Open Close

GENERATIONS白濱亜嵐「GENERATIONS主演で舞台挨拶する日がくるなんて!」メンバー全員参加の作品に感無量! 映画『昨日より赤く明日より青く』のプレミア上映会&Special Live

DSC_8570

映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』のプレミア上映会&Special Liveが11月18日、東京・中野サンプラザにて開催され、GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太)をはじめ、各作品の主題歌を担当したKAZUKI(DOBERMAN INFINITY)、伶、DEEP SQUAD、iScreamが登壇した。

EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクトの第4弾 『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』。本作は、短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、GENERATIONSのメンバーが主演、主題歌を担当し全員が参加。SABU、新城毅彦、山下敦弘、森義隆、真利子哲也、久保茂昭ら、数々の名作を世に送り出してきた監督たちがGENERATIONSの“今”を切り取った。今日という一瞬一瞬を重ね、明日へと歩みを進める我々には、いつもそっと寄り添ってくれる歌がある。こんな時だからこそ、と映画と音楽の力に込められたメッセージが織りなす珠玉の短編集となっている。

Special Liveの興奮が冷めやらぬ中、MCを務める別所の声かけにより、舞台いっぱいに各メンバーが勢揃いした。

DSC_8539

DSC_8590

「BLUE BIRD」主演の佐野は「SABU監督と組んで撮影させてもらいました。KAZUKIさんが素敵な歌を届けてくださり、骨太な作品が出来上がりました」と笑顔で挨拶。「僕自身SABU監督のファンで、限られた時間での撮影でしたが、ロケーション、役者を活かす映像に仕上げてくださいました」と満足気。

髪をブルーに染めて挑戦した本作。「“パンクは若者の主張”ということに重きを置いていると思います」と説明し、「兄弟愛や、一番近くにいる大切なものを失う様が描かれる中で、拳銃が登場するシーンでのやりとりなど、SABU監督らしい狂気とユーモラスの混ざった感じが落とし込まれていて、演じていてすごく楽しかったです」と作品の魅力を語る。
共演の弟役・醍醐虎汰朗について「無邪気でいろいろと話しかけてくれました。撮影現場では元気をもらっていました」と振り返り、「寒すぎて、マジで死ぬかと思いました」とロケでの撮影を回顧。

DSC_8493

主題歌を担当したKAZUKIは、「素敵な作品に携わることができて光栄でした」と喜びを口にし、「最初に歌詞を見たとき、男女の関係を描いた曲だと思って、恋愛の切ない別れがテーマだと思っていました。ところが映像を見たら、もっと大きな別れ、悲しみが描かれていました。その中に希望もあり、心がすごく動かされました」と吐露。また、この日の歌唱についても触れ「普段は楽曲に自分の思いを落とし込んでパフォーマンスするのですが、今回は自分が主人公ではないので、小説の読み手になった気分で歌わせていただきました」と楽曲と向き合った様子。

DSC_8507

DSC_8592

「言えない二人」主演の白濱は「GENERATIONS主演で舞台挨拶する日がくるなんて想像してなかった」としみじみ。「自分が出演する以外の作品の台本も読んでいました。オムニバスですが、1本の映画を作るような気持ちでいました」と微笑み、中でも中務の演技に感銘を受けたようで「料理人のハマり具合も凄かった」と太鼓判を押した。

自身の出演する作品については「誰もが経験する甘酸っぱいストーリーになっています」とアピール。「今までは派手な役柄を演じることが多かったですが、勢いだけのお芝居ではなく、繊細なお芝居にチャレンジしたいと思っていたタイミングでこの作品のお話をいただきました。役者として違う一面を見せたいという気持ちと重なり、すごくいいきっかけになったと思います」とし、「劇中で坂井真紀さんが『(恋人は)好きなものが一緒のほうがいいのか、嫌いなものが一緒のほうがいいのか』と話すシーンがあるのですが、僕の中でまだ答えが見つかっていません。すごくメッセージ性のある恋愛映画になりました」と本作との出会いを喜ぶ。

DSC_8574-(2)

