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『トゥモロー・モーニング』望海風斗のトークイベント

『トゥモロー・モーニング』12月17日望海風斗さんトークイベントオフィシャル写真1

ロンドン発、感動のミュージカル映画『トゥモロー・モーニング』の公開とYEBISU GARDEN CINEMAの再オープンを記念し、本日12月17日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAにて、元宝塚歌劇団雪組トップスター望海風斗のトークイベントが開催された。

12/16(金)から公開された映画『トゥモロー・モーニング』は、ロンドンを舞台に、〝結婚前夜″&〝離婚前夜″の男女に訪れた<出会い>の奇跡を描く。
映画・舞台の『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、「アナと雪の女王」エルサ役など、有名ミュージカルのヒロインを多数演じ、世界を魅了するサマンサ・バークスと、ミュージカル「オペラ座の怪人」で史上最年少の28歳で主役のファントム役に大抜擢され、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役でブロードウェイ・デビューを果たし、数々の賞を受賞してきたラミン・カリムルーという世界最高峰のミュージカル・スターが映画初共演。日本にもファンが多い多い二人が映画でお見えする。

『トゥモロー・モーニング』12月17日望海風斗さんトークイベントオフィシャル写真3

ミュージカルファンなら見逃せない映画、「トゥモロー・モーニング」公開記念スペシャルトークショーのゲストは元宝塚歌劇団雪組トップスターで、第30回読売演劇大賞女優賞トップ5にノミネートされた望海風斗。
ラミン・カリムルーの大ファンという望海は、いち早く試写会で「トゥモロー・モーニング」を鑑賞。MCの溝渕俊介と共に行われた望海のラミン愛溢れるトークショーの様子をお届けする。

――映画「トゥモロー・モーニング」のご感想は?
望海 率直な感想として、私の大好きなラミン・カリムルーさんが、舞台と違ってよりリアルで等身大のお芝居をされていたことに驚きました。仕事で行き詰まったり、妻とうまく行かなかったり、あまりにも自然体でなかなか受け入れられず、いや、これは役だから…と思いながら見ました(笑)。でも子供に接するラミンさんがとても優しくて、普段のお父さんの一面が垣間見えるようでホッとしました。これは何回か繰り返して見ないと!って思いました。

――望海さんといえば宝塚時代から歌が素晴らしいことで有名です。この映画の歌と音楽はいかがでしたか。
望海 どれも素敵な曲ばかり。私は舞台を見たことがなくて、先にサウンドトラックを繰り返し聴いて臨んだのですが、曲を聴いただけでは想像がつかないシーンで使われたりしていました。明るい曲でも、実はすごく気まずいシーンで歌われていたり。驚きが多かったです。

――印象に残っているナンバーはありますか。
望海 一番最初の曲〈EVERYTHING CHANGES〉。第一声で涙が出てきて、やはりラミンさんの歌声の素晴らしさが響きます。また映画館の音響の良さも相まってスーッと入ってくるので、自分一人に歌ってくれているように感じて幸せでした。後半に息子を思って歌う〈LOOK WHAT WE MADE〉はサマンサ・バークスさんとのハーモニーがとても美しくて素敵でした。

――昨年はご自身のコンサート『SPERO』にてラミンさんと初共演。いかがでしたか。
ジェントルマンで本当に素晴らしい方でした。私だけじゃなく、私のファンの人が喜んでくれるかどうかをすごく気にしてくださって。歌唱が素晴らしいことはもちろん、今何をすべきかをものすごく考えて行動なさっていました。大スターさんなのに、バンドさんとか周りのスタッフさん、キャストさんにも常に気を配ってくださる。その人間性に触れて、さらにファンになりました。『エリザベート』の〈闇に広がる〉を一緒歌った際は、歌い出した途端とんでもない闇が広がった感じ(笑)。ものすごい力で私をひっぱり、普段の私にはない力を引き出してくださいました。また『CHESS』の〈ANTHEM〉では、ラミンさんの出演経験をもとに、曲の背景や込められる思いをご説明いただいて、癒しのひとときが表せたと思います。

――バリバリの男役でいらした望海さん、ラミンさんは男役のヒントにもなりましたか。
はい。初めてラミンさんを見たのが、『オペラ座の怪人 25周年記念公演in ロンドン』の映像でした。そこで歌唱力と、指先まで行き渡った繊細なお芝居に感銘を受けて、それからラミンさんだったらどうするだろう?と考えるようになりました。ラミンさんのロングトーンを聴きながらいつも練習していましたね。

――もしラミンさんと共演するとしたら、どんな作品をやりたいですか。
ええ?どうしよう〜(悩)。そういえばラミンさんのコメディを見たことがないので、ハッピーなものをやりたいですね。

――ではブロードウェイでぜひ!
ブ、ブ、ブロードウェイ?!はい、夢は大きく!(笑)。

――最後に改めて、「トゥモロー・モーニング」の魅力を教えてください。
まずラミンさん、サマンサさん、その他のキャストの方々も皆さん素晴らしいです。そして、ストーリーとしては、隣にいる人、家族や知人のありがたさに触れるきっかけになりました。人生には人との関係がうまく行かないことも多々あるけれども、私も近くにいる人を大切にしようと改めて感じました。ミュージカルでは歌と音楽を通して、見る人演じる人どちらも心を開いてつながることができます。ぜひ、このミュージカル映画を劇場でご体験いただきたいです。

日本でのサマンサ・バークス、ラミン・カリムルーの歌声はこちら
ミュージカル『チェス』公開稽古2020/1/16
Ramin Karimloo Samantha Barks Luke Walsh 佐藤隆紀(LE VELVETS)

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映画『トゥモロー・モーニング』12/16(金)公開
監督:ニック・ウィンストン  脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス
出演:サマンサ・バークス、ラミン・カリムルー、ジョーン・コリンズ、ハリエット・ソープ、フラー・イースト、ジョージ・マグワイア
原題:Tomorrow Morning/2022年/イギリス/英語/2:1/5.1ch/110分/日本語字幕:石田泰子/後援:ブリティッシュ・カウンシル/配給:セテラ・インターナショナル©Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan
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