大セットが建造された。
ドリル作業員のケイレブ・ハロウェイ役を演じたディラン・オブライエンは、「水のタンクに掘削リグ全体を建てた。すごいよ。最高にすごい」と興奮、美術のクリス・シーガーズは、「メインデッキは16メートル上空にあり、ヘリパッドはそこからさらに4メートル上にある。水のタンクの容量は1万立方メートルだ」と証言。全て実際の掘削リグから持ってきた。現場責任者のジミー・ハレルを演じたカート・ラッセルが「実際の掘削リグにいた人も、掘削フロアもリグもブリッジも実に正確だと驚いていた」と続ける。
特殊効果のバート・ダルトンは、「泥水の噴出を再現するのに、1テイクごとに約19~23立方メートルの量の泥水が必要だった」とし、セカンドユニット監督の ケヴィン・スコットも「これほどの泥水を生涯で見たことがない」と驚愕。「その場の混乱やパニック状態がすぐに想像できる」と指摘するのは石油会社のヴィドリン役のジョン・マルコヴィッチだ。ディラン・オブライエンが「残骸や金属片がそこら中に飛び回っていた。それに何もかも熱くて、火がついている。フライパンのようだよ。 とんでもない状況だった」と、過酷な現場を振り返る。
「これは命を落とした11人、掘削リグにいた人、彼らの愛する人たちの物語だ」と語るのはマーク・ウォールバーグ。「掘削リグ上が130℃で、監督に機会あるごとに吹き飛ばされようと構わない。正しく表現するために必要なことなら何でもしたい」さらに「この人たちが大好きになるはずだ。彼らのことが分かっていき、助かってほしいと願う」と続ける。さらにピーター・バーグ監督が、本作を作った原動力を「あの掘削リグの爆発から生還した人たちだ。彼らは実際に体験した」と結び、事故から生還した人々の勇気と証言がこの作品を生んだことを強調する。
圧倒的スケールと最新設備を兼ね備えた“ディープウォーター・ホライゾン”だったが、2010年4月20日の爆発事故によって、脆くも崩れ果て、その残骸は1500メートル下の海底に沈んでしまう。この歴史的大事故はいかにして発生したのか。そして迫り来る炎に追われ、洋上に取り残された作業員たち126名の運命はどうなるのか―。
圧倒的な臨場感とリアル描写で、アメリカ史上最大級の“人災”とされる大事故に迫る『バーニング・オーシャン』は、4月21日(金)、全国ロードショーとなる。
【石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”】
“ディープウォーター・ホライゾン”は自動船位保持装置を備えた半潜水式の石油プラットフォームで、海に浮きながら自動で位置を調節し、大水深の海底から石油を掘削することができる。
【メキシコ湾原油流出事故】
2010年4月20日にメキシコ湾沖合80km、水深1,522mの海上で海底油田掘削作業中だった石油掘削施設。“ディープウォーター・ホライゾン”で、技術的不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出した事故。7月16日までの原油流出量は約78万キロリットル(490万バレル)である。被害規模は数百億USドルとされる。
【STORY】
トランスオーシャン社の電気技師マイクが愛する妻子とのしばしの別れを惜しみながら、メキシコ湾沖の石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンに赴いた。ところがマイクの上司で施設主任のジミーと、雇い主であるBP社の管理職社員ヴィドリンが激しく対立。ヴィドリンは工期の遅れを取り戻すため、重要な安全確認テストの省略をもくろんでいた。ヴィドリンが強硬に押しきる形で掘削作業の最終段階を迎えるが、その夜、大量の原油が漏れ出す緊急事態が発生。ついには施設全体に噴出したガスや油がエンジン室に引火し、取り返しのつかない大爆発が起こってしまう。瓦礫の山から這い出したマイクは、重傷を負って身動きがとれない仲間たちを必死に救おうとするが、すでに無残に崩れゆくディープウォーター・ホライゾンの周りには火の海が広がっていた……。
監督:ピーター・バーグ(『ローン・サバイバー』『ハンコック』『バトルシップ』)
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA 2016年アメリカ映画/107分/G クレジット:© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:http://burningocean.jp
2017年4月21日(金)、全国ロードショー