主題歌を担当したのは、DEEP SQUAD。TAKAは、「主題歌という大役をいただいたことを光栄に思うとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。作品に込めた想いがたくさんの方に届けばいいなと思っています」とコメント。宇原は「作品を通してDEEPとはどんなグループなのか知ってほしいという気持ちで向き合いました。個性が重なって生まれるハーモニーの “らしさ”の出た良い楽曲になりました」と自信。続けて「恋愛の切なさ、もどかしさが詰まっている作品。ラストの後にどうなったのかも気になって魅了されました」と感想も。

DSC_8593

DSC_8609

「水のない海」主演の小森は「主演と紹介されて、今、改めてすごく緊張しています」と緊張の面持ち。普段の自分とは対照的な役を演じたことに、「久保監督から“今までの隼が出したことがない表情を撮りたい。普段と真逆の表現をして”というリクエストを受けました。ナチュラルに演じることができました」とし、恋のナビゲートをしてくれるAIについて「あり得る話」とリアル感ある作品であることを説明。AIと中国語を話す女性との共演で「撮影中まともな会話をしていないです・・・」と苦笑いしていた。

DSC_8554

主題歌を務めたのは今年6月にデビューしたばかりのiScream。RUIは「事務所の先輩方、そして、みなさんの前で歌唱できたことを光栄に思います」と挨拶。映画の主題歌は夢だったと言い「歌詞の中に背中を押してくれるような表現があります。気持ちを込めて歌わせていただきました」とコメントすると、思わず小森が「高校生なのに、僕よりしっかりしてる・・・」と感心する一幕も。

DSC_8510

DSC_8529

「怪談 満月蛤坂」主演を務めた中務は「(僕の)人生で、主演で舞台挨拶やるとは思ってなかったです」と新たな挑戦に胸を張る。初めての料理人役に「料理指導をしていただき、包丁さばきを教えていただきました。撮影場所が料亭だったので、撮影中もそこの料理長からご指導していただきました」と振り、「実は父も祖父も料理人でした」と明かし、「自分の中の料理人の血が騒ぎ出した気分です」と新たな才能を発見。MCから「LDHにお店でも出してもらおうとしているの?」とツッコミが入る一幕も。劇中では妊婦役にも挑戦したが「僕が妊娠するので合ってますか?」と何度も確認したという中務。妊婦体験をして「妊婦さんに優しくしようという気持ちになりました」とニッコリ。初のラブシーンも「本当に僕がやるんですか?と何度も聞きました」と言って会場を沸かしていた。

DSC_8488

主題歌担当の伶は「映画のなかで、(楽曲が)作品のいいアクセントになっています」と自信を覗かせる。「最初は怪談話?と興味をそそられました。時を超えた愛、とても深い愛を描いていて、ショートフィルムだけど見どころがぎゅっと詰まっている作品。より演じる女性の心に寄り添いながら、歌詞を深く感じながらパフォーマンスできたと思います」と充実感を滲ませた。

DSC_8586

DSC_8542

「COYOTE」で主演・主題歌を担当した片寄は満席の会場を見渡し笑顔を見せる。劇中で見せる英語のセリフについて「発音だけでなく、細かいニュアンスまで指導していただき練習しました。新型コロナ禍の時間を(映画作品として)形に残すことができました」と充実感を滲ませつつ、「予想もしなかったすれ違いが起きたという人たちが実際にいたのかなと、今でも思っています。航空会社に怒鳴りながら問い合わせをするシーンでは、その場の現場で『憤ってください』と言われて演じました。僕が演じたのは自己中心的でいい男とは言えないタイプのキャラクターですが、あのような状況に置かれたときに、どう行動するのかを想像しながら観てほしいです」と語りかけた。

自身が主題歌も務めているが、「俳優の斎藤工さんが歌っていた楽曲をカバーしています。今日のようなイベントで歌うのはすごく不思議な感覚です。映画を最後まで観てから、演じていたときの感情を思い出して、いっぱいいっぱいになっていて。ちょっと泣きそうでした。いつもと全然違う、経験したことのない感覚でした。今、みなさんの顔を改めて見て感じるのは、少しでも楽曲を通して愛される作品になればいいなということです」と、この日のパフォーマンスを振り返り素直な想いを伝えた。

