伝説のギャグ漫画、まさかの実写映画化!
主演:松山ケンイチ×監督:山口雄大
原作:漫☆画太郎「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(集英社刊)
漫☆画太郎ファンの松山ケンイチ、
「山口雄大監督と一緒に面白い世界に行ってみたいと思いました」
1990年より週刊少年ジャンプにて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」が、まさかの実写映画化!映画『珍遊記』は、2月27日(土)より新宿バルト9他にて全国ロードショー。
2月18日、公開に先駆け新宿バルト9にて完成披露上映会を行なわれ、舞台挨拶に松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、山口雄大(監督)、おおかわら(脚本)が登壇した。
MCを務めるのは、本作で脚本を担当したお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわらさん。その呼びかけで松山ケンイチさん、倉科カナさん、溝端淳平さん、山口雄大監督が登壇!と思ったら・・・おおかわらさんが舞台袖にいるある人物に呼びかけ。それは、なんとお笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さんで、なぜか舞台上に登場。本作に出演する鬼ヶ島のアイアム野田さんも加わり、にぎやかにスタート!
松山さんは、「みなさま、こんにちは。一般のお客さんに見て頂く第一回目の会に足を運んで頂きどうもありがとうございます。短い間ですがどうぞ宜しく御願い致します」と挨拶。
倉科さんは、「皆さん、今日は足を運んで頂きありがとうございます。ぜひお楽しみください」と挨拶。
溝端さんは、「今日はこんなに沢山の方に来て頂きありがとうございます。沢山笑って頂ける映画だと思います。こういう舞台挨拶は僕もすごく緊張するし、今日は友達(冗談・鈴木拓)が来てくれているので心強いです。宜しく御願いします」と挨拶。
山口監督は、「こんなに沢山の方に来て頂いてありがとうございます。今回また、漫☆画太郎先生の原作を映画化することになり、悩んで悩んでどうしようかと思っていました。結果、こんなにスターの方に出て頂けてすごく嬉しく思います。凄く楽しんで頂ける作品になっておりますので、1時間半観て全く何も残らない映画なので(笑)是非楽しんで観て行ってください」と挨拶。重ねておおかわらさんも、「ビール片手に観て欲しいですよね」と作品の気軽さをアピールした。
続いて、質問コーナーへ。松山さんはオファーがきた時の感想について、「もともと原作のファンだったんですけど、映画として成立するか全く想像がつかなくて・・・でも、画太郎さんのファンですし、山口監督とは以前一度短編『ユメ十夜』(※漫☆画太郎先生が脚本を担当)でご一緒した事がありましたが、今回長編は初めてで、監督と一緒に面白い世界に行ってみたいなと思って。今回のこの作品はベストだと思ってやりたいと思いました」と、山口監督との再タッグが大きな決めてになったことを明かす。倉科さんは、本作で演じる坊主・玄奘として発する過激なセリフの数々や、チャレンジしたことについて聞かれ、「松山さんと対極でいるっていう事を心がけていました。お話しがきた時、脚本が面白くて監督とキャストの皆さんとお仕事したくて、ただただそういう想いで出演することにしたら皆さんに大丈夫?って聞かれて(笑) 撮影終わってから自分でもすごくびっくりしています。その時はなんとも感じなかったんです」と周りの反響がすごかったことを明かす。
映画オリジナルキャラクターの龍翔を演じたことについて聞かれた溝端さんは、「自由に山口監督に甘えて、とことんクズの役だったんですが、やり甲斐があって凄く楽しかったです。本当に楽しくてやりきった感じです」と振り返る。
原作を実写映画化した理由について山口監督は、「漫☆画太郎作品は、以前も『地獄甲子園』や『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』などもやらせてもらった事がありましたが、「珍遊記」はその中でも一番最難関の作品だったと思っていたので避けていたんです。プロデューサーの方から話しがあってやる事になりました。でも、すごく難しかった・・・」と振り返る。
おおかわらさんは、「最後の闘いのシーンで池の近くで撮影しているシーンがあるんです。そこにカエルがいっぱいいたんですけど、他の人が演じている時は静かなのに、なぜか松山さんが演技始めるとカエルが鳴き始めて、小石とか投げて静かにするって事がありましたね」、続けてさらに、「韓国の撮影で倉科さんが現場にいた犬を見て“私、犬好きなんです。どんな犬でも仲良くなれるんです”って言っていたら、そこにいた犬がすごい勢いで吠えてましたね(笑)」と、メインキャスト2人がなぜか生き物に鳴かれてばかりの珍妙な撮影現場だった裏話を披露してくれた。
映画をこれから観る観客に向けておススメポイントとして山口監督は、「今まで見た事のない3人が見れる作品になっているかと思います。映画の写真なども出てきているかと思いますが、あれ以上の事が映画の中では起こっていますし、全くとんでもない事になっているのと、エンドクレジットの後もあるのでそこも見て欲しいです」と映画への期待の高まるコメントを寄せてくれた。
溝端さんは、「1人2役やっているところもありますから、楽しんでください」とアピール。
最後に、それぞれが挨拶。
溝端「本当に純粋に笑える作品になっていますので。みんなで大笑いしながら楽しんで行ってください」
倉科「何も考えず大笑いして楽しんでください」
松山「今日はありがとうございました。この作品は何とな~く下ネタとかありますが、映倫の指定がついていないので3歳ぐらいから見られると思います。今日観て楽しかったら、公開の時に一緒にお子さんとかカップルとか巻き込んで見て頂いてもいいかと思います。今日はありがとうございました。」
山口監督「ファミリームービーとしても観られるように作りました。汚いとか下品とかいう要素もありますが、そういうの色々な人が楽しめるように作ったので告知してくれたら嬉しいです。ありがとうございました!」
<STORY>
天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に・・・果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか?(いや、出来ない!)
出演:松山ケンイチ 倉科カナ 溝端淳平 田山涼成 笹野高史 温水洋一 ピエール瀧
監督・編集:山口雄大
原作:漫☆画太郎「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(集英社刊)
脚本:おおかわら/松原 秀
企画・総合プロデューサー:紙谷 零
音楽:森野宣彦
オープニング曲(主題歌):RIP SLYME「Take It Easy」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
エンディング曲:RIP SLYME「Drop!」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
バトルソング:マキシマム ザ ホルモン「アバラ・ボブ<アバラ・カプセル・マーケッボブ>」/「ジョニー鉄パイプⅢ」(VAP)
制作プロダクション:DLE
配給:東映
製作:「珍遊記」製作委員会(DLE/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ/東映/木下グループ/SDP/東映ビデオ)
ⓒ漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
公式サイト:http://chinyuuki.com/
2月27日(土)より、新宿バルト9他にて全国ロードショー!