ウォルト・ディズニーが送る実写映画『シンデレラ』の日本語吹き替え版声優を務めるシンデレラ役の高畑充希と王子役の城田優が3月24日、東京・銀座松竹スクエアにて、日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet version)」を初めて生披露し、会場に集まった報道陣とファンを酔わせた。
本作は、「本当の魔法は、あなたの勇気」─ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれている。
シンデレラが靴を落としてしまう階段を彷彿させる大階段に引かれたレッドカーペットの真ん中にはガラスの靴が。城田のエスコートでシンデレラと王子の衣装をまとった二人が登場すると、会場からは思わずため息がこぼれた。
ディズニーアニメーション『シンデレラ』の名曲「夢はひそかに」を世界で唯一デュエットソングとして歌うことについて高畑は、「単純にうれしかったです。歌えることもそうですが、デュエットできるのが日本だけという例外を認めてもらえた事も嬉しかったです」とコメント。そして「いつもは客席から舞台の上の城田さんを拝見していたので、一緒に歌えることができて嬉しかったです」と感激もひとしお。
一方の城田は「オリジナルは一人なので、お邪魔しますという感じですが・・・」と照れ笑いを見せるも、「一人では聞えないハーモニーを聴いていただければ嬉しいです。僕も高畑さんと一緒に歌えて光栄です」と高畑とのデュエットを喜んでいた。
初めて二人で歌ったのは、レコーディングスタジオとのこと。「二人でハモるところは目を見合わせようとお願いしたんですが、いざとなると想像以上に恥ずかしくて・・・」と照れる高畑。それでも城田は「シンデレラと王子として気持ちがスっと入りました。城田優ではなく、王子様の気持ちで歌っています」と胸を張る。
「夢はひそかに」の歌詞には多くのメッセージが含まれているが、高畑は“同じ瞳もつあなたを夢みる”という部分に「シンデレラと王子のピュアで真っ直ぐな瞳がお互いを見つめているところが浮かんで印象的」と明かすと、 城田は「“いつか必ず出会う私の光”という歌詞が好きです。シンデレラが苦しみ悲しい思いをしてやっと王子様と出会うように、僕自身も“光”を探しています。暗闇を抜け出して一筋の光を見つけるんだというポジティブな気持ちを表していると思います」と熱く語った。
最後は、キーボードとチェロの生演奏をバックに生歌を披露。時おり互いに見つめ合い愛情たっぷりに熱唱し、会場を『シンデレラ』の世界へいざなった。二人の美しい歌声に大きな拍手が送られると、高畑は「尋常じゃないほど緊張しました」。城田も「緊張したけれど、生の演奏で気持ちよく歌うことができました」と満面の笑みを浮かべた。
『シンデレラ』
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケイト・ブランシェット/リリー・ジェームズ/ヘレナ・ボナム=カーターほか
日本語吹替版声優:高畑充希(シンデレラ)、城田優(王子)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html
★シンデレラ オリジナル・サウンドトラックは、2015年4月22日に発売!
4月25日(土)ロードショー!