DSC_8547

DSC_8475

「真夜中のひとりたち」主演の関口は「いつものキャラを削ぎ落として、挑んだ役です」と胸を張り、「演じるにあたり、小竹さんに相談したところ、“狙わないで、普通の人をやって”と言われ、とにかく普通に、盛らないことを意識しました」と述べ、「果たしてリクエスト通りにできたか不安でしたが、作品を観た方たちから褒めてもらうことが多いので、あれで良かったんだとホッとしています」と安堵の顔を見せた。さらに「辛いことを乗り越えるコツは?」と問われると「笑うこと」と即答。「「前に進むためには笑顔ってとても大切だと思います。僕は“楽しいから笑うではなく、笑うから楽しい”という言葉が好きなんです。笑っているといろいろな人が寄ってきてくれる、福を持ってきてくれます」と持論を展開。「普段から、悩んでしまったら、“ま、いっか”と、笑顔になることを心がけています」と爽やかな笑顔を見せた。

DSC_8583

DSC_8532

主題歌担当の数原は会場を見渡しながら「今日は、僕1人のためにこんなにたくさんの方に集まっていただきありがとうございます!」とファンたちに声をかけ会場の笑いを誘う。
関口の演技について、数原のお気に入りは「指輪を投げるシーン」だという。「メンディーくんは野球部出身なので、投げ方がすごくいい。ストレートなのか、変化球なのか教えてほしい」と質問を投げかけると「真っ直ぐストレートです(笑)」と答えた関口だった。

GENERATIONSが歌う主題歌も含めたアルバムも発売される。「このプロジェクトだからこそ生まれた楽曲たちです。豪華で、自分たち自身も楽しくなる楽曲から、作品、そして僕たちが伝えたいことを感じ取ってもらえたらうれしいです」とPRした。

DSC_8571

昨日より赤く明日より青く_本ポスター

【イントロダクション】
詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクトの第4弾。今回は6篇全てにGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが参加。SABU「BLUE BIRD」はドジな兄と陽気な弟とのかけがえのない絆を、新城毅彦「真夜中のひとりたち」はそれぞれ大切な人を喪失した男女が歩く東京の一夜を、山下敦弘「言えない二人」は幼馴染に想いを伝えられない男のもどかしい気持ちを、森義隆「怪談 満月蛤坂」は美しい女の幽霊に愛された料理人の怪異を、真利子哲也「COYOTE」は新型コロナ禍で急変する世界を、久保茂昭「水のない海」は他人との関わりを避けてきた青年と中国人留学生との出会いを、監督それぞれの個性あふれる物語が展開する。

<作品別クレジット>
●「BLUE BIRD」
監督:SABU  出演:佐野玲於、醍醐虎汰朗  主題歌:「あおいとり」 KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)
●「真夜中のひとりたち」
監督:新城毅彦  出演:関口メンディー、阿部純子、村上淳
主題歌:「笑うしかないトラジディー」 数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
●「言えない二人」
監督:山下敦弘  出演:白濱亜嵐、門脇麦、坂井真紀  主題歌:「そんなことキミに言えない」 DEEP SQUAD
●「怪談 満月蛤坂」
監督:森義隆   出演:中務裕太、山田真歩、久保井研、筒井真理子  主題歌:「散る散る満ちる」 伶
●「COYOTE」
監督:真利子哲也  出演:片寄涼太、ステファニー・パーク、藤井武美、板倉武志
主題歌:「サクライロ」 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
●「水のない海」
監督:久保茂昭  出演:小森隼、ルナ、聡太郎  主題歌:「愛だけは・・・」  iScream

エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
企画製作 LDH JAPAN
制作:パシフィックボイス
配給:LDH PICTURES
©2021 CINEMA FIGHTERS project
公式HP:www.akakuaoku.toeiad.co.jp
Twitter:@cinema_fighters
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCsht3aMCewt7lmsDka-3AnA

2021年11月